1. プロフィール
1.1. 生い立ちと教育
塩見真希は、2000年5月12日に日本の愛媛県で生まれた。学生時代から卓球に打ち込む日々を送り、特に卓球の強豪校として知られる四天王寺高等学校で学業と並行して卓球技術を磨いた。身長は153 cm。この期間に培われた技術と経験が、彼女の独自のプレースタイルを築く上で重要な基礎を形成した。
2. 経歴
塩見真希は、学生時代からその才能を認められ、プロ卓球選手として着実にキャリアを積み上げてきた。彼女のプレースタイルは特徴的であり、様々なチームでその能力を発揮している。
2.1. プレースタイル・特徴
塩見の卓球におけるプレースタイルは、右シェークハンドのグリップから繰り出される攻撃的ながらも、いわゆる「異質」と評されるボールコントロールを駆使するものである。この技術は、相手選手にとって予測しにくい軌道や変化を生み出し、試合の主導権を握る上で大きな武器となっている。高い技術と戦略眼を兼ね備え、多様な戦型に対応できる柔軟性も持ち合わせている。
2.2. 所属クラブ・活動
塩見はこれまでに複数の卓球クラブや企業チームに所属し、それぞれのチームで重要な役割を担ってきた。初期のキャリアではミキハウスに所属し、その後サンリツで選手としての経験を積んだ。Tリーグでは、九州アスティーダに2021-22シーズンに加入し、チームの勝利に貢献した。さらに、2024シーズンからは再び九州アスティーダに所属することが発表されており、チームの中心選手として今後の活躍が期待されている。
2.3. 主な戦績
塩見真希の国内外における主な戦績を以下に示す。国際ITTFツアーや国内の主要大会で顕著な成績を収めている。
| 年 | 大会名 | 種目 | 結果 | パートナー(女子ダブルス) | 対戦相手(女子ダブルス) | 
|---|---|---|---|---|---|
| 2016 | チェコオープン | 女子シングルス | 準優勝 | - | 楊暁欣 | 
| 2018 | 全日本卓球選手権大会 | 女子ダブルス | 準優勝 | - | - | 
| 2019 | ITTFチャレンジ・パラグアイオープン | 女子ダブルス | 優勝 | 橋本帆乃香 | アドリアーナ・ディアス、メラニー・ディアス | 
| ITTFチャレンジ・ポーランドオープン | 女子ダブルス | 優勝 | 橋本帆乃香 | 李恩恵、申裕斌 | |
| 2020 | 全日本卓球選手権大会 | 女子ダブルス | 3位 | - | - | 
| スペインオープン | 女子ダブルス | 準優勝 | 橋本帆乃香 | 大藤沙月、芝田沙季 | |
| 2022 | 日本リーグ選手権ビッグトーナメント | 女子ダブルス | 準優勝 | - | - | 
| 2023 | 日本リーグ選手権ビッグトーナメント | 女子ダブルス | 優勝 | - | - | 
| 2025 | 全日本卓球選手権大会 | 女子ダブルス | 準優勝 | - | - | 
3. 外部リンク
- [https://twitter.com/ma_bu_bu_ 塩見真希 公式X(旧Twitter)]
 - [https://tleague.jp/player/30094 塩見真希 Tリーグ選手プロフィール]