1. 概要

ネルフタリ・O・ソト(Neftalí O. Soto英語、1989年2月28日 - )は、プエルトリコのマナティ出身のプロ野球選手(内野手、外野手)である。右投右打で、現在はNPBの千葉ロッテマリーンズに所属している。ソトは、MLBのシンシナティ・レッズにドラフト指名されてプロのキャリアをスタートさせ、傘下のマイナーリーグで着実に実績を積んだ。その後、シカゴ・ホワイトソックスおよびワシントン・ナショナルズの傘下チームでもプレーし、高い打撃能力を示した。
2017年にはNPBの横浜DeNAベイスターズと契約し、日本でのプレーを開始。2018年にはセ・リーグ本塁打王を獲得し、翌2019年には2年連続の本塁打王と初の打点王の二冠を達成した。その長打力と勝負強い打撃でチームのクリーンアップを担い、ファンから絶大な支持を得た。また、日本プロ野球において外国人選手としては81人目となる本塁打通算100本塁打や、ベイスターズの外国人選手史上4位となる通算150本塁打などの節目となる記録も樹立した。2023年シーズン終了後にはフリーエージェントとなり、2024年からは千葉ロッテマリーンズに移籍し、引き続き日本での活躍を続けている。ソトは、その優れた打撃能力だけでなく、研究熱心で、チームメイトやファンとの良好な関係を築く真摯な姿勢でも知られている。
2. 幼少期
ネルフタリ・ソトは1989年2月28日にプエルトリコのマナティで生まれた。彼はColegio Marista High Schoolを卒業している。
3. プロ経歴
ネルフタリ・ソトのプロ野球選手としての経歴は、メジャーリーグベースボール(MLB)の傘下での活動から始まり、その後、日本プロ野球(NPB)で顕著な成功を収めた。
3.1. メジャーリーグベースボール (MLB) 傘下時代
ソトのメジャーリーグベースボール(MLB)傘下でのキャリアは、シンシナティ・レッズでのドラフト指名から始まり、シカゴ・ホワイトソックス、ワシントン・ナショナルズの傘下チームを経て、着実に経験を積んだ。
3.1.1. シンシナティ・レッズ時代
2007年のMLBドラフトで、シンシナティ・レッズから補足3巡目(全体109位)で指名され、プロ入りした。契約後、ルーキー級のガルフ・コーストリーグ・レッズでプロデビューし、40試合で打率.303、2本塁打、28打点、2盗塁の成績を残した。
2008年にはルーキー級のビリングス・マスタングスで打率.388を記録し、その活躍が評価されA級のデイトン・ドラゴンズに昇格。両チーム合わせて67試合に出場し、打率.340、11本塁打、47打点、2盗塁とキャリアの初期から長打力を示した。
2009年にはA+級のサラソタ・レッズでフルシーズンをプレーし、131試合に出場して打率.248、11本塁打、57打点、1盗塁を記録した。2010年にはA+級のリンチバーグ・ヒルキャッツで134試合に出場し、打率.268、21本塁打、73打点とさらに成績を向上させた。
2011年にはAA級のカロライナ・マドキャッツとAAA級のルイビル・バッツでプレー。両チーム合わせて106試合に出場し、打率.278、31本塁打、80打点、1盗塁という素晴らしい成績を残した。特に、カロライナではサザンリーグの週間最優秀選手に2度選出された。この年の打撃成績、特に長打率.576が評価され、2011年11月18日にはレッズの40人枠に登録された。
2012年はAAA級ルイビルで122試合に出場し、打率.245、14本塁打、59打点、2盗塁を記録した。
2013年5月18日にメジャーリーグに初昇格を果たし、同日のフィラデルフィア・フィリーズ戦でメジャーデビューしたが、13試合に出場して12打数無安打に終わった。
2014年には開幕からレッズのメジャーロースター入りを果たし、4月7日のセントルイス・カージナルス戦ではトレバー・ローゼンタールからの犠牲フライで打点プロ入り初打点を記録。4月14日にはピッツバーグ・パイレーツのワンディ・ロドリゲスから安打メジャー初安打となる二塁打を放った。この年は21試合に出場し、打率.100、1打点の成績だった。同年10月28日には40人枠から外れ、11月3日にFAとなった後、12月8日にマイナーリーグ契約でレッズと再契約した。
3.1.2. シカゴ・ホワイトソックス傘下時代
2015年3月23日、金銭トレードでシカゴ・ホワイトソックスに移籍した。傘下のAAA級シャーロット・ナイツでプレーし、53試合に出場して打率.246、2本塁打、24打点を記録。同年11月6日にFAとなった。
3.1.3. ワシントン・ナショナルズ傘下時代
2016年2月8日、ワシントン・ナショナルズとマイナーリーグ契約を結んだ。同年は傘下のAA級ハリスバーグ・セネターズとAAA級シラキュース・チーフスでプレーし、両チーム合計で122試合に出場して打率.274、10本塁打、62打点、2盗塁を記録した。
2017年も前年と同じくAA級ハリスバーグとAAA級シラキュースでプレーし、両チーム合計で135試合に出場して打率.311、24本塁打、82打点という好成績を残した。この活躍により、2017年のスプリングトレーニングにはノンロースター選手として招待されたが、メジャーロースターには選ばれなかった。シーズン終了後の11月6日にFAとなった。ナショナルズとの契約期間中の10月31日から11月1日には、日本国内で横浜DeNAベイスターズの入団テストに参加した。
3.2. 日本プロ野球 (NPB) 経歴
メジャーリーグ傘下での実績を経て、ネルフタリ・ソトは日本プロ野球(NPB)へと活躍の場を移し、その長打力でチームに大きく貢献した。
3.2.1. 横浜DeNAベイスターズ時代

2017年11月10日、横浜DeNAベイスターズへの入団が発表された。背番号は99、登録名はソトを使用。契約は1年契約で、前述の入団テストの結果を踏まえたものだった。DeNAには、前年日本シリーズ進出に貢献したホセ・ロペスと3名の投手(ジョー・ウィーランド、スペンサー・パットン、エドウィン・エスコバー)が残留しており、さらにソトと同じ日に富山GRNサンダーバーズからエディソン・バリオスの獲得も発表された。そのため、ソトは一軍公式戦で同時に登録できる選手が4名に制限される外国人枠をめぐり、これら5選手との厳しい競争に挑むことになった。
2018年は、春季キャンプから本職の内野手に加え外野手の守備練習にも取り組み、キャンプ終了後には当時のアレックス・ラミレス一軍監督から野手MVPに選出された。オープン戦での打棒も発揮し、一軍の開幕登録メンバーに名を連ねた。しかし、東京ヤクルトスワローズとの開幕戦(3月30日)の試合前練習中に右脹脛の違和感を訴え、出場を見送った後、翌3月31日付で出場選手登録を抹消された。抹消後は、外野手としてイースタン・リーグ公式戦6試合に出場すると、打率.450、3本塁打を記録。一軍打線の不振もあり、5月6日付でウィーランドに代わって再登録された。同日の読売ジャイアンツ戦(横浜スタジアム)にて「2番・右翼手」のスタメンとして一軍公式戦初出場を果たした。同試合では、1回裏無死一塁で迎えた初打席で野上亮磨からの適時二塁打によって初安打・初打点を記録。3回裏の第2打席では、野上から来日初本塁打を放つ。さらに、5月13日の対ヤクルト戦(横浜)まで、4試合連続で複数安打を記録した。DeNAの外国人選手が、一軍公式戦のデビューから4試合連続で複数安打を記録した事例は、1988年(横浜大洋ホエールズ時代)のジェームス・パチョレック以来30年ぶりである快挙を達成した。その後のセ・パ交流戦では、戦線離脱したロペスに代わり、クリーンアップの一角に抜擢されたが、序盤7試合は24打席連続無安打に陥った。6月7日、対埼玉西武ライオンズ戦(横浜)では自身初となる3番打者に起用され、7回裏の第4打席で満塁本塁打を放った。7月22日の対阪神タイガース戦(横浜)以降は、マイナーリーグ時代にはあまり経験のない二塁手でのスタメン起用が増加。9月・10月には3度のマルチ本塁打を含む14本塁打を記録するなど打撃が好調で、セ・リーグの月間MVPを受賞。9月には、翌2019年からの2年契約で球団と合意した。最終的に一軍公式戦全体では107試合の出場で、規定打席に到達し、打率.310、95打点という好成績を残した。本塁打は7月4日時点でリーグトップである筒香嘉智(当時19本)との差が12本あったが、8月以降21本を量産し、通算41本塁打でリーグ本塁打王のタイトルを獲得。セ・リーグ公式戦において、4月終了時点の本塁打数が0だった選手や、シーズン中に本塁打数がリーグトップから12本差付いていた選手が本塁打王を獲得した事例はいずれも史上初となった。また、内野手登録にもかかわらず出場試合の大半(76試合)で外野を守ったことから、セ・リーグ外野手部門に選出された。
2019年は、前年に叶わなかったレギュラーシーズン開幕戦をスタメン出場で果たした。4月28日の対巨人戦(東京ドーム)にてNPB一軍公式戦通算50本塁打を記録。達成に要した出場試合数は130試合。右打者としてはNPB最速、左打者を含めてもラルフ・ブライアントの110試合に次ぐスピード記録であった。9月10日から横浜で催された同カード3連戦では、11日の第2戦で来日後初となる1試合3本塁打を記録。続く12日の第3戦第1打席でソロ本塁打を放ち、シーズンの本塁打数が40本に到達。DeNAの選手が入団1年目から2年連続シーズン40本塁打を記録した事例は、2003年・2004年(横浜ベイスターズ時代)に達成したタイロン・ウッズ以来2人目となった。レギュラーシーズンは、一軍公式戦141試合に出場。打率は.269と前年を下回ったものの、通算43本塁打で2年連続の本塁打王、108打点で初となる打点王のタイトルを獲得し、チームの2年ぶりクライマックスシリーズ進出へ大きく貢献。また、ロペスは31本塁打を記録し、DeNAおよび前身球団では初となる2人の外国人選手による2年連続シーズン30本塁打となった。さらに、巨人戦だけで13本塁打を放っており、セ・リーグ同カードにおけるシーズン最多本塁打のチーム個人記録を更新。前年同様に出場試合の大半(98試合)で右翼手を担ったことから、2年連続でセ・リーグ外野手部門に選出。この年で2年契約の1年目を満了し、シーズン終了後の11月18日には、翌2020年の契約合意が球団から発表された。
2020年は、レギュラーシーズン開幕を2番打者として迎えたが、開幕翌月の7月は月間打率は.219と打撃不振に陥る。同19日の対巨人戦(横浜)3回裏の第2打席では、いったん「本塁打」と判定された左翼ポール際への打球が巨人側からのリクエストによってファウルに覆ったものの、カウント1-1から再開された打席で左翼席にシーズン7号本塁打を放つという珍事も発生した。8月から調子を上げ、9月4日の対広島東洋カープ戦(マツダ)にて3年連続となるシーズン2桁本塁打を記録。9月19日の対巨人戦(横浜)3回裏の第2打席で、NPB一軍公式戦通算100本塁打を達成した。達成までに要した試合数は321試合、DeNAおよび前身球団の選手では史上最速、他球団選手を含めても史上6番目に速いペースだった。10月10日の対阪神戦(甲子園)では2打席連続で本塁打を放ったほか、1本目の本塁打で3年連続となるシーズン20本塁打を達成した。これは球団の外国人選手では、ジョン・シピン、カルロス・ポンセに次いで3人目となる快挙であった。同年は新型コロナウイルス感染拡大の影響でレギュラーシーズンの試合数が例年の143試合から120試合に減少しており、3年連続の40本塁打には及ばなかったが、チームトップの25本塁打を記録した。守備面では、タイラー・オースティン外野手の新入団やロペスの打撃不振などで、前年までとは一転して内野を守る機会が増加。66試合で一塁手、58試合で二塁手の守備に就き、外野手としての起用は20試合にとどまった。シーズン終了後の12月2日、球団を通し翌2021年からの新たなる3年契約締結が発表され、推定年俸は7.50 億 JPYと報じられた。
2021年は、新型コロナウイルス感染対策による入国制限の影響で来日が遅れ、開幕から2週間が経過した4月13日にタイラー・オースティンとともに一軍に昇格した。春季キャンプへ合流できなかったこともあり、4月の月間打率は.184と苦しんだが、5月からは復調し、前半戦を打率.262、15本塁打、40打点で折り返した。しかし後半戦は再び打撃不振に陥り、打率の急降下にともなって試合中盤での途中交代が増加した。最終的に123試合に出場し、打率.234、21本塁打、62打点といずれも来日後ワーストの成績に終わった。守備面では、ロペスの退団により一塁手に専念し、失策数は4つとこちらは来日以降最少数を記録した。
2022年は、オープン戦で右手首の張りを訴え開幕は出遅れるが、4月12日に一軍に復帰する。新型コロナウイルスで離脱した牧秀悟に代わり4番を任され、好調な打撃を見せると、4月16日のヤクルト戦(横浜)では2試合連続となる本塁打を放ち、チームの本拠地初勝利に貢献した。4月20日の対阪神戦(横浜)では両者無得点で迎えた延長10回無死無走者の打席で浜地真澄から自身3本目のサヨナラ本塁打を放った。5月18日の中日ドラゴンズ戦(バンテリンドーム)にて、球団の外国人選手では史上6人目となるNPB通算500本安打を達成。4月までは好調だった打率は5月に入り2割前半と打撃不振に陥り、2か月近く本塁打も出ていなかったが、休日返上で練習に取り組み、6月21日の巨人戦(東京ドーム)で5号本塁打を放つと徐々に復調していった。しかし7月21日、発熱の症状から新型コロナウイルス陽性と判定され離脱。8月9日に一軍復帰すると、同月12日のヤクルト戦(神宮)で10号の勝ち越し2点本塁打を放ち、5年連続の2桁本塁打を記録した。同年は試合後半の途中交代が増えたほか、細かな離脱もあり、来日5年目で初めて規定打席に到達せず、本塁打は17本にとどまったが、OPSは3年ぶりに.800を上回った。
2023年は、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のプエルトリコ代表に選出され、一塁手としてプレーした。シーズンでは開幕から打撃不振に苦しみ、スタメン落ちや二軍降格も経験。最終的に109試合の出場にとどまり、打率.234、14本塁打、長打率.415、OPS.731といずれも来日後ワーストの成績に終わった。シーズン終了後、自身のInstagramにて、交流戦中に負っていた左足の骨折を明かし、左足蹠側板の修復手術を受けることとなった。同年は3年契約の最終年であり、11月30日に自由契約となった。
3.2.2. 千葉ロッテマリーンズ時代
2023年12月14日、千葉ロッテマリーンズがソトの獲得を発表した。背番号はDeNA時代と同じく99を着用し、推定年俸は1.50 億 JPYと報じられた。
2024年は、前年に手術した足のけがの影響で春季キャンプは不参加となったが、オープン戦期間中の3月13日に一軍に合流し、入団会見を行った。開幕2戦目である3月30日の北海道日本ハムファイターズ戦(ZOZOマリン)にて、「3番・一塁」で先発出場し、3打点を挙げる活躍をし、チームのシーズン初勝利に貢献。4月3日の福岡ソフトバンクホークス戦(PayPayドーム)では、1点を追う6回に東浜巨からチーム第1号となる同点ソロ本塁打を放ち、新天地での初本塁打を記録した。
4. 選手としての特徴
ネルフタリ・ソトは、その優れた打撃能力と守備の多様性で知られている。
4.1. 打撃

ソトは右後ろに構えたバットを上下に揺らすコンパクトなフォームから、広角に強い打球を放つスラッガーである。初球から積極的に打ちに行くスタイルが特徴で、持ち前のパワーを活かして長打を量産する。DeNA入団1年目の2018年には、セ・リーグ公式戦143試合中107試合の出場ながら、本塁打41本と長打率.644でリーグ1位を記録した。シーズン中にマルチ本塁打を8度記録するなど、固め打ちが得意な打者として知られている。
4.2. 守備
ソトはプロ経歴を通じて様々な守備位置を経験している。DeNA入団から2020年までは主に二塁手や外野手として守備に就いていたが、2021年以降は一塁手としての起用が増えた。特に一塁手としての守備能力は高く評価されており、DELTAが算出するUZRでは、2022年において500イニング以上出場した一塁手としては両リーグトップの7.3を記録するなど、守備面でもチームに貢献している。
5. 人物
ネルフタリ・ソトは、野球に対する研究熱心な姿勢と、親しみやすい人柄で知られている。来日前に日本の野球について、プエルトリコ代表時代のチームメイトであり、2012年から4年間東京ヤクルトスワローズに在籍したオーランド・ロマンから情報を得るなど、環境への適応に努めた。
2019年(DeNA2年目)の春季キャンプ参加のため来日する直前(1月中旬)に、自身と同じプエルトリコ出身の女性と結婚した。母国で挙げた結婚式の直後には、自身のInstagramにてウェディングドレスに身をまとった妻とのキスシーンの画像を公開し、多くのファンから祝福を受けた。
また、2019年に千葉ロッテマリーンズに在籍していたケニス・バルガスとは遠縁の間柄にあたる。ソトの弟の妻がバルガスの妻の妹にあたるため、両者は親戚関係にある。バルガスはソトとほぼ同時期にロッテへ入団したが、NPBでは成績が振るわず1シーズン限りで退団した。その後、2024年に奇しくもソトがロッテに入団することとなり、野球界での不思議な縁を感じさせた。
ロッテ移籍後の2024年から使用されているソトの応援歌は、Jagwar Twinの楽曲『Happy Face』を原曲とする独特な曲調で、ファンの間では「ネフタリ教」と呼ばれ親しまれている。
6. 記録と表彰
ネルフタリ・ソトがプロ経歴中に達成した主要なタイトル、個人賞、および記録を以下に示す。
6.1. タイトルと表彰
- 本塁打王:2回(2018年、2019年)
- 打点王:1回(2019年)
- ベストナイン:2回(外野手部門:2018年、2019年)
- 月間MVP:1回(野手部門:2018年9・10月)
- 月間サヨナラ賞:1回(2019年9月)
6.2. 節目の記録その他
- 初出場・初先発出場:2018年5月6日、対読売ジャイアンツ8回戦(横浜スタジアム)、2番・右翼手で先発出場
- 初打席・初安打・初打点:同上、1回裏に野上亮磨から左越適時二塁打
- 初本塁打:同上、3回裏に野上亮磨から中越本塁打
- 100本塁打:2020年9月19日、対読売ジャイアンツ14回戦(横浜スタジアム)、3回裏に今村信貴から左越ソロ
- 史上297人目、球団史上最速記録(321試合目)
- 150本塁打:2023年5月17日、対広島東洋カープ8回戦(横浜スタジアム)、8回裏に九里亜蓮から左中間越ソロ
- 史上180人目、ベイスターズの外国人選手史上4位
6.2.1. 年度別打撃成績
年度 試合 打席 打数 得点 安打 二塁打 三塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 盗塁死 犠打 犠飛 四球 敬遠 死球 三振 併殺打 打率 出塁率 長打率 OPS 2013 CIN 13 13 12 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 6 1 .000 .077 .000 .077 2014 21 31 30 1 3 1 0 0 4 1 1 0 0 1 0 0 0 8 2 .100 .097 .133 .230 2018 DeNA 107 459 416 74 129 16 0 41 268 95 0 1 0 5 29 2 9 100 5 .310 .364 .644 1.008 2019 141 584 516 82 139 18 0 43 286 108 0 0 0 4 59 4 5 98 14 .269 .348 .554 .902 2020 114 480 428 59 108 18 0 25 201 78 0 0 0 5 44 0 3 103 12 .252 .323 .470 .793 2021 123 451 410 42 96 18 1 21 179 62 0 1 0 1 35 4 5 116 12 .234 .302 .437 .738 2022 117 412 368 35 98 25 0 17 174 49 0 0 0 1 38 2 5 103 11 .266 .342 .473 .815 2023 109 399 354 31 83 22 0 14 147 50 0 2 0 2 39 2 4 99 11 .234 .316 .415 .731 2024 ロッテ 132 542 491 43 132 22 2 21 221 88 0 0 0 4 42 2 5 136 19 .269 .330 .450 .780 MLB:2年 34 44 42 1 3 1 0 0 4 1 1 0 0 1 0 0 1 14 3 .071 .091 .095 .186 NPB:7年 843 3327 2983 366 785 139 3 182 1476 530 0 4 0 22 286 16 36 755 84 .263 .333 .495 .828 - 2024年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
6.2.2. 年度別守備成績
年度 球団 一塁(1B) 二塁(2B) 三塁(3B) 外野 試合 刺殺 補殺 失策 併殺 守備率 試合 刺殺 補殺 失策 併殺 守備率 試合 刺殺 補殺 失策 併殺 守備率 試合 刺殺 補殺 失策 併殺 守備率 2013 CIN 5 14 0 0 2 1.000 - - - 2014 7 20 1 0 0 1.000 - 2 1 1 0 0 1.000 - 2018 DeNA 33 163 15 2 14 .989 25 41 53 5 11 .949 - 76 101 2 1 0 .990 2019 - 55 89 128 4 30 .982 - 98 96 4 2 0 .980 2020 66 382 26 1 32 .998 58 91 141 4 29 .983 - 20 23 0 0 0 1.000 2021 114 833 65 4 85 .996 - - - 2022 103 717 81 4 47 .995 - - - 2023 103 737 72 3 66 .996 - - - 2024 ロッテ 90 688 61 3 53 .996 - - - MLB 12 34 1 0 2 1.000 - 2 1 1 0 0 1.000 - NPB 509 3520 320 17 297 .996 138 221 322 13 70 .977 - 194 220 6 3 0 .987 - 2024年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
7. 国際的な経歴
ネルフタリ・ソトは、プエルトリコ代表として国際大会に出場し、その能力を示した。
7.1. ワールド・ベースボール・クラシック
2023年の第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、プエルトリコ代表に選出され、一塁手としてプレーした。
7.1.1. WBCでの打撃成績
年度 | 代表 | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 塁打 | 打点 | 盗塁 | 盗塁死 | 犠飛 | 四球 | 敬遠 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 出塁率 | 長打率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2023 | プエルトリコ | 4 | 11 | 11 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | .091 | .091 | .091 |
8. 背番号
- 50(2013年 - 2014年)
- 99(2018年 - )
9. 登場曲
- 「Dios nunca falla」 - Madiel Lara(2018年 - )