1. 概要

ニア・ヴァルダロス(Αντωνία Ευγενία Βαρντάλοςアントニア・エヴゲニア・ヴァルダロス現代ギリシア語、1962年9月24日 - )は、カナダ出身の女優、脚本家である。特に、自身の結婚経験に基づいた一人舞台を映画化した2002年のロマンティック・コメディ映画『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』の脚本と主演を務めたことで世界的な名声を得た。この作品は批評的にも商業的にも大成功を収め、彼女はアカデミー脚本賞とゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされ、その後もメディア・フランチャイズとしてシリーズ化された。
ヴァルダロスは脚本家、女優としてだけでなく、監督としても活動しており、2009年には『I Hate Valentine's Day』で監督デビューを果たした。また、私生活では養子縁組を経験し、その経験を綴った著書『Instant Mom』を執筆するなど、社会活動にも積極的に取り組んでいる。彼女の作品は、しばしば文化的なアイデンティティや家族の絆をテーマにしており、多様な視聴者からの共感を得ている。
2. 生涯
ニア・ヴァルダロスの生涯は、カナダでの幼少期から始まり、劇団での初期キャリア、そしてハリウッドでの成功へと続く。
2.1. 出生と幼少期
ヴァルダロスは1962年9月24日、カナダのマニトバ州ウィニペグで生まれた。彼女はギリシャ系カナダ人の家庭に育ち、母親のドリーン・クリスタコスは簿記係兼主婦、父親のコンスタンティン「ガス」ヴァルダロスはカラヴリタ生まれの土地開発業者であった。彼女のギリシャのルーツは、後の作品に大きな影響を与えることになる。
2.2. 教育
ヴァルダロスはウィニペグのセント・ジョージ・スクールとシャフトベリー・ハイ・スクールで教育を受けた後、トロントにあるトロント・メトロポリタン大学(旧ライアソン大学)に進学した。これらの学業経験が、彼女の多才なキャリアの基礎を築いた。
2.3. 初期キャリア形成
大学卒業後、ヴァルダロスはトロントの劇場でチケット売り場係として働いていた。ある日、舞台の演者が急病で出演できなくなるという予期せぬ事態が発生した際、芝居の内容を完璧に把握していたヴァルダロスが代役として起用され、見事に成功を収めた。この出来事がきっかけで彼女は劇団に入り、女優としての活動を本格的に開始した。
その後、彼女はシカゴを拠点とするコメディ劇団「セカンド・シティ」の出身者となり、10以上のスケッチコメディのレビューで脚本と演技を担当し、シカゴのジョセフ・ジェファーソン賞で最優秀女優賞を受賞した。テレビでは『ドリュー・ケリー・ショー』や『ふたりは最高!』などの小規模な役で出演し、さらに1996年にはブライアン・デイリーがナショナル・パブリック・ラジオ向けに執筆した『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』のラジオドラマ版で声優も務めた。これらの経験が、彼女の後のキャリアにおける演技力と脚本執筆能力の基礎を培った。
3. 主要な活動と業績
ニア・ヴァルダロスは、女優、脚本家、監督として多岐にわたる活動を展開し、特に『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』シリーズで大きな成功を収めた。
3.1. 演技活動
ヴァルダロスは、映画、テレビ、演劇の各分野で数多くの役柄を演じ、その演技力が高く評価されている。
3.1.1. 映画
ヴァルダロスの映画出演作は以下の通りである。
| 製作年 | 邦題/原題 | 役名 |
|---|---|---|
| 1996 | No Experience Necessary | Sheila |
| 1997 | Men Seeking Women | Iris |
| 1999 | Meet Prince Charming | Jennifer |
| 2002 | 『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』 My Big Fat Greek Wedding | トゥーラ・ポルトカロス |
| 2004 | 『コニー&カーラ』 Connie and Carla | コニー |
| 2006 | Greece: Secrets of the Past | ナレーター |
| 2009 | 『マイ・ビッグ・ファット・ドリーム』 My Life in Ruins | ジョージア・ヤノコウポロス |
| I Hate Valentine's Day | ジェネヴィーヴ | |
| 2011 | 『幸せの教室』 Larry Crowne | マップ・ジーニー(声の出演) |
| 2012 | For a Good Time, Call... | レイチェル・ロッドマン |
| An American Girl: McKenna Shoots for the Stars | ミセス・ブルックス | |
| 2013 | Dealin' with Idiots | エヴァ・モリス |
| 2014 | Helicopter Mom | マギー |
| 2015 | Car Dogs | シャロン |
| 2016 | 『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング2』 My Big Fat Greek Wedding 2 | トゥーラ・ポルトカロス |
| 2018 | 『プリンセス・チャームド・ライフ』 Charming | ネメニー・ネヴァーウィッシュ(声の出演) |
| 2019 | 『ワンダーウーマン: ブラッドラインズ』 Wonder Woman: Bloodlines | ジュリア・カパテリス(声の出演) |
| 2022 | 『ブリッジ・ホロウの呪い』 The Curse of Bridge Hollow | マダム・ホーソーン |
| 2023 | 『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング3』 My Big Fat Greek Wedding 3 | トゥーラ・ポルトカロス |
3.1.2. テレビ
ヴァルダロスはテレビドラマやシリーズにも多数出演している。
| 放映年 | 邦題/原題 | 役名 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1996 | High Incident | クレジットなし | エピソード: "Father Knows Best" |
| Common Law | クレジットなし | エピソード: "In the Matter of, Acceptance" | |
| 1997 | 『ドリュー・ケリー・ショー』 The Drew Carey Show | グレース・アルマダ | エピソード: "Strange Bedfellows" |
| 1997-1998 | Team Knight Rider | ドミノ(声の出演) | 22エピソード |
| 1998-1999 | 『ボーイ・ミーツ・ワールド』 Boy Meets World | ミス・ギャラガー(クレジットなし) | 2エピソード |
| 1999 | It's Like, You Know... | ミンディ | エピソード: "Memories of Me" |
| 『ふたりは最高!』 Two Guys and a Girl | エヴリン | エピソード: "Career Day" | |
| 2000 | 『ラリーのミッドライフ★クライシス』 Curb Your Enthusiasm | ラリーの弁護士 | エピソード: "Interior Decorator" |
| 2002 | 『サタデー・ナイト・ライブ』 Saturday Night Live | ホスト | エピソード: "Nia Vardalos/Eve" |
| 2003 | 『マイ・ビッグ・ファット・ライフ』 My Big Fat Greek Life | ニア・ポルトカロス | 脚本・製作総指揮も兼任、7エピソード |
| 2008 | My Boys | ジョー | 3エピソード |
| 2009 | 『私はラブ・リーガル』 Drop Dead Diva | リサ・シェーン | エピソード: "What If?" |
| 2010 | The Good Guys | アイリーン | パイロットエピソード |
| 2011 | 『クーガータウン』 Cougar Town | アンジェラ・トーレス | エピソード: "Damaged by Love" |
| 2012 | 『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』 Grey's Anatomy | カレン | エピソード: "Hope for the Hopeless" |
| 2013-2023 | 『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』 Law & Order: Special Victims Unit | ミノンナ・エフロン弁護士 | 4エピソード |
| 2015-2019 | 『悪魔バスター★スター・バタフライ』 Star vs. the Forces of Evil | アンジー・ディアス(声の出演) | 10エピソード |
| 2015 | 『マリー・ミー』 Marry Me | パム | エピソード: "Mom Me" |
| 『ジェーン・ザ・ヴァージン』 Jane the Virgin | バーバラ・スタンブルック | エピソード: "Chapter Nineteen" | |
| The Great Holiday Baking Show | 共同司会者 | ||
| 2016 | The Catch | リー・ウェルズ | 3エピソード |
| Graves | アニー・スピロ | 7エピソード | |
| The Great American Baking Show | 共同司会者(イアン・ゴメスと) | ベーキングコンテスト | |
| 2017 | Dr. Ken | ティファニー | エピソード: "Ken's Big Audition" |
| 2018 | 『ダックテイルズ』 DuckTales | セレーネ(声の出演) | 4エピソード |
| 『クレイジー・エックス・ガールフレンド』 Crazy Ex-Girlfriend | ウェンディ・ルグラン | エピソード: "I'm On My Own Path" | |
| 2019 | Same Time, Next Christmas | フェイ・アンダーソン | テレビ映画 |
| 2020 | Poisoned Love: The Stacey Castor Story | ステイシー・キャスター | テレビ映画(実在の毒殺犯を演じる異色のシリアスな役柄) |
| 2021 | Station 19 | パトリシア | エピソード: "100% or Nothing" |
| 2022 | 『ラブ、ヴィクター』 Love, Victor | テレサ | エピソード: "Fast Times At Creekwood High" |
| 『ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋』 Guillermo del Toro's Cabinet of Curiosities | マダム・レヴァイン | エピソード: "Dreams in the Witch House" | |
| 2023 | 『チャッキー』 Chucky | エヴリン・エリオット | エピソード: "Dressed to Kill" |
3.1.3. 演劇
舞台での活動も活発に行っている。
| 年 | 題名 | 役名 | 会場 |
|---|---|---|---|
| 1982 | 『ミュージック・マン』 The Music Man | 出演者 | レインボー・ステージ、ウィニペグ |
| 1984 | 『キスメット』 Kismet | アヤ | レインボー・ステージ、ウィニペグ |
| 1998 | 『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』 My Big Fat Greek Wedding | 出演者 | グローブ・シアター、ロサンゼルス |
| 2014 | 『カンパニー』 Company | ジェニー | シアター20、トロント |
| 2016 | Tiny Beautiful Things | シュガー | ザ・パブリック・シアター、オフ・ブロードウェイ |
| 2017 | ザ・パブリック・シアター、オフ・ブロードウェイ | ||
| 2019 | パサデナ・プレイハウス、ロサンゼルス | ||
| 2025 | Pen Pals | バーナデット | シアター・アット・セント・クレメンツ、オフ・ブロードウェイ |
3.2. 脚本・監督活動
ヴァルダロスは、自身の出演作の多くで脚本を執筆し、監督も務めている。
3.2.1. 脚本活動
彼女が脚本を手がけた主要作品には、『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』がある。この作品は、彼女とイアン・ゴメスとの結婚のエピソードを基にした一人舞台として始まり、後に映画化された際も彼女自身が脚本を執筆した。また、『コニー&カーラ』、『I Hate Valentine's Day』、そしてトム・ハンクスと共同で脚本を執筆した『幸せの教室』も彼女の脚本作品である。さらに、『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング2』および『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング3』でも脚本を担当し、シリーズの核を担っている。
3.2.2. 演出活動
ヴァルダロスは2009年のインディペンデント映画『I Hate Valentine's Day』で監督デビューを果たした。この作品は、花屋のロマンスを描いたもので、製作費は40.00 万 USD未満であったにもかかわらず、限定公開ながら国際興行収入で198.53 万 USDを記録した。2023年には、『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング3』で監督と脚本を兼任し、再びメガホンを取った。
3.3. 代表作:『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』
『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』は、ニア・ヴァルダロスのキャリアにおいて最も重要で影響力のある作品である。この映画は、彼女が自身の結婚経験を基に執筆し、演じた一人舞台が始まりであった。舞台を鑑賞した女優リタ・ウィルソンが深く感銘を受け、夫であるトム・ハンクスに勧めたことで、ハンクスもまた舞台に感動し、自身の制作会社である「プレイトーン・カンパニー」での映画製作を申し出たというエピソードがある。
2002年に公開されたこの映画は、インディペンデント映画でありながら、口コミで評判が広がり、全米での上映館が拡大していった。結果的に8ヶ月間のロングラン上映となり、興行収入は2億ドルを超える大成功を収めた。これは、史上最も興行収入の高いインディペンデント映画の一つであり、史上最高のロマンティック・コメディ映画の一つとなった。この作品でヴァルダロスは、アカデミー脚本賞、ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)、全米映画俳優組合賞 映画キャスト賞にノミネートされた。
この映画の成功を受けて、2003年には映画版の主要キャストが再結集し、主人公夫婦のその後を描くテレビシリーズ『マイ・ビッグ・ファット・ライフ』が製作された。さらに、2016年には続編となる『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング2』が公開され、製作費1800.00 万 USDに対し、国内で6000.00 万 USD以上の興行収入を記録した。そして2023年には、ヴァルダロス自身が監督と脚本も務めた『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング3』が公開され、フランチャイズは継続している。
3.4. その他の活動
ヴァルダロスは映画やテレビ、演劇以外にも多岐にわたる活動を行っている。2002年秋には人気コメディ番組『サタデー・ナイト・ライブ』のホストを務めた。また、アートプロジェクト「The 1 Second Film」にはエグゼクティブ・プロデューサーとして参加し、インタビューシリーズ「The Dialogue」にも出演。この90分のインタビューでは、彼女が「セカンド・シティ」でのコメディ経験が女優や脚本家としてのキャリアにどう役立ったか、そして非公式な「ギリシャ人に教える」口コミプログラムが自身の映画を大成功に導いた経緯について語った。
2006年にはチャリティアルバム『Unexpected Dreams - Songs from the Stars』でビートルズの楽曲「ゴールデン・スランバーズ」を歌唱した。2015年から2017年にかけては、ABCテレビの料理番組『The Great Holiday Baking Show』(後に『The Great American Baking Show』に改称)でイアン・ゴメスと共に共同司会者を務めた。2022年9月には、コメディアンのロブ・リグルと共に、Audible OriginalとBroadway Videoのために10エピソードのコメディポッドキャスト『Motivated!』を企画、執筆、主演した。
4. 私生活と社会活動
ニア・ヴァルダロスは、公にされている私生活の側面として、結婚と離婚、そして養子縁組を通じた社会活動で知られている。
4.1. 私生活
ヴァルダロスは1993年9月にアメリカ人俳優のイアン・ゴメスと結婚した。しかし、25年間の結婚生活を経て、2018年7月3日にヴァルダロスが離婚を申請したことが発表された。二人はすでに2017年6月から別居しており、離婚は2ヶ月後に成立した。
4.2. 養子縁組活動と著作
ヴァルダロスとゴメス夫妻は、9年間にわたり体外受精や代理出産を試みたものの、子を授かることができなかった。その後、2008年に当時3歳で里親制度下にいた少女を養子として迎え入れた。この経験は彼女にとって非常に大きな意味を持ち、2013年にはその体験を綴った著書『Instant Mom』を執筆した。この本はニューヨーク・タイムズのベストセラーとなり、ヴァルダロスは印税の全額を養子縁組支援団体に寄付している。また、彼女は『ハフィントン・ポスト』に養子縁組プロセスに関するアドバイスコラムも投稿し、養子縁組への理解と支援を呼びかけている。
5. 評価と遺産
ニア・ヴァルダロスは、その多岐にわたる才能と社会貢献を通じて、肯定的な評価を受けている。
5.1. 肯定的な評価
ヴァルダロスは、『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』の成功により、インディペンデント映画の可能性を広げた功績で高く評価されている。この作品は、彼女自身のギリシャ系カナダ人としての経験に基づいたものであり、文化的なアイデンティティや家族の絆をユーモラスかつ心温まる形で描いたことで、多くの観客の共感を呼んだ。彼女は、脚本家として自身の物語を語る能力と、それを魅力的な演技で表現する才能を兼ね備えていることが示された。
また、彼女は『マイ・ビッグ・ファット・ドリーム』の撮影でアテネのアクロポリスでの撮影許可を個人的にギリシャ政府から得るなど、ギリシャ語の流暢さが役立つ場面もあった。これは、彼女が長年ギリシャ語学校で学んだ成果であると語っている。私生活における養子縁組の経験を公にし、著書の収益を養子縁組団体に寄付するなど、社会的な貢献活動も積極的に行っている点も、肯定的に評価されている。
6. 影響
ニア・ヴァルダロスは、特に映画界と社会活動の二つの側面で影響を与えている。
彼女の代表作である『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』は、低予算のインディペンデント映画が口コミで大ヒットし、大規模な興行収入を達成できることを証明した先駆的な作品となった。これにより、ハリウッドの主流から外れたユニークな物語にも商業的な可能性があることを示し、多くの独立系映画製作者に希望を与えた。また、この映画はギリシャ系アメリカ人という特定の民族的アイデンティティをユーモラスに描き出すことで、多様な文化背景を持つ人々が自身の物語を語る機会を増やすことに貢献した。
社会活動においては、自身の養子縁組の経験を公にし、著書『Instant Mom』の収益を養子縁組支援に充てることで、養子縁組のプロセスに対する理解を深め、里親制度の子供たちへの支援を促す重要な役割を果たした。彼女の活動は、家族の多様な形を肯定し、社会的な支援の必要性を訴えるものとして、多くの人々に影響を与えている。
7. 受賞歴とノミネート
ニア・ヴァルダロスは、その才能と業績に対し、数々の賞にノミネートされ、受賞している。
- アメリカン・スクリーンライターズ・アソシエーション賞 - ディスカバー・スクリーンライティング賞(『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』)
- ワシントンD.C.映画批評家協会賞 - 最優秀オリジナル脚本賞(『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』)
- インディペンデント・スピリット賞 - 最優秀デビュー演技賞(『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』)
- フェニックス映画批評家協会賞 - 最優秀新人賞(『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』)
- ノミネート - アカデミー脚本賞(『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』)
- ノミネート - ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)(『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』)
- ノミネート - 放送映画批評家協会賞 - 最優秀脚本賞(『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』)
- ノミネート - ロンドン映画批評家協会賞 - 年間脚本家賞(『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』)
- ノミネート - フェニックス映画批評家協会賞 - 最優秀オリジナル脚本賞(『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』)
- ノミネート - サテライト賞 - 最優秀脚色賞(『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』)
- ノミネート - 全米脚本家組合賞 - 最優秀オリジナル脚本賞(『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』)
- ノミネート - オンライン映画批評家協会賞 - 最優秀ブレイクスルー演技賞(『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』)
- ノミネート - サテライト賞 - 最優秀主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)(『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』)
- ノミネート - MTVムービー&TVアワード - 最優秀ブレイクスルー演技賞(女性)(『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』)
- ノミネート - 全米映画俳優組合賞 - 映画キャスト賞(『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』)