石橋直希

1.1. 初期とユース時代

石橋直希は1981年5月14日に埼玉県で生まれた。彼は日本のユースチームではなく、アルゼンチンのClub Almagro_{クラブ・アルマグロ}^{スペイン語}のユースチームで1997年から1999年までプレーし、異文化の環境で若くしてサッカーの技術と経験を磨いた。

1.2. 横浜FC

2000年、石橋はJFLに所属していた横浜FCに加入し、プロとしてのキャリアをスタートさせた。加入初年度の2000年シーズン、横浜FCはJFLで優勝を果たし、翌2001年シーズンからはJ2リーグへ昇格した。しかし、J2での2001年シーズンは出場機会に恵まれず、リーグ戦での出場はなかった。横浜FCでは、JFLで4試合に出場し2得点を記録した。

1.3. サガン鳥栖

2002年、石橋はJ2リーグのサガン鳥栖へ移籍した。2002年シーズンには、主にミッドフィールダーとして途中出場ながら14試合に出場し、天皇杯では1得点を記録した。しかし、2003年シーズンは出場機会がさらに減少し、リーグ戦での出場はわずか1試合にとどまった。

1.4. アローズ北陸

2003年8月、石橋はJFLのアローズ北陸(現在のカターレ富山の前身)へ移籍した。この移籍は期限付き移籍の形式であった。アローズ北陸では主力選手として定着し、多くの試合に出場してチームに貢献した。2003年シーズンに11試合3得点を記録して以降、2004年には28試合8得点、2005年には28試合14得点と、特に攻撃面でその存在感を発揮した。2006年シーズンには25試合8得点を挙げ、同シーズンの終了をもって現役を引退した。

2.1. クラブ別出場・得点記録