小川大貴

1.1. 初期キャリア

小川のサッカーキャリアは、幼少期に「元吉原アゼス」で始まった。その後、2004年から2006年には「ACNジュビロ沼津」に所属し、ユース年代での基礎を築いた。2007年から2009年にはジュビロ磐田のユースチームである「ジュビロ磐田U-18」でプレーし、この期間には「磐田東高等学校」に在籍していた。

高校卒業後、2010年から2013年まで「明治大学」に進学。大学サッカー界で経験を積み、プロ入りを目指した。

2.1. ジュビロ磐田

小川は2014年にジュビロ磐田に加入。同年10月26日に行われたJ2リーグ第38節の京都サンガF.C.戦でJリーグデビューを果たした。

2016年4月24日のJ1リーグ1stステージ第8節サガン鳥栖戦でJ1リーグ初出場を飾るが、同年6月には右膝前十字靭帯と半月板を損傷する大怪我を負い、トレーニング合流まで約6か月の診断を受けた。この怪我によりシーズンを通しての活躍は難しくなったが、懸命なリハビリを経て復帰を果たした。

2018年4月21日、J1リーグ第9節のベガルタ仙台戦では、Jリーグでのキャリア初となる得点を記録。強烈なミドルシュートを決め、チームの勝利に大きく貢献した。

2021年シーズンからは背番号を「5」に変更。このシーズンは25試合に出場し、自身キャリアハイとなる3得点を挙げ、チームのJ2リーグ優勝とJ1リーグ昇格に多大な貢献を果たした。

2.2. ジェフユナイテッド市原・千葉および松本山雅FC

2024年7月、小川はジェフユナイテッド市原・千葉へ期限付き移籍した。千葉では13試合に出場したが、同年12月13日、期限付き移籍期間の満了に伴い、長年所属したジュビロ磐田を退団することが発表された。

その後、2025年からは松本山雅FCへの完全移籍が決定し、新たなキャリアをスタートさせることになった。

5.1. クラブ

• ジュビロ磐田
  • J2リーグ：1回 (2021年)