1. 概要
錦富士隆聖(にしきふじ りゅうせい)は、1996年7月22日生まれ、青森県十和田市出身(出生地は静岡県伊豆の国市)の現役大相撲力士です。本名は小笠原隆聖(おがさわら りゅうせい)。身長184 cm、体重154 kg、血液型はB型。伊勢ヶ濱部屋に所属し、2016年9月に初土俵を踏みました。最高位は西前頭3枚目(2023年5月場所)。彼はこれまでに序ノ口、序二段、幕下、十両の各段で優勝経験があり、2022年7月場所の新入幕では敢闘賞を受賞しました。
2. 幼少期とアマチュア相撲
錦富士は、プロ相撲の世界に入る以前の幼少期から学生時代にかけて、相撲で多くの実績を積んできました。
2.1. 生い立ちと教育
錦富士隆聖こと小笠原隆聖は、1996年7月22日に静岡県伊豆の国市で生まれ、青森県十和田市で育ちました。相撲は十和田市立三本木小学校3年次に母親の勧めで始めましたが、本人は当初あまり乗り気ではありませんでした。その後、十和田市立十和田中学校を経て、相撲部の強豪として知られる青森県立三本木農業高等学校農業機械科に進学しました。高校卒業後は近畿大学経営学部経営学科に進みましたが、2年次に「大学を卒業した後では形が決まってしまい、直せなくなる」という理由から、大学を中退してプロの道へ進むことを決意しました。この決断の背景には、伊勢ヶ濱部屋の伊勢ヶ濱親方(第63代横綱・旭富士正也)の熱意があり、また三本木農業高校相撲部監督と親交のあった当時現役力士だった安美錦竜児(現・安治川親方)の仲介も大きく影響しました。
2.2. アマチュア相撲での活動
錦富士は、アマチュア時代からその才能を発揮していました。
- 小学生時代:**
- 十和田市立三本木小学校3年次から相撲を始め、6年次にはわんぱく相撲全国大会でベスト8という成績を収めました。
- 中学生時代:**
- 十和田市立十和田中学校在学中も相撲を続け、3年次には全国中学校相撲選手権大会で8強入りしました。
- 高校生時代:**
- 三本木農業高校に進学し、3年次には全国高校相撲宇佐大会で個人3位に入賞するなどの実績を残しました。高校の同期には阿武咲奎也(1年次中退)がいます。
- 大学生時代:**
- 近畿大学に進学し、2年次には相撲部のレギュラーとなりました。大学の同期には欧勝竜健治、翠富士一成(2年次中退)がおり、翠富士とはともに伊勢ヶ濱部屋に入門し、以降も良きライバルとして切磋琢磨しています。
3. プロ相撲経歴
錦富士のプロ相撲キャリアは、2016年9月のデビュー以来、着実に昇進を重ね、多くの実績を残してきました。
3.1. キャリア初期と下位優勝
2016年9月場所で本名の小笠原隆聖として初土俵を踏みました。キャリアの初期には、兄弟子である安美錦竜児(現・安治川親方)の付け人を務めました。
デビュー場所である2016年11月場所の序ノ口では、同期の翠富士一成(当時の四股名は庵原)と同点で優勝決定戦に進出し、これに勝利して初の各段優勝を果たしました。続く2017年1月場所の序二段でも、再び翠富士との優勝決定戦を制し、2場所連続優勝を達成しました。この二人の対戦について、兄弟子の照ノ富士春雄(当時)は、伊勢ヶ濱部屋全体が彼らの対戦を楽しむほどだと語っています。
錦富士の四股名は、初土俵から2場所後に与えられました。「錦」は兄弟子である安美錦の四股名から一字を取り、彼が錦富士を指導し、育成してきたことに由来します。「富士」は、師匠である伊勢ヶ濱親方(元横綱旭富士)の現役時代の四股名から取られています。
2019年に安美錦が現役を引退した後は、照強翔暉の付け人を務めました。
3.2. 十両・幕下での活躍
2017年11月場所で幕下に昇進してからは、幕下の番付に定着しました。2018年1月場所では初日の一番で左膝を負傷し途中休場しましたが、靭帯の断裂はなかったため4番目から再出場しました。
2019年9月場所では自己最高位となる東幕下3枚目に番付を上げましたが、場所前の稽古で左肘の筋を断裂しており、5番目で負け越しが決定すると、6番目以降は休場となりました。9月20日に左肘の手術を受け、翌11月場所は全休を余儀なくされました。この休場期間中、彼は特に恩師である安美錦の介護に感謝の意を表明しました。
怪我から復帰して2場所目となる2020年3月場所では、玉正鳳萬平(当時の四股名は旭蒼天)が全勝で先に勝ち越していた中で、錦富士も全勝を守り、7戦全勝で幕下優勝を果たしました。
新型コロナウイルス感染症の流行に伴う5月場所の中止を経て、再び自己最高位の東幕下3枚目で迎えた2020年7月場所で5勝2敗の好成績を収め、場所後に開催された番付編成会議で、2020年9月場所での新十両昇進が決定しました。この昇進は、同期の兄弟子である照ノ富士が7月場所で幕内優勝を果たし、トップリーグに復帰した時期と重なりました。この二つの優勝が伊勢ヶ濱部屋にもたらした活気について、錦富士は照ノ富士と共に「伊勢ヶ濱旋風」を巻き起こしたいと語りました。
しかし、十両昇進後の2場所で成績が振るわず、2020年9月場所は7勝8敗、11月場所は3勝12敗と大きく負け越し、2021年1月場所では再び幕下へ降格となりました。この1月場所では、2日目に一山本大生に敗れたものの、幕下優勝争いに加わりました。この場所の幕下優勝決定戦は、1敗で9人が並ぶという異例の事態となり、1996年7月場所の名古屋以来の出来事でした。錦富士は最初の対戦で翔豊龍琢磨に勝利しましたが、芝智貴に敗れて優勝争いから脱落しました(この場所の幕下優勝は魁勇大)。それでも、6勝1敗という好成績を残し、再び十両への昇進を決めました。
2022年5月場所では、大奄美元規との優勝決定戦を制し、十両優勝を果たしました。この優勝もまた、兄弟子である横綱照ノ富士が7回目の幕内優勝を果たした場所と重なるものでした。2022年5月場所は、師である安美錦の断髪式が同月29日に予定されており、錦富士は断髪式前に優勝できたことに満足感を表明しました。
3.3. 幕内昇進と推移
2022年5月場所での十両優勝により、錦富士は大相撲の幕内への昇進を果たし、同年7月場所で前頭17枚目の番付で新入幕となりました。この昇進時、彼は高校の同期である阿武咲奎也(2017年5月場所で幕内デビュー)との対戦を希望するコメントを残しました。新入幕の場所で10勝5敗と二桁勝利を挙げ、見事敢闘賞を受賞しました。
2023年5月場所では西前頭3枚目と自己最高位に到達しました。しかし、場所終盤に右足の靭帯を負傷し、同年7月場所はほとんど稽古ができないまま強行出場することとなりました。この場所は5勝10敗と大きく負け越し、続く9月場所も5勝10敗と負け越しました。これにより、2023年11月場所では西前頭16枚目まで番付を下げました。
2024年1月場所は10場所ぶりに十両に陥落しましたが、東十両2枚目でのこの場所は初日から4連勝するなど白星を先行させ、12日目に勝ち越しを決めました。千秋楽も勝利し、10勝5敗の好成績で1場所での幕内復帰を果たしました。
東前頭14枚目として迎えた2024年3月場所では連敗スタートとなったものの、3日目から不戦勝1回を含む5連勝で巻き返し、中日から3連敗して5勝5敗の五分となりましたが、11日目からの3連勝で勝ち越しを決め、8勝7敗で終えました。
西前頭12枚目で迎えた2024年5月場所は、2日目からの5連敗で黒星が先行し、7日目と8日目の連勝で盛り返すかと思われましたが、11日目からの3連敗で負け越し、千秋楽も敗れて5勝10敗と十両陥落も有り得る成績に終わりました。しかし、他の力士の成績との兼ね合いにより、7月場所は幕尻の東前頭17枚目に残留しました。
2024年7月場所も5日目まで3勝2敗から3連敗し、その後2連勝したものの再び4連敗して6勝9敗に終わりました。本来であれば十両陥落となる成績でしたが、またも他の力士の成績との兼ね合いで、2024年9月場所も同地位に据え置きとなりました。大相撲本場所が年6場所制となって以降、幕尻で負け越しながら十両に陥落せずに幕内に残ったのは過去3例ありましたが、いずれも7勝8敗でした。錦富士のように6勝9敗で幕内残留するのは初めての珍事であり、これにより青森県出身の幕内力士が141年ぶりに途絶えてしまう危機をひとまず回避することができました。
3.4. 怪我と課題
錦富士は力士生活中にいくつかの怪我を経験し、それらを乗り越えてきました。
- 左膝の負傷:** 2018年1月場所では一番目の相撲で左膝を痛めましたが、靭帯の断裂はなかったため4番目から再出場しました。
- 左肘の負傷:** 2019年9月場所前には左肘の筋を断裂し、場所中には休場を余儀なくされました。同年9月20日には手術を受け、続く11月場所を全休しました。
- 新型コロナウイルス感染:** 2022年2月4日には、日本相撲協会から新型コロナウイルスに感染したことが発表されました。
- 右足靭帯の負傷:** 2023年5月場所の終盤には右足の靭帯を負傷しました。同年7月場所では場所直前まで稽古がままならず、ほとんどの期間をリハビリに費やし、ぶっつけ本番に近い状態で強行出場することとなりました。新婚の妻と10月に誕生する予定の子供のために強行出場を決意した側面もあったと語っています。
また、錦富士は場所中に体重を維持するのが難しいという課題を抱えており、体重増加をより真剣に捉える必要があると指摘されています。十両昇進時には、自身の持久力が弱いと感じており、強化したいとも語っていました。
4. 相撲スタイル
錦富士は「四つ相撲」を得意とする力士で、相手の廻しを掴んで組む相撲を好みます。特に、相手の左上手を取り、右で下から差す「左四つ」を基本としています。得意な決まり手は「寄り切り」であり、真っ直ぐに相手を土俵際まで寄って押し出す相撲を追求しています。
一方で、錦富士は「突き押し」の技術も磨き、さらに相撲の幅を広げようと努力しています。稽古においては、2024年2月17日放送の『ジャンクSPORTS』で語られたエピソードとして、左肘の手術後、大阪合宿中に20番稽古した後で師匠の伊勢ヶ濱親方に「稽古ができないので今日抜けてもいいですか」と申し出たところ、「お前、右腕どうしたんだ」と許されず、そこからさらに60番、右腕だけで相撲を取らされたという壮絶な経験も披露しています。
5. 私生活
錦富士は、2023年5月場所の数日前に結婚しました。お相手は1年半交際していた24歳の一般女性です。挙式は東京都江東区の富岡八幡宮で執り行われました。この神社は、錦富士の師匠である伊勢ヶ濱親方(第63代横綱旭富士)や兄弟子である照ノ富士春雄も結婚式を挙げた場所として知られています。
2023年11月場所の直前には、同年10月13日に双子の男児が誕生したことを公表しました。「本当にかわいい」と語り、二人の子供の誕生は彼が力士としてさらに奮起する大きな原動力となっています。
6. エピソードと影響
錦富士の相撲人生には、彼のキャリアと人間に大きな影響を与えた特筆すべきエピソードがいくつか存在します。
6.1. 安美錦との関係
錦富士と兄弟子である安美錦竜児(現・安治川親方)との間には、彼が伊勢ヶ濱部屋に入門する以前から非常に深い関係があり、錦富士のキャリアに多大な影響を与えています。
- 四股名の由来:** 錦富士の四股名である「錦」は、安美錦の四股名から一字を取ったもので、安美錦が錦富士を熱心に指導し育成したことに由来しています。
- 付け人:** 2017年1月場所から、安美錦が現役を引退する2019年7月場所まで、錦富士は安美錦の専属の付け人を務めました。
- ゲン担ぎと目標:** 自身が幕下優勝を果たした2020年3月場所では、取組がない日には安治川親方が、取組がある日には錦富士自身が、差し入れのカレーライスを食べるというゲン担ぎを行っていました。幕下優勝を果たした後には、同年10月4日に予定されていた安治川親方の引退相撲までには関取になるという目標を掲げました。安治川親方の引退相撲は新型コロナウイルス感染症の影響で延期となりましたが、錦富士は当初の予定よりも早い2020年9月場所で新十両に昇進し、目標を達成する形となりました。
- YouTube出演:** 2020年6月には、日本相撲協会の公式YouTubeチャンネルで公開されたトレーニング動画に、安治川親方が紹介するストレッチの実演担当者として出演しました。
6.2. その他の特筆すべきエピソード
- 2020年3月場所では、前年5月場所限りで引退した兄弟子・駿馬赤兎の名前が書かれたサガリを使用して取組を行いました。この駿馬のサガリは、その直前の1月場所では翠富士が、さらに以前には照ノ富士も使用していました。
- プロサッカー選手の相馬勇紀は、錦富士の友人です。左肘の手術で稽古がままならなかった際、相馬から激励のメッセージを受けたと語っており、錦富士はテレビで相馬の試合を応援しています。
- 伊勢ヶ濱部屋の公式ホームページによると、彼の好物は枝豆と肉、趣味はサッカー観戦で、好きな女性タレントは磯山さやかです。
- 2024年2月17日放送の『ジャンクSPORTS』で語られたエピソードとして、左肘の手術後、大阪合宿中に20番稽古した後で師匠の伊勢ヶ濱親方に「稽古ができないので今日抜けてもいいですか」と申し出たところ、「お前、右腕どうしたんだ」と許されず、そこからさらに60番、右腕だけで相撲を取らされたという壮絶な経験も披露しています。
- 2024年8月15日に放送されたフジテレビの特別番組『大相撲部屋対抗!大食い&歌うまバトル』では、角界屈指の歌唱力を披露し、一門対抗の「歌うまバトル」で伊勢ヶ濱一門を優勝に導きました。その歌声はインターネット上で大きな話題となりました。
7. 主な成績
2025年1月場所終了現在における、錦富士のプロ相撲キャリアにおける主な成績と栄誉を以下に示します。
- 通算成績**: 288勝253敗10休(50場所)
- 幕内成績**: 104勝121敗(15場所)
7.1. 各段優勝
錦富士が各相撲階級で獲得した優勝歴は以下の通りです。
- 十両優勝: 1回(2022年5月場所)
- 幕下優勝: 1回(2020年3月場所)
- 序二段優勝: 1回(2017年1月場所)
- 序ノ口優勝: 1回(2016年11月場所)
7.2. 三賞
錦富士が幕内階級で受賞した特別賞(三賞)は以下の通りです。
- 三賞: 1回
- 敢闘賞: 1回(2022年7月場所)
8. 対戦成績
2025年1月場所終了現在における、錦富士の他の力士との主な対戦記録を以下に示します。
8.1. 幕内での主な対戦成績
括弧内は不戦勝、不戦敗の数を示します。太字は2025年1月場所終了現在、現役力士です。
| 力士名 | 勝数 | 負数 | 力士名 | 勝数 | 負数 | 力士名 | 勝数 | 負数 | 力士名 | 勝数 | 負数 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 碧山 | 0 | 3 | 朝紅龍 | 1 | 0 | 東龍 | 1 | 0 | 阿炎 | 1 | 1 | ||
| 逸ノ城 | 1 | 0 | 一山本 | 4(1) | 4 | 宇良 | 0 | 5 | 遠藤 | 4 | 5 | ||
| 欧勝馬 | 1 | 0 | 阿武剋 | 1 | 2 | 阿武咲 | 0 | 5 | 王鵬 | 3 | 3 | ||
| 隠岐の海 | 1 | 0 | 輝 | 4 | 1 | 北の若 | 0 | 3 | 霧島 | 0 | 1 | ||
| 金峰山 | 3 | 3 | 豪ノ山 | 0 | 1 | 琴恵光 | 3(1) | 1 | 琴櫻 | 1 | 1 | ||
| 琴勝峰 | 3 | 0 | 佐田の海 | 5 | 5 | 獅司 | 1 | 0 | 島津海 | 1(1) | 0 | ||
| 正代 | 1 | 3 | 湘南乃海 | 2 | 3 | 大奄美 | 2 | 0 | 大栄翔 | 0 | 1 | ||
| 貴景勝 | 0 | 4 | 隆の勝 | 5 | 0 | 髙安 | 2 | 5 | 玉正鳳 | 1 | 0 | ||
| 玉鷲 | 2 | 5 | 美ノ海 | 1 | 4 | 千代翔馬 | 3 | 4 | 千代大龍 | 2 | 0 | ||
| 千代丸 | 1 | 0 | 剣翔 | 4 | 1 | 東白龍 | 0 | 1 | 時疾風 | 0 | 3 | ||
| 栃ノ心 | 2 | 1 | 翔猿 | 1(1) | 3 | 友風 | 2 | 0 | 錦木 | 3 | 3 | ||
| 平戸海 | 2 | 3 | 武将山 | 0 | 1 | 豊昇龍 | 0 | 2 | 北青鵬 | 1 | 1 | ||
| 北勝富士 | 3(1) | 6 | 御嶽海 | 2 | 2 | 水戸龍 | 1 | 0 | 妙義龍 | 4 | 4 | ||
| 明生 | 3 | 1 | 豊山 | 1 | 0 | 竜電 | 1 | 6 | 狼雅 | 3 | 2 | ||
| 若隆景 | 1 | 2 | 若元春 | 1 | 1 |
(以下は最高位が横綱・大関の現役力士)
- 豊昇龍には2敗。豊昇龍の横綱昇進後は対戦なし。
- 琴櫻には1勝1敗。琴櫻の大関昇進後は対戦なし。
- 元大関・髙安には2勝5敗。
- 元大関・正代には1勝3敗。
- 元大関・御嶽海には2勝2敗。
- 元大関・霧島には1敗。
(以下は最高位が横綱・大関の引退力士)
- 元大関・栃ノ心には2勝1敗。
- 元大関・貴景勝には4敗。
9. 場所別成績
錦富士のプロ相撲場所における勝敗と休場の記録を、年代順に詳細に記述します。
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示します。
三賞: F=敢闘賞。その他: P=優勝決定戦。
番付階級: 幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口
幕内序列: 横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列)
| 年 | 1月場所 | 3月場所 | 5月場所 | 7月場所 | 9月場所 | 11月場所 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016 | 前相撲 | 前相撲 | 前相撲 | 前相撲 | 前相撲 | 東序ノ口21 7勝0敗 P 優勝 |
| 2017 | 東序二段10 7勝0敗 P 優勝 | 東三段目19 3勝4敗 | 西三段目38 5勝2敗 | 東三段目13 4勝3敗 | 西三段目2 4勝3敗 | 西幕下52 6勝1敗 |
| 2018 | 西幕下23 1勝5敗1休 | 西幕下47 5勝2敗 | 西幕下30 4勝3敗 | 東幕下23 2勝5敗 | 西幕下37 5勝2敗 | 西幕下24 5勝2敗 |
| 2019 | 西幕下13 3勝4敗 | 西幕下17 5勝2敗 | 東幕下11 4勝3敗 | 西幕下8 5勝2敗 | 東幕下3 1勝4敗2休 | 西幕下18 全休 |
| 2020 | 西幕下58 4勝3敗 | 東幕下49 7勝0敗 優勝 | 感染症拡大 により中止 | 東幕下3 5勝2敗 | 西十両13 7勝8敗 | 東十両13 3勝12敗 |
| 2021 | 西幕下5 6勝1敗 | 西十両12 7勝8敗 | 西十両12 8勝7敗 | 東十両11 8勝7敗 | 東十両9 10勝5敗 | 東十両4 5勝10敗 |
| 2022 | 東十両9 10勝5敗 | 東十両5 7勝8敗 | 西十両6 11勝4敗 P 優勝 | 東前頭17 10勝5敗 F | 東前頭10 10勝5敗 | 東前頭5 9勝6敗 |
| 2023 | 東前頭4 4勝11敗 | 西前頭10 10勝5敗 | 西前頭3 3勝12敗 | 西前頭8 5勝10敗 | 西前頭13 5勝10敗 | 西前頭16 6勝9敗 |
| 2024 | 東十両2 10勝5敗 | 東前頭14 8勝7敗 | 西前頭12 5勝10敗 | 東前頭17 6勝9敗 | 東前頭17 8勝7敗 | 西前頭14 6勝9敗 |
| 2025 | 東前頭17 9勝6敗 | 東前頭13 |
10. 改名歴
錦富士がプロ相撲キャリア中に使用した四股名(リングネーム)を時系列順に示します。
- 小笠原 隆聖(おがさわら りゅうせい): 2016年9月場所 - 2016年11月場所
- 錦富士 隆聖(にしきふじ りゅうせい): 2017年1月場所 -