1. 生い立ちと学歴
1.1. 高校時代
モリスはテキサス州ハンブルにあるハンブル高校に通った。高校卒業時にはどの球団からも指名を受けなかった。
1.2. 大学時代
その後、カンザス州立大学に進学し、2007年から2009年までの3年間、カンザス州立大学ワイルドキャッツでカレッジベースボールをプレーした。2009年にはビッグ12カンファレンスの最優秀投手に選出された。
2. プロ野球経歴
モリスは大学を卒業後、複数のMLB球団でプロとしてのキャリアを築き、最終的にメジャーリーグでの出場を果たした。
2.1. ドラフトとワシントン・ナショナルズ
2009年のMLBドラフトでワシントン・ナショナルズから4巡目で指名された。2009年と2010年にはナショナルズ傘下のガルフ・コースト・ナショナルズ、ヘイガーズタウン・サンズ、ポトマック・ナショナルズでプレーした。
2.2. シカゴ・カブス
2011年1月17日、モリスはマイケル・バージェス、グラハム・ヒックスと共にシカゴ・カブスへトレードされ、交換相手はトム・ゴルゼラニーであった。このトレード後、肘の負傷により手術を受け、2011年シーズンは全休した。2012年にはデイトナ・カブスで、2013年にはテネシー・スモーキーズでプレーした。
2.3. ピッツバーグ・パイレーツ
2013年のルール5ドラフトのマイナーリーグフェーズでピッツバーグ・パイレーツに指名された。2014年シーズンはGCLパイレーツ、ブラデントン・マローダーズ、アルトゥーナ・カーブ、インディアナポリス・インディアンズの4球団でプレーした。2015年シーズンはインディアナポリス・インディアンズで過ごした。
2.4. シンシナティ・レッズ
2015年12月27日、シンシナティ・レッズとマイナーリーグ契約を結んだ。2016年5月22日、初めて40人枠に登録され、メジャーリーグに昇格した。同年5月24日にメジャーデビューを果たした。レッズでは7試合に登板し、防御率6.30、9奪三振、投球回10イニングという成績を残した。6月16日には右肩の張りのため故障者リスト入りした。8月31日に故障者リストから復帰すると、40人枠から外され、AAA級のルイビル・バッツへ戦力外通告された。シーズン終了後の11月7日にはフリーエージェントを宣言した。
3. 国際大会経歴
2017年にはワールド・ベースボール・クラシックのイタリア野球代表の一員として出場した。