1. 経歴
パク・ジンリは、モデル、放送人、女優として多岐にわたる活動を展開し、それぞれで顕著な実績を残してきた。
1.1. モデル活動
パク・ジンリは、フィリピンの男性誌『FHMフィリピン』に頻繁に登場し、同誌の人気モデルとなった。2011年5月に初めて掲載されて以来、同年8月、2012年3月にも再登場した。2013年8月にはFHMフィリピンのカバーガールを務め、同誌の発行元であるサミット・メディアから写真集『ザ・ジンリ・エクスペリエンス(The Jinri Experience)』を出版した。彼女は『FHMフィリピン』の「セクシエスト・ウーマン」ランキングにおいて、2014年にはトップ10に、2015年にはトップ7にランクインするなど、高い評価を得た。彼女はアロディア・ゴシエンフャオの後を継いでFHMカバーガールとなり、その後はルーファ・メイ・キントがこの役割を務めた。
1.2. 放送・進行活動
パク・ジンリはラジオDJとして、2011年から2015年までモンスター・レディオRX 93.1で活躍した。テレビ番組では、2015年に『KISPinoy』で共同司会者を務めた。また、ウェブ番組のホストとしても活動し、2015年にはウェブサイト「TV5.com.ph」で配信された『Jinrilationships』のホストを務め、『Tanods』では「ベイブス(Bheybs)」役を演じた。この他にも、2013年に『The Ryzza Mae Show』にゲスト出演、2015年には『Pop Talk』でアナリストを務め、2017年には『Road Trip』のエピソードゲストとして、2016年には『ピノイ・ビッグ・ブラザー:ラッキー7』でセレブリティハウスメイトとして出演するなど、様々な番組で自身の素顔を披露した。
1.3. 演技活動
パク・ジンリは、いくつかのテレビドラマやウェブ番組に出演し、女優としてもその才能を発揮している。
年 | 番組名 | 役柄 | 備考 |
---|---|---|---|
2013 | 『Vampire ang Daddy Ko』 | ジン | キャストメンバー |
『The Ryzza Mae Show』 | 本人 | ゲスト | |
2015 | 『KISPinoy』 | 本人 | 共同司会者 |
『Pop Talk』 | 本人 | アナリスト | |
『Little Nanay』 | ポルティア | エクステンデッド・ロール | |
2016 | 『Juan Happy Love Story』 | ライラ | ゲスト・ロール |
『ピノイ・ビッグ・ブラザー:ラッキー7』 | 本人 | セレブリティハウスメイト | |
2017 | 『エンカンタディア』 | ヘラ・ジュビラ | ゲストキャスト/アンタゴニスト |
『Road Trip』 | 本人 | エピソードゲスト | |
『My Korean Jagiya』 | ハンナ・リー / イ・ギョンハ | サポーティング・ロール/アンタゴニスト | |
2018 | 『タダーナ:マイ・コリアン・フェアリー・テイル』 | スー・ジョン | エピソードゲスト |
年 | 番組名 | 役柄 | ウェブサイト |
---|---|---|---|
2015 | 『Jinrilationships』 | ホスト | TV5.com.ph |
『Tanods』 | ベイブス |
2. 受賞歴
パク・ジンリは、そのキャリアを通じて特に『FHMフィリピン』の「セクシエスト・ウーマン」ランキングで高い評価を受けた。2011年の初登場以来、順位を上げ、人気を集めた。
年 | 雑誌 | 受賞歴 | 結果 |
---|---|---|---|
2011 | FHMフィリピン | フィリピン・セクシエスト・ファイネスト | 79位 |
2012 | FHMフィリピン | フィリピン・セクシエスト・ファイネスト | 21位 |
2013 | FHMフィリピン | フィリピン・セクシエスト・ファイネスト | 13位 |
2014 | FHMフィリピン | フィリピン・セクシエスト・ファイネスト | 10位 |
2015 | FHMフィリピン | フィリピン・セクシエスト・ファイネスト | 7位 |
3. 私生活とその後活動
パク・ジンリは2020年3月22日に、フィリピン系オーストラリア人であるジョンとオーストラリアのシドニーで結婚したことを発表した。結婚後はオーストラリアに移住し、ウェイトレスとして働き始めた。また、国際的なブラジリアン柔術選手としてのキャリアも追求している。