1. 概要
星野有亮は、1992年5月12日に東京都で生まれた日本の元サッカー選手である。柏レイソルU-15、静岡学園高等学校、専修大学を経て、2015年にJリーグのツエーゲン金沢に加入しプロキャリアをスタートさせた。ツエーゲン金沢では怪我に苦しみながらもプレーし、2018年からはガイナーレ鳥取に移籍した。2019年シーズン終了後にガイナーレ鳥取を退団し、2020年1月に現役引退を発表した。
2. 個人情報
星野有亮は、1992年5月12日に東京都で生まれた。身長は175 cm、体重は66 kgで、利き足は右足である。
3. ユース・大学経歴
星野有亮は、プロ入り前に以下のクラブおよび学校でサッカーを経験した。
- 柏レイソルU-15
- 静岡学園高校(2008年 - 2010年)
- 専修大学(2011年 - 2014年)
4. プロ経歴
星野有亮は、専修大学を卒業後、2015年にJリーグのツエーゲン金沢に加入し、プロサッカー選手としてのキャリアを開始した。その後、ガイナーレ鳥取でプレーした。
4.1. ツエーゲン金沢
星野は2015年から2017年までツエーゲン金沢に所属した。2015年4月1日に愛媛FC戦でリーグデビューを果たし、同年11月8日にはセレッソ大阪戦でプロ初ゴールを記録した。このゴールは試合の57分に記録された。2015年シーズンは出場機会を得たものの、2016年シーズンには度重なる怪我に見舞われた。2016年4月29日の清水エスパルス戦では右外側楔状骨疲労骨折の負傷を負い、全治4週間から6週間と診断された。同年9月12日の練習試合では右足第五中足骨骨折の負傷を負い、全治約3か月と診断されるなど、アクシデントが続いた。2017年シーズンは出場機会がなく、シーズン終了をもって金沢から契約満了の通告を受けた。
4.2. ガイナーレ鳥取
ツエーゲン金沢との契約満了後、星野は2017年12月に行われたJリーグ合同トライアウトに参加し、その結果、ガイナーレ鳥取への完全移籍が発表された。2018年3月11日、鹿児島ユナイテッドFC戦でガイナーレ鳥取でのリーグデビューを果たした。星野は2018年から2019年までガイナーレ鳥取に所属した。
5. 選手成績
星野有亮のプロキャリアにおけるリーグ戦およびカップ戦の成績は以下の通りである。
| クラブ成績 | リーグ | 天皇杯 | 総通算 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| シーズン | クラブ | リーグ | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | |
| 日本 | リーグ | 天皇杯 | 総通算 | ||||||
| 2015 | 金沢 | J2 | 17 | 1 | 1 | 0 | 18 | 1 | |
| 2016 | 8 | 0 | 1 | 0 | 9 | 0 | |||
| 2017 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
| 2018 | 鳥取 | J3 | 27 | 0 | 2 | 0 | 29 | 0 | |
| 2019 | 25 | 0 | 2 | 0 | 27 | 0 | |||
| J2通算 | 25 | 1 | 2 | 0 | 27 | 1 | |||
| J3通算 | 52 | 0 | 4 | 0 | 56 | 0 | |||
| 総通算 | 77 | 1 | 6 | 0 | 83 | 1 | |||
- Jリーグ初出場：2015年4月1日 J2第5節 愛媛FC戦(石川西部)
- Jリーグ初得点：2015年11月8日 J2第40節 セレッソ大阪戦(石川西部)
6. 怪我・逆境
星野有亮は、プロキャリアにおいて複数の怪我を経験した。2016年4月29日の清水エスパルス戦では右外側楔状骨疲労骨折を負い、全治4週間から6週間と診断された。さらに同年9月12日の練習試合では右足第五中足骨骨折を負い、全治約3か月と診断されるなど、選手生活において困難な時期を過ごした。
7. 選抜歴・受賞歴
星野有亮は、学生時代に以下の選抜歴や受賞歴がある。
- 2010年：第89回全国高校選手権優秀選手
- 2012年：デンソーカップチャレンジ関東選抜B
- 2013年：デンソーカップチャレンジ関東選抜A
8. 引退
星野有亮は、2019年シーズン終了後、所属していたガイナーレ鳥取との契約が満了となった。その後、2020年1月16日に現役引退を発表し、プロサッカー選手としてのキャリアを終えた。