牲川歩見

2.1. クラブキャリア

牲川はジュビロ磐田の下部組織出身で、2013年にユース出身者としては4年ぶりにトップチームへ昇格した。同年8月にはU-19日本代表のスペイン遠征に招集されたが、そのトレーニング中に負傷し、全治6ヶ月の長期離脱を余儀なくされた。この負傷により、同年9月には選手登録を抹消されている。

2014年からはJリーグ・アンダー22選抜にも選出され、同年7月20日に行われたJ3第18節のSC相模原戦でJリーグデビューを果たした。2015年4月10日にはJリーグのプロA契約を締結した。

2016年1月7日にはサガン鳥栖への期限付き移籍が発表された。同年開催されたリオデジャネイロオリンピックの候補メンバーにも選ばれたが、最終的には本大会メンバーからは落選した。

2017年1月6日にはザスパクサツ群馬への期限付き移籍が発表された。

2018年からはアスルクラロ沼津に期限付き移籍で加入し、2019年シーズンからは磐田から沼津へ完全移籍した。

2020年には水戸ホーリーホックへ完全移籍。この年、ベテランの松井謙弥とポジションを争いながら、開幕戦を含む20試合に出場した。続く2021シーズンは松井の移籍に伴いレギュラーとして出場し、シーズンを通して40試合に出場する活躍を見せた。

2022年シーズンより、浦和レッズに完全移籍で加入し、現在に至る。

2.2. 代表キャリア

牲川歩見は、年代別の日本代表にも選出され、国際大会での経験も積んでいる。

• U-17日本代表**
  • 2011年には、U-17ワールドカップメキシコ大会の日本代表に選出され、チームのベスト8進出に貢献した。この大会ではアルゼンチン戦の1試合に出場している。
• U-19日本代表**
  • 2013年にはスペイン遠征のメンバーに招集された。
• U-21日本代表**
  • 2014年には仁川アジア大会2014のメンバーとして4試合に出場した。
• U-22日本代表**
  • 2015年にはAFCアジアカップ2015の日本代表トレーニングパートナーに選ばれたほか、AFC U-23選手権 (予選)のメンバーとしても活動した。
• U-23日本代表**
  • 2016年にはAFC U-23選手権2016のメンバーに名を連ねた。

2.3. 出場記録

牲川歩見のプロキャリアにおけるクラブごとの出場記録は以下の通りである(2024年12月10日現在)。

• Jリーグ初出場 - 2014年7月20日 J3第18節 SC相模原戦(相模原ギオンスタジアム)

3.1. クラブ

• 浦和レッズ**
  • AFCチャンピオンズリーグ: 2022
  • スーパーカップ: 2022