1. 概要
Rie fuは、本名の「りえ」と名字の頭文字「ふ」を組み合わせたアーティスト名で活動している。画家として活動する際は、本名の英語表記であるRie Funakoshiリエ・フナコシ英語名義を使用している。
彼女は音楽と芸術の両分野で活動しており、その作品には多文化的な視点が反映されている。特に、楽曲の歌詞は日本語と英語のバイリンガルであることが多く、英語の詩全体が含まれる曲もあれば、日本語で書かれた曲が後に英語バージョンとしてリリースされることもある。
幼少期をアメリカで過ごした経験が、彼女の音楽と芸術に大きな影響を与えている。初期はアコースティックなサウンドが特徴だったが、後に多様な音楽ジャンルを取り入れ、その表現の幅を広げている。
2. 生い立ちと背景
Rie fuは東京都で生まれた。彼女の個人的な背景と初期の経験は、その後の音楽および芸術活動に深く影響を与えている。
2.1. 幼少期と教育
1992年から1995年まで、家族と共にアメリカのメリーランド州で暮らした。この時期にピアノを始め、音楽的才能の芽生えを経験した。特に、シェリル・クロウやカーペンターズなどの1970年代のポップミュージシャン、キャロル・キング、ジョニ・ミッチェル、そして松任谷由実といったアーティストから大きな音楽的インスピレーションを受けたと語っている。
日本に帰国後、1995年から2003年まで青山学院で中等教育と高等教育を修了した。高校在学中の2002年にはギターを習得し、すぐに曲作りを始め、小さなテープレコーダーでデモテープを制作した。このデモテープをソニー・ミュージックエンタテインメントジャパンに送付したことが、彼女のデビューのきっかけとなった。
2.2. 芸術的才能の開花
音楽活動と並行して、彼女は芸術の分野でも才能を開花させた。ロンドン芸術大学のセントラル・セント・マーチンズで油絵を専攻し、2007年に卒業した。当初はファッションデザインやグラフィックデザインに興味を持っていたが、後に美術へと関心を移した。彼女の卒業制作は現地で高く評価され、買い取られたという。
卒業後は東京に拠点を移し、音楽活動と並行して画家としても定期的に個展を開催している。自身のアルバムやシングルのブックレットのデザインを自ら手掛けることも多く、そこに自身の絵画を掲載している。
3. 音楽キャリア
Rie fuは、シンガーソングライターとして日本国内と海外の両方で幅広い活動を展開している。
3.1. デビューと初期の成功
大学在学中の2004年3月、ロンドンで学んでいた時期にシングル「Rie who!?」でデビューした。リードトラックの「decay」は、全国のFM局で多数のパワープレイを獲得し、注目を集めた。同年9月には2枚目のシングル「Life Is Like a Boat」が、アニメ『BLEACH』の初代エンディングテーマに起用され、ロングヒットを記録し、広くその名が知られるようになった。
2005年1月には初のフルアルバム『Rie fu』をリリース。同年4月には3枚目のシングル「I Wanna Go To A Place...」がアニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の3代目エンディングテーマに抜擢され、オリコンチャートで自身最高の5位を記録した。この成功を受けて、彼女は『ミュージックステーション』に初出演を果たした。同年8月にはm-floのアルバム『BEAT SPACE NINE』に参加し、9月には初の全国ツアー「りえ風」を開催した。また、同年11月にはTBS系『News i』で「20歳の日本人女性シンガー、英で注目」と紹介された。
3.2. 日本国内での活動
2006年1月には、世界最大の音楽ビジネス国際見本市『MIDEM』に出演。同年3月には2枚目のフルアルバム『ROSE ALBUM』をリリースした。同年7月には、楽曲「Until I Say」が2005年のイギリス映画『ハイジ』の日本公開版主題歌として使用された。
2007年5月には「ツキアカリ」がアニメ『DARKER THAN BLACK -黒の契約者-』のエンディングテーマに起用された。同年7月に大学を卒業し、日本に帰国して本格的に活動を開始。11月には3枚目のフルアルバム『Tobira Album』をリリースした。
2008年1月には、楽曲「Home」が日本映画『子猫の涙』の主題歌としてシングルリリースされた。同年4月には、所属レーベルがソニーのPalm Beachからgr8! recordsへ移籍した。
2009年4月には4枚目のフルアルバム『URBAN ROMANTIC』をリリース。この時期には、ORANGE RANGEのリーダーであるNAOTOのソロプロジェクトであるdelofamiliaの2枚目のアルバム『eddy』に全曲ゲストボーカルとして参加し、バンドのツアーにもボーカルとして同行した。また、井上陽水のデビュー40周年記念ツアー「40th Special Thanks Tour」にもコーラスとして参加した。2011年にはdelofamiliaのアルバム「Spaces in Queue」にも参加し、この時期にはdelofamiliaのFacebookページで「NAOTO HiroyamaとRie fuを軸としたバンド」と紹介されるなど、より深く関わるようになった。
楽曲「あなたがここにいる理由」はアニメ『D.Gray-man』の5代目エンディングテーマとして使用された。
2011年11月23日には、初のコンピレーションアルバム『I Can Do Better』をリリースした。
2012年春には自身の会社Rie fu Inc.を設立。同年6月からは、音楽配信サイトOTOTOYで6ヶ月連続で毎月3曲ずつ新曲を配信する企画「fu diary」を始動し、合計18曲をリリースした。同年11月には「Rie fu & the fu」名義でアルバム『BIGGER PICTURE』をリリースした。
デビュー10周年を記念して、2014年には「I」、2016年には「O」という2枚のアルバムを連続で制作するプロジェクトを行った。「I」は「Inside」を意味し、日本国内での音楽活動の経験から得たインスピレーションを基に制作され、「O」は「Outside」を意味し、アジアでの活動経験から着想を得て制作された。これら2枚のアルバムを並べると数字の「10」に見えるようにデザインされており、10年間の活動とファンへの感謝を表現している。
3.3. 国際的な活動
2007年12月には、アルバム『Who is Rie fu?』の日英同時リリースが報じられ、イギリスでのデビューが決定した。2008年3月には、イギリスのインディーズレーベルTwenty Years of Boredomからアルバム『Who is Rie fu?』をリリースし、海外デビューを果たした。このアルバムは初期の楽曲にジョニ・ミッチェルのカバー曲「Both Sides, Now」を収録したコンピレーションだった。しかし、このアルバムは廃盤となり、Rie fuの海外での存在感を確立するには至らなかった。
2014年にはシンガポールに移住。2015年にはシンガポール、香港、中国、インドネシア、台湾などを巡る初のアジアツアーを開催し、国際的な活動を本格化させた。
2016年5月にはイギリスに移住し、新しいアーティスト名「Riéリエ英語」での活動を開始した。これは、日本とイギリスの音楽スタイルの違いを意識し、それぞれの市場に適応するためにアーティスト名を使い分けるという彼女の考えに基づくものであった。
Rié名義での初の3曲入りEP「Business Trips」を2017年6月にリリース。このEPには「St Martin」「Calling」「Business Trips」の3曲が全編英語で収録されており、現地の様々な音楽メディアに取り上げられた。2023年4月にはRié名義でアルバム『JAPANESE JARGON』をリリースしている。
3.4. 音楽的特徴と影響
Rie fuの楽曲は、彼女が英語と日本語の両方に堪能であることから、バイリンガルな歌詞が特徴である。多くの曲には英語の詩全体が含まれており、完全に日本語で書かれた曲でも、後に英語バージョンがリリースされることがある。
彼女は、幼少期にアメリカで触れた音楽から大きな影響を受けている。特に、シェリル・クロウ、1970年代のポップミュージシャンであるカーペンターズ、キャロル・キング、ジョニ・ミッチェル、そして日本の松任谷由実を影響を受けたアーティストとして挙げている。
初期の音楽は主にアコースティックなスタイルだったが、4枚目のアルバム『URBAN ROMANTIC』以降は、多様な音楽ジャンルに挑戦している。囁くような歌声から力強いロックサウンドまで幅広くこなし、その優れた音楽的センスを示している。英語が堪能であるため、非日本人ファンも多く、TwitterやFacebookでは日本語と英語を併用して海外のファンとも交流している。
4. 芸術活動
Rie fuは音楽活動と並行して、視覚芸術の分野でも積極的に活動している。
彼女はロンドン芸術大学のセントラル・セント・マーチンズで油絵を専攻し、美術の学位を取得した。卒業制作が高く評価され、現地で買い取られた経験を持つ。
自身のアルバムやシングルのアートワークの多くを自らデザインしており、その中には彼女自身の絵画がフィーチャーされている。定期的に個展も開催しており、画家としては本名の英語表記であるRie Funakoshiリエ・フナコシ英語名義で作品を発表している。
5. 私生活
2013年11月29日、Rie fuは自身のFacebookページで「ファンキーなイギリス人男性」と結婚したことを発表した。相手の身元は公表されていない。
6. ディスコグラフィ
Rie fuの音楽作品は、シングル、アルバム、EP、参加作品など多岐にわたる。
6.1. シングル
リリース日 | タイトル |
---|---|
2004年3月24日 | Rie who!? |
2004年9月23日 | Life is Like a Boat |
2005年4月27日 | I Wanna Go To A Place... |
2005年8月31日 | ねがいごと |
2006年3月8日 | Tiny Tiny Melody |
2006年7月19日 | Until I Say |
2007年5月23日 | ツキアカリ |
2007年9月5日 | 5000マイル |
2007年10月24日 | あなたがここにいる理由 |
2008年1月23日 | Home |
2008年11月12日 | Romantic |
2009年2月25日 | PRESENT |
2011年2月16日 | For You |
2014年5月5日 | Let It Curl |
6.2. 配信限定シングル
発売日 | タイトル |
---|---|
2012年11月7日 | Lucky Day (English Version) / Rie fu & the fu |
2017年8月25日 | Better View (70's Mix) |
2018年3月23日 | Tokyo (Japanese version) |
2019年2月8日 | Mirror |
2020年2月20日 | ビジネス (Classics Tokyo Sessions) |
2020年2月27日 | Realize (Classics London Sessions) |
2020年3月5日 | Somebody's World (Classics Tokyo Sessions) |
2020年3月12日 | 5 Minutes (Classics London Sessions) |
2020年3月19日 | decay (Classics Tokyo Sessions) |
2020年3月26日 | Voice (Classics London Sessions) |
2020年4月2日 | Life is Like a Boat (Classics Tokyo Sessions) |
2020年4月9日 | Beautiful Words (Classics London Sessions) |
2020年4月16日 | Hey I'm Calling Up! (Classics Tokyo Sessions) |
2020年4月30日 | I So Wanted (Classics Tokyo Sessions) |
2020年5月7日 | Sunshine of My Day (Classics London Sessions) |
2020年5月14日 | I Wanna go to a Place... (Classics Tokyo Sessions) |
2020年5月21日 | London (Classics London Sessions) |
2020年5月28日 | One Bite (Classics Tokyo Sessions) |
2020年6月4日 | Kiss U Goodbye (Classics London Sessions) |
2020年6月11日 | TSUKIAKARI -MOONSHINE- (Classics Tokyo Sessions) |
2020年6月18日 | drummy (Classics London Sessions) |
2020年6月25日 | Romantic (Classics Tokyo Sessions) |
2020年7月2日 | Gilles (Classics London Sessions) |
2021年4月1日 | The Temple |
2022年6月15日 | Beautiful Boy (日本語バージョン) |
6.3. 配信限定EP
発売日 | タイトル | 収録曲 |
---|---|---|
2017年6月20日 | Business Trips (Rié名義) | St Martin, Calling, Business Trips |
2022年6月29日 | Beautiful Boy (Side a) | Birdsong, Winter Morning, Bridge of Time, You Never Change, Our Home |
2022年7月20日 | Beautiful Boy (Side B) | Beautiful Boy, How You Feel, Stiicks and Stones, The Temple (Album version), My Hero |
6.4. スタジオ・アルバム
リリース日 | タイトル | 備考 |
---|---|---|
国内発売 | ||
2005年1月19日 | Rie fu | |
2006年3月24日 | ROSE ALBUM | |
2007年11月21日 | Tobira Album | |
2009年4月8日 | URBAN ROMANTIC | |
2010年3月31日 | at Rie sessions | 自身初のセルフプロデュース作品。他の歌手とのデュエット曲が多く、自宅でレコーディングされた。 |
2012年11月21日 | BIGGER PICTURE | Rie fu & the fu名義でリリース。 |
2014年11月13日 | I | デビュー10周年記念プロジェクトの一環。「Inside」をコンセプトに日本での音楽経験を反映。 |
2016年4月6日 | O | デビュー10周年記念プロジェクトの一環。「Outside」をコンセプトにアジアでの経験を反映。 |
2017年9月6日 | Portraits | 配信リリース。 |
2019年3月15日 | PLACES | |
2021年11月1日 | Rie fu Classics Tokyo Sessions | |
2021年12月1日 | Rie fu Classics London Sessions | |
2022年6月25日 | Beautiful Boy | |
2023年4月8日 | JAPANESE JARGON | Rié名義でリリース。 |
イギリス発売 | ||
2008年3月3日 | Who is Rie fu? | 過去の楽曲と未発表のカバー曲「Both Sides, Now」を収録したコンピレーションアルバム。 |
6.5. カバー・アルバム
リリース日 | タイトル |
---|---|
2013年9月4日 | Rie fu Sings The Carpenters |
6.6. ベスト・アルバム
リリース日 | タイトル |
---|---|
2011年11月23日 | I Can Do Better |
6.7. 参加作品・楽曲提供
リリース日 | 曲名 | 収録作品 | 役割 |
---|---|---|---|
2005年8月24日 | Float'n Flow | m-flo「BEAT SPACE NINE」 | ゲストボーカル |
2008年4月16日 | ジェイミー Studio Session at Abbey RoadStudio LONDON | TOKYO MOOD PUNKS「ジェイミー」 | コーラス |
2009年2月18日 | カット | 高鈴「ヒビノウタ」 | コーラス |
2009年2月25日 | blond head | Various Artists「One by One kzk sound track from adidas originals by originals」 | ボーカル |
2009年2月25日 | dark star memory | Various Artists「One by One kzk sound track from adidas originals by originals」 | ゲストボーカル |
2009年4月8日 | blond head (eddy version) | delofamilia「eddy」 | ボーカル |
2009年4月8日 | down | delofamilia「eddy」 | ボーカル |
2009年4月8日 | no promises | delofamilia「eddy」 | ボーカル |
2009年4月8日 | rebirth | delofamilia「eddy」 | ボーカル |
2009年4月8日 | belle | delofamilia「eddy」 | ボーカル |
2009年4月8日 | meteorite night, tonight | delofamilia「eddy」 | ボーカル |
2009年4月8日 | wounded | delofamilia「eddy」 | ボーカル |
2009年4月8日 | feather | delofamilia「eddy」 | ボーカル |
2009年4月8日 | see you | delofamilia「eddy」 | ボーカル |
2009年4月8日 | primal ~next morning~ | delofamilia「eddy」 | ボーカル |
2009年4月22日 | Time Traffic(Leo fu Mix) | LEO今井「Laser Rain」 | ゲストボーカル |
2009年4月29日 | Love Rainbow | 井上陽水「Love Rainbow」 | コーラス |
2010年6月9日 | Sweet feat. Rie fu | 帆乃佳「Wedding Kiss」 | ゲストボーカル |
2010年6月9日 | Don't Cry feat. Rie fu | 帆乃佳「Wedding Kiss」 | ゲストボーカル |
2011年10月15日 | amateur | delofamilia「Spaces in Queue」 | ボーカル |
2011年10月15日 | toxic ship | delofamilia「Spaces in Queue」 | ボーカル |
2011年10月15日 | guiding | delofamilia「Spaces in Queue」 | ボーカル |
2011年10月15日 | spinning | delofamilia「Spaces in Queue」 | ボーカル |
2011年10月15日 | brightest star | delofamilia「Spaces in Queue」 | ボーカル |
2011年10月15日 | no name | delofamilia「Spaces in Queue」 | ボーカル |
2011年10月15日 | mistress | delofamilia「Spaces in Queue」 | ボーカル |
2011年10月15日 | recently | delofamilia「Spaces in Queue」 | ボーカル |
2011年10月15日 | typical | delofamilia「Spaces in Queue」 | ボーカル |
2011年10月15日 | your song | delofamilia「Spaces in Queue」 | ボーカル |
2009年10月28日 | love your life | 豊崎愛生「love your life」 | 作詞・作曲 |
2013年9月25日 | See You Tomorrow | 豊崎愛生「Love letters」 | 作詞・作曲・編曲 |
6.8. タイアップ
曲名 | タイアップ |
---|---|
Life is Like a Boat | テレビ東京系アニメ『BLEACH』エンディングテーマ |
Life is Like a Boat | FM鹿児島『Move On!』2004年9月度エンディングテーマ |
I Wanna Go To A Place... | 毎日放送・TBS系アニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』エンディングテーマ |
Until I Say | イギリス映画『ハイジ』日本版主題歌 |
ツキアカリ | 毎日放送・TBS系アニメ『DARKER THAN BLACK -黒の契約者-』エンディングテーマ |
dreams be | 夢真ホールディングスCMソング |
あなたがここにいる理由 | テレビ東京系アニメ『D.Gray-man』エンディングテーマ |
君が浮かぶよ | トヨタカローラ愛豊CMソング(中部地域限定) |
Home | トルネード・フィルム配給映画『子猫の涙』主題歌 |
Hey I'm Calling Up! | イーオンCMソング(東海・北陸地区限定) |
いつかこの道の先に~All The Way~ | マリモCMソング |
SUKI | ジョナサンCMソング(関東地区限定) |
new me~生まれ変わる日~ | ヒルズコレクション『ヒルズダイエット』2009年度イメージソング |
Something in my head | 秋田朝日放送『AABの春はコレっ! 春コレっ! キャンペーン』キャンペーンソング |
Sunny Days | BS朝日『しあわせロハス』テーマソング |
Just like you | JALリゾートシーホークホテル福岡「SUMMER WEDDING FAIR」CMソング |
Come On Come On | イーオンCMソング(東海・北陸地区限定) |
For You | フジテレビ系アニメ『放浪息子』エンディングテーマ |
For Your Wedding | FM FUJI「Medetta Vol.35」CMソング |
君ほど強い人を知らない | NOMADIC CINEMA project提供曲 |
「You & Me」 | 紗希 & Rie Fu アニメ「しろくまカフェ」オープニング曲 |
7. ライブ・コンサート活動
Rie fuは、日本国内外で多数のライブやコンサートを開催している。以下に主なワンマンライブを時系列でまとめる。
7.1. Rie fu Show Case Live "Rie who!?"
- 2004年9月24日:東京・キリスト品川教会グローリアチャペル(招待制ライブ)
7.2. Rie fu First Live "Rie fu fu fu"
- 2005年4月4日:大阪・心斎橋CLUB QUATTRO
- 2005年4月6日:東京・DUO MUSIC EXCHANGE
7.3. Rie fu TOUR 2005 "りえ風"
- 2005年9月8日:大阪・なんばHatch
- 2005年9月9日:福岡・イムズホール
- 2005年9月13日:札幌・KRAPS HALL
- 2005年9月15日:名古屋・名古屋CLUB QUATTRO
- 2005年9月18日:東京・SHIBUYA-AX
7.4. Rie fu TOUR 2006
- 2006年9月3日:大阪・心斎橋CLUB QUATTRO
- 2006年9月12日:東京・渋谷CLUB QUATTRO
7.5. 『ツキノウエ』弾き語りライヴ in J-WAVE
- 2006年12月13日:東京・六本木ヒルズ
7.7. Rie fu×digmeout Art of Music special Live
- 2007年11月21日:大阪・digmeout Cafe
7.8. J-WAVE「BOOM TOWN」Rie fu GALLERY LIVE
- 2007年12月5日:東京・CALM&PUNK GALLERY
7.9. Rie fu ワンマンライブ"りえ風Live 2008"
- 2008年4月7日:大阪・なんばHatch
- 2008年4月13日:東京・品川ステラボール
7.10. 弾き語りえふぅ毎月やるライブ
- 2008年7月29日:京都・磔磔
- 2008年8月4日:東京・南青山MANDALA
- 2008年8月29日:京都・磔磔
- 2008年9月8日:東京・南青山MANDALA
- 2008年9月29日:京都・磔磔
- 2008年10月6日:東京・南青山MANDALA
7.11. Romantic Release Party
- 2008年11月19日:東京・LIQUIDROOM
7.12. PRESENT Release Party
- 2009年3月6日:東京・キリスト品川教会グローリアチャペル
7.13. welcome to at Rie TOUR
- 2010年6月10日:愛知・NAGOYA Blue Note(2回公演)
- 2010年6月11日:大阪・umeda AKASO
- 2010年6月18日:東京・DUO MUSIC EXCHANGE
7.14. HUB ASAKUSA 20th Anniversary Special Live
- 2010年12月7日:東京・HUB ASAKUSA(Rie fu sings The Carpenters)
- 2011年3月6日:東京・HUB ASAKUSA(Rie fu sings The Carpenters)
- 2011年5月29日:東京・HUB ASAKUSA(Rie fu sings Carole King)
- 2011年7月17日:東京・HUB ASAKUSA(Rie fu sings Joni Mitchell)
- 2011年9月4日:東京・HUB ASAKUSA(Rie fu sings THE BEATLES)
7.15. Rie fu sings Rie fu ~Bright Brunch & Romantic Dinner
- 2011年11月23日:東京・HUB ASAKUSA(2回公演)
7.16. welcome to at Rie TOUR 2012
- 2012年1月21日:東京・東京キネマ倶楽部
- 2012年1月29日:大阪・梅田Shangri-La
7.17. "BIGGER PICTURE" Release Party
- 2012年11月17日:愛知・Zigar's
- 2012年11月18日:大阪・PINE BROOKLYN
- 2012年11月20日:東京・Super Deluxe
7.18. Rie fu Sings the Carpenters & more ~with Special Guest sonodaband~
- 2012年11月30日:東京・Billboard Live TOKYO
7.19. Welcome to at Rie TOUR 2013
- 2013年1月30日:東京・渋谷WWW
- 2013年2月1日:愛知・TOKUZO
- 2013年2月3日:大阪・梅田Shangri-La
7.20. 森の中のツキアカリエフゥ・ライブ
- 2013年8月3日:ギャラリィ & カフェ山猫軒
7.21. Rie fu sing stye Carpenters Release Party
- 2013年8月31日:JZ Brat SOUND OF TOKYO w/園田涼(二部制)
7.22. fu in fukuoka 2013!!
- 2013年10月20日:cafe Teco
7.23. UKO presentsLive "Plus+vol.3" ~UKO×Rie fu~
- 2013年10月22日:恵比寿BATICA
7.24. 360°Premium LIVE featuring Rie fu ワンマンライブ ~Daikanyama LOOP 5th Anniversary~
- 2013年11月27日:代官山LOOP
7.25. Rie fu × Takeshi Iwamoto special acoustic live
- 2013年12月3日:阿佐ヶ谷Loft A
7.26. fu fes vol.2
- 2013年12月14日:SuperDeluxe
- 2013年12月15日:難波ArtYard studio
7.27. sounds good with Rie fu vol.1
- 2014年3月23日:山羊に、聞く?
7.28. Welcome to at Rie TOUR 2015 ASIA TOUR
- 2015年4月10日:磔磔
- 2015年4月11日:BLcafe
- 2015年4月17日:渋谷WWW
- 2015年4月24日、5月9日:Singapore Japan Creative Centre
- 2015年6月5日:Hong Kong The Fringe Dairy
- 2015年6月19日:Beijing Huiyuan Space
- 2015年6月10日:Shanghai QSW Culture Centre Q Hall
- 2015年11月7日:Jakarta Yamaha Music Indonesia Auditorium
- 2016年3月19日:Taiwan Moon Romantic Taipei
7.29. Rie fu Acoustic Live in Kyoto
- 2015年11月28日:SOLE CAFE
7.30. New album "O" Release Party & CHINA TOUR
- 2016年4月1日:南堀江Knave
- 2016年4月2日:名古屋HeartLand
- 2016年4月3日:代官山LOOP
- 2016年12月17日:Shanghai QSW Q Hall
- 2016年12月18日:Beijing Tango Hall
7.31. Rie fu Winter Live 2016
- 2016年12月9日:南堀江Knave
- 2016年12月10日:K.D ハポン
- 2016年12月11日:モーション・ブルー・ヨコハマ(二部制)
7.32. Rie fu プレミアムライブ LIVE in the DARK
- 2017年9月15日:コニカミノルタプラネタリウム"天空"
7.33. At Rie Tour 2018
- 2018年4月6日:Tokyo Future SEVEN
- 2018年4月10日:Blue Note Nagoya
- 2018年4月14日:Osaka JANUS
7.34. Rie's PLACE
- 2019年9月22日:Tokyo eplus LIVING ROOM CAFÉ&DINING
- 2019年10月6日:Kobe K-Wave
7.35. Rie fu Classics & New Album Release Party 2022
- 2022年6月25日:Roppongi Claps
7.36. JAPANESE JARGON Release Party & Live Painting
- 2023年4月8日:Roppongi Claps
7.37. 森の恵み、山のうた
- 2023年11月5日:軽井沢 寳性寺
8. 評価と受容
Rie fuは、その高い音楽的センスと質の高い楽曲にもかかわらず、日本国内での認知度は比較的に低い傾向にある。しかし、英語が堪能であるため、海外のファン、特に非日本人ファンの割合が非常に高いという特徴がある。彼女の楽曲は、その完成度から多くのファンに「名曲」と評されている。
9. 翻訳・通訳活動
音楽・芸術活動以外にも、Rie fuは翻訳家および通訳としても活動の幅を広げている。
2018年にはユニバーシティ・カレッジ・ロンドン大学院で翻訳科の修士号を取得した。2019年に日本に帰国してからは、医学書籍『サイコネフロロジー・エッセンシャル』の翻訳に携わるなど、専門的な分野での翻訳家・通訳としてのキャリアを築いている。