1. 概要
矢吹奈子(やぶき なこ、2001年6月18日 - )は、日本の女優、タレント、モデル、ラジオパーソナリティである。かつては女性アイドルグループのHKT48および日韓合同グローバルガールズグループの아이즈원IZ*ONE韓国語の元メンバーであり、AKB48チームBの元兼任メンバーでもあった。0歳から子役として活動を開始し、その後アイドルとしてのキャリアを築き、現在は女優業を中心に多岐にわたる分野で活躍している。
2. 人物
矢吹奈子は、幼少期から芸能活動を開始し、アイドルグループでの活動を経て、現在は女優として活躍の場を広げている。
2.1. 生い立ち
矢吹奈子は、2001年6月18日に東京都で生まれた。0歳から子役として芸能活動を始め、2005年公開の映画『タッチ』では浅倉南の幼少期を演じた。
小学2年生の頃からAKB48のファンとなり、当初は姉の影響で渡辺麻友に憧れていた。しかし、ある日テレビで指原莉乃を見て「この人が好き!」と強く惹かれるようになった。その後、指原の握手会に4、5回足を運び、そのうち2回は指原本人から「(AKB48グループのオーディションに)絶対に受かるよ。受けて!」と誘いを受けた。当時は応募要項の年齢条件に達していなかったが、指原がHKT48に移籍したことをきっかけに、博多にも行ってみたいという思いからHKT48のオーディションを受けることを決意した。
2.2. 愛称と人間関係
矢吹奈子の愛称は「なこ」である。初期には「きなこ」や「ぬこ」とも呼ばれていた。彼女のキャッチフレーズは「私達はお化けを倒す軍隊だ!(おー!)矢吹奈子です。」で、これはお化け屋敷に行った際に友人と発した言葉が元になっている。2015年1月のテレビ番組『有吉AKB共和国』でのトーク中にこの言葉を披露した際、MCの有吉弘行が即座に反応したことから定着した。
HKT48時代には、グループ内の「よそよそしい呼び方禁止令」により、憧れの指原莉乃を「さしこちゃん」と呼んでいた。同期で同い年の田中美久とは「なこみく」コンビとして親しまれ、共に活動することが多かった。2014年9月24日発売のHKT48 4thシングル『控えめI love you !』Type-Cには、なこみく名義の楽曲「生意気リップス」が収録されている。また、2018年5月2日発売のHKT48 11thシングル『早送りカレンダー』では、田中美久と共にWセンターを務めた。
田中美久によると、矢吹奈子は「自分でも言うくらいお酒が強い」とのことだが、田中宅に初めて宿泊した際、疲労から少量の飲酒で泥酔状態となり、化粧を落とさずに眠ろうとした矢吹に田中が「メイクくらいは落としたほうがいいよ」と伝えると、突然韓国語を話し出したというエピソードがある。翌朝、田中からこの出来事を聞かされた矢吹は、そのことを全く覚えていなかったため驚いていたと明かしている。
3. アイドル活動
矢吹奈子は、HKT48の3期生としてデビューし、AKB48との兼任、そして아이즈원IZ*ONE韓国語での活動を通じて、国内外で幅広いアイドル活動を展開した。
3.1. HKT48時代
2013年8月、HKT48第3期生オーディションに合格。同年11月2日、HKT48ひまわり組「パジャマドライブ」初日公演のバックダンサーとしてお披露目された。12月7日には、研究生「脳内パラダイス」公演で劇場公演デビューを飾った。同年12月11日発売のAKB48 34thシングル「鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの」Type Hに収録された「ウインクは3回」では、お披露目前にもかかわらずセンターに抜擢された。
2014年2月24日、Zepp DiverCityで開催された「AKB48グループ大組閣祭り」において、チームHへの昇格が発表され、同年4月23日よりチームHとしての活動を開始した。同年3月12日発売のHKT48 3rdシングル「桜、みんなで食べた」では、同期の田中美久と共に初の選抜入りを果たした。
2015年11月25日発売のHKT48 6thシングル「しぇからしか!」Type-Cには、自身初のソロ楽曲「いじわるチュー」が収録された。これはHKT48のシングルにメンバーのソロ楽曲が収録される初の事例となった。
2021年4月29日に아이즈원IZ*ONE韓国語としての活動期間が終了し、同年5月15日には生配信番組『HKT48メンバー全員生出演「君とどこかへ行きたい」リリース記念ニコ生特番』にサプライズ出演し、宮脇咲良と共にHKT48として約2年5か月ぶりに活動を再開した。同日、自身のTwitterとInstagramの更新も約2年8か月ぶりに再開した。同年6月26日には、西日本シティ銀行 HKT48劇場にて、自身の20歳の誕生日を祝う『生誕祭』で約2年9か月ぶりに劇場公演に復帰した。同年11月3日には、12月1日発売のHKT48 2ndアルバム『アウトスタンディング』のリード曲「突然 Do love me!」で単独センターを務めることが発表された。
2022年10月16日、幕張メッセで行われたHKT48の11周年記念ライブ「未来へのメッセージ」で、グループからの卒業を発表した。卒業コンサートは2023年4月1日にパシフィコ横浜で開催され、HKT48としての活動を終了した。
3.2. AKB48兼任と総選挙
2015年3月25日、さいたまスーパーアリーナで開催された『AKB48ヤングメンバー全国ツアー~未来は今から作られる~』にて、田中美久、大和田南那、川本紗矢、谷口めぐ、向井地美音、村山彩希と共にAKB48グループの派生ユニット「でんでんむChu!」を結成することが発表された。翌3月26日に同会場で開催された『AKB48春の単独コンサート~ジキソー未だ修行中!~』内で行われた「春の人事異動」により、AKB48チームBとの兼任が発表され、同年9月1日より兼任を開始した。同年12月26日には、チームB「ただいま 恋愛中」初日公演に出演した。

矢吹奈子は、デビュー以来5回のAKB48選抜総選挙に参加し、以下の結果を残している。
回 | 年 | 最終順位 | 得票数 | 楽曲でのポジション | 楽曲 |
---|---|---|---|---|---|
6 | 2014 | 圏外 | |||
7 | 2015 | ||||
8 | 2016 | 28 | 28276 | アンダーガールズ | 「伝説の魚」 |
9 | 2017 | 37 | 25364 | ネクストガールズ | 「戸惑ってためらって」 |
10 | 2018 | 9 | 51650 | 選抜 | 「センチメンタルトレイン」 |
2016年5月から6月にかけて実施された『AKB48 45thシングル選抜総選挙』では28位でアンダーガールズに選出され、初のランクインを果たした。開票イベントが行われた6月18日は矢吹の15歳の誕生日であり、「人生で一番最高の日になりました。」と喜びのコメントを述べた。
2017年12月8日、AKB48劇場12周年公演でグループ内の組閣が行われ、AKB48チームBとの兼任解除が発表された。2018年5月28日をもってAKB48としての活動(兼任)を終了した。同年5月30日発売のAKB48 52ndシングル「Teacher Teacher」では、AKB48のシングル表題曲に初めて選抜された。同年6月の『AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙』では9位にランクインし、初の選抜入りを果たした。10位には田中美久も入っており、「なこみく」コンビで揃って選抜入りとなった。
3.3. PRODUCE 48 および IZ*ONE時代
2018年4月から8月まで、韓国のオーディション番組『프로듀스 48PRODUCE 48韓国語』に参加した。先輩メンバーの宮脇咲良と共に20位以内のファイナリストに残り、同年8月31日の最終回で発表された最終順位で6位にランクインし、日韓合同グローバルガールズグループ「아이즈원IZ*ONE韓国語」のメンバーに選ばれた。
IZ*ONEの活動に専念するため、2021年4月までの2年6か月間、一時的に国内グループ活動を休業することになった。2018年10月29日にIZ*ONEとしてミニアルバム『컬러라이즈COLOR*IZ韓国語』でデビューし、専任活動を開始した。

IZ*ONEは、2021年4月29日に2年6か月の活動期間を終了し、矢吹は他の日本人メンバーと共に日本へ帰国した。
4. 女優活動
矢吹奈子は、幼少期から子役として演技経験を積み、アイドル活動を経て、現在は女優として数多くの作品に出演している。
4.1. 初期演技経験
矢吹奈子は0歳から子役として活動を開始し、2005年9月10日公開の映画『タッチ』では、主人公の一人である浅倉南の幼少時代を演じた。その後も、2009年1月5日放送のテレビドラマ『月曜ゴールデン 探偵 左文字進 (13) 横浜南房総殺人ルート』で下田夏菜の幼少期役、同年6月19日放送の『金曜プレステージ さだまさし父の日ドラマSP 親父の一番長い日』に出演するなど、幼い頃から演技の経験を積んだ。
また、2012年7月28日公開の短編映画『新堀川の上で』、2013年8月24日公開の特撮ヒーロー映画『ガッチャマン』では南部博士の娘役で出演した。
4.2. 主な出演作品
アイドル活動以降も、矢吹奈子はテレビドラマ、映画、舞台など多岐にわたる作品に出演し、女優としてのキャリアを着実に築いている。
4.2.1. テレビドラマ
年 | タイトル | 役名 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
2009 | 『探偵 左文字進 (13) 横浜南房総殺人ルート』 | 下田夏菜(幼少期) | テレビドラマ | |
2009 | 『さだまさし父の日ドラマSP 親父の一番長い日』 | テレビドラマ | ||
2015 | 『福岡恋愛白書10 十回目の鈴が鳴るとき』 | 中学生の若菜 | ||
2015 | 『マジすか学園0 木更津乱闘編』 | ナマイキ | ||
2016 | 『AKBラブナイト 恋工場』第15話「卒業」 | 凛 | 主演 | |
2021 | 『顔だけ先生』 | 三条愛佳 | グループ関連以外で初の連続ドラマレギュラー出演 | |
2022 | 『コンビニ★ヒーローズ~あなたのSOSいただきました | ~』第1話 | 嶋村みずき | カメオ出演 |
2022 | 『科捜研の女 2022 Season22』第4話 | 布川美里 | ||
2023 | 『沼る。港区女子高生』 | 柚月琴奈 | ||
2023 | 『癒やしのお隣さんには秘密がある』 | 田辺真奈美 | ||
2023 | 『18歳、新妻、不倫します。』 | 三条明花 | ヒロイン | |
2023 | 『恋愛のすゝめ』 | 高田華子 | ||
2024 | 『素晴らしき哉、先生!』 | 吉良萌子 | ||
2025 | 『御上先生』 | 晴山奈緒 |
4.2.2. 映画
年 | タイトル | 役名 | 備考 |
---|---|---|---|
2005 | 『タッチ』 | 浅倉南(幼少時代) | |
2012 | 『新堀川の上で』 | 短編映画 | |
2013 | 『ガッチャマン』 | 南部博士の娘 | |
2020 | 『Eyes On Me: The Movie』 | 本人 | IZ*ONEのドキュメンタリー映画 |
2022 | 『向田理髪店』 | 大原零 |
4.2.3. 舞台
年 | タイトル | 役名 | 備考 |
---|---|---|---|
2015 | 『HKT48指原莉乃座長公演』 | おはぎ | |
2024 | 『ラヴ・レターズ~2024 New Year Special~』 | メリッサ |
5. その他の活動
矢吹奈子は、アイドル・女優業の傍ら、モデルや広告、テレビ・ラジオ出演など、多岐にわたる分野で活動している。
5.1. モデル・広告
2016年8月20日発売のビューティー&ファッション誌『LOVE berry』vol.3より、専属モデル「ラブモ」としての活動を開始した。
また、様々な企業のCMや広告モデルとしても起用されている。
- JCBカード「スマイルキャンペーン at 東京ディズニーリゾート」(2007年8月、ジェーシービー)
- ダイニチ ブルーヒーター「ハヤクアッタカ行進」篇(2007年10月、ダイニチ工業)
- コアラのマーチ(2011年、ロッテ)
- うまかっちゃん(2014年 - 2015年、ハウス食品)
- KIRSH(2021年7月)
- earth music&ecology(2022年4月)
- BOAT RACE振興会(2024年1月 - )
- SHEIN(2024年)
ファッションショーにも多数出演しており、GirlsAwardや東京ガールズコレクションといった大規模なイベントでランウェイを歩いている。
- GirlsAward
- Rakuten GirlsAward 2023 AUTUMN/WINTER(2023年9月30日、幕張メッセ)
- Rakuten GirlsAward 2024 SPRING/SUMMER(2024年5月3日、国立代々木競技場第一体育館)
- 東京ガールズコレクション
- CREATEs presents TGC KITAKYUSHU 2023 by TOKYO GIRLS COLLECTION(2023年10月7日、西日本総合展示場新館)
- oomiya presents TGC WAKAYAMA 2024 by TOKYO GIRLS COLLECTION(2024年2月3日、和歌山ビッグホエール)
- 第38回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2024 SPRING/SUMMER(2024年3月2日、国立代々木競技場第一体育館)
- 第39回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2024 AUTUMN/WINTER(2024年9月7日、さいたまスーパーアリーナ)
- 超十代 - ULTRA TEENS FES - 2017@TOKYO(2017年3月28日、幕張メッセ)
また、AKB48の楽曲「しあわせを分けなさい」(2016年)のミュージックビデオにも出演している。
5.2. テレビ・ラジオ出演
テレビ番組では、MCやレギュラー出演も務めている。
- 『この指と~まれ!』(2017年5月6日 - 9月16日、フジテレビ) - この指特命担当(サブMC)
- 『프로듀스 48PRODUCE 48韓国語』(2018年4月11日 - 8月31日、Mnet) - 参加者
- 『この指と~まれ! season2』(2018年4月29日 - 8月26日、フジテレビ) - この指特命担当
- 『この指と~まれ! season3』(2019年5月27日 - 8月26日、フジテレビ) - この指特命担当
- 『ラヴィット!』(2021年8月26日 - 、TBS) - 木曜日準レギュラー
- 『THE IDOL BAND:BOY's BATTLE』(2022年秋、TBS・SBS M・SBS FiL) - MC
- 『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』(2023年5月15日 - ) - 公式アンバサダー
- 『逃走中 ~お台場リベンジャーズ~』(2023年12月31日、フジテレビ) - 参加者(5度目の挑戦)
イベントでは、KCONやAsia Artist Awardsなどの国際的な舞台でMCを務めた。
- KCON 2022 Premire in Tokyo(2022年5月14日、幕張メッセ) - MC
- 2022 AAA AFTER STAGE(2022年12月14日、日本ガイシホール) - MC
- KCON 2023 JAPAN(2023年5月12日 - 14日、幕張メッセ) - MC
- 2023 DREAM CONCERT in JAPAN : Hello, My Friends!(2023年6月18日、さいたまスーパーアリーナ) - MC
ラジオ番組では、レギュラーパーソナリティとしても活動している。
- 『アッパレやってまーす!月曜日』(2022年4月25日 - 、MBSラジオ)
- 『レコメン!』(2023年4月 - 、文化放送) - 水曜22時23時台パーソナリティ
- 『古家正亨のPOP☆A』(NHKラジオ第1) - 準レギュラー
6. ディスコグラフィ
矢吹奈子は、HKT48、AKB48、아이즈원IZ*ONE韓国語のメンバーとして数多くの楽曲に参加し、IZ*ONEでは作詞も手掛けた。
6.1. 作詞・作曲
아이즈원IZ*ONE韓国語の楽曲では、以下の作詞に参加している。
- 「With*One」 - 共同作詞。3rdミニアルバム『Oneiric Diary』に収録。
- 「환상동화幻想童話韓国語 (Secret Story of the Swan) (Japanese Ver.)」 - MosPick、宮脇咲良と共同作詞。日本語版作詞。3rdミニアルバム『Oneiric Diary (幻想日記)』に収録。
- 「Violeta(Japanese Ver.)」 - 日本語版作詞。日本1stアルバム『Twelve』に収録。
6.2. 参加楽曲
6.2.1. シングル
HKT48名義
- 「桜、みんなで食べた」(2014年3月12日)
- 「君はどうして?」
- 「覚えてください」(研究生名義)
- 「君のことが好きやけん」
- 「控えめI love you !」(2014年9月24日)
- 「今 君を想う」
- 「アイドルの王者」(Team H名義)
- 「生意気リップス」(なこみく名義)
- 「12秒」(2015年4月22日)
- 「ロックだよ、人生は...」
- 「微笑みポップコーン」(ポップコーンチルドレン名義)
- 「カメレオン女子高生」(Team H名義)
- 「しぇからしか!」(2015年11月25日)
- 「黄昏のタンデム」
- 「Buddy」(Team H名義)
- 「いじわるチュー」(ソロ楽曲)
- 「74億分の1の君へ」(2016年4月13日)
- 「Chain of love」
- 「アインシュタインよりディアナ・アグロン」(なこみく & めるみお名義)
- 「最高かよ」(2016年9月7日)
- 「夜空の月を飲み込もう」(HKT48 Team H名義)
- 「バグっていいじゃん」(2017年2月15日)
- 「必然的恋人」
- 「HKT48ファミリー」
- 「キスは待つしかないのでしょうか?」(2017年8月2日)
- 「ロマンティック病」
- 「早送りカレンダー」(2018年5月2日)
- 「季節のせいにしたくはない」
- 「ビーサンはなぜなくなるのか?」(2022年6月22日)
AKB48名義
- 「鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの」(2013年12月11日)
- 「ウインクは3回」(HKT48名義)
- 「前しか向かねえ」(2014年2月26日)
- 「秘密のダイアリー」(Baby Elephants名義)
- 「希望的リフレイン」(2014年11月26日)
- 「今、Happy」(ばら組名義)
- 「Green Flash」(2015年3月4日)
- 「大人列車」(HKT48名義)
- 「僕たちは戦わない」(2015年5月20日)
- 「カフカとでんでんむChu !」(でんでんむChu !名義)
- 「唇にBe My Baby」(2015年12月9日)
- 「金の羽根を持つ人よ」(Team B名義)
- 「君はメロディー」(2016年3月9日)
- 「Make noise」(HKT48名義)
- 「翼はいらない」(2016年6月1日)
- 「恋をすると馬鹿を見る」(Team B名義)
- 「LOVE TRIP/しあわせを分けなさい」(2016年8月31日)
- 「伝説の魚」(アンダーガールズ名義)
- 「シュートサイン」(2017年3月15日)
- 「止まらない観覧車」(HKT48名義)
- 「願いごとの持ち腐れ」(2017年5月31日)
- 「イマパラ」
- 「#好きなんだ」(2017年8月30日)
- 「戸惑ってためらって」(ネクストガールズ名義)
- 「11月のアンクレット」(2017年11月22日)
- 「微笑みの瞬間」(7秒後、君が好きになる。名義)
- 「法定速度と優越感」(U-17選抜名義)
- 「ジャーバージャ」(2018年3月14日)
- 「ぶっ倒れるまで」(HKT48名義)
- 「Teacher Teacher」(2018年5月30日)
- 「センチメンタルトレイン」(2018年9月19日)
- 「NO WAY MAN」(2018年11月28日)
- 「ジワるDAYS」(2019年3月13日)
- 「必然性」(IZ4648名義)
PRODUCE 48名義
- 「내꺼야 (PICK ME)NEKKOYA (PICK ME)韓国語」(2018年5月10日)
6.2.2. アルバム
HKT48名義
- 『092』(2017年12月27日)
- 「人差し指の銃弾」
- 「ファンミーティング」(F24名義)
- 『アウトスタンディング』(2021年12月1日)
- 「突然 Do love me!」
- 「あっけない粉雪」
AKB48名義
- 『次の足跡』(2014年1月22日)
- 「Stoicな美学」
- 『ここがロドスだ、ここで跳べ!』(2015年1月21日)
- 「Birth」
- 『0と1の間』(2015年11月18日)
- 「ミュージックジャンキー」(Team B名義)
- 「あれから僕は勉強が手につかない」(でんでんむChu !名義)
- 『サムネイル』(2017年1月25日)
- 「青くさいロック」
PRODUCE 48名義
- 『PRODUCE 48 - 30 Girls 6 Concepts』(2018年8月18日)
- 「너에게 닿기를君に届くように韓国語 (To Reach You)」(Memory Fabricators名義)
- 『PRODUCE 48 - FINAL』(2018年9月1日)
- 「We Together」
- 「꿈을 꾸는 동안夢を見ている間韓国語」
6.2.3. 劇場公演ユニット曲
HKT48名義
- HKT48 研究生「脳内パラダイス」
- 「泣きながら微笑んで」
- 「MARIA」
- HKT48 ひまわり組「パジャマドライブ」
- 「パジャマドライブ」
- チームH 2nd Stage「青春ガールズ」
- 「雨の動物園」
- チームH 3rd Stage「最終ベルが鳴る」
- 「初恋泥棒」
- 「20人姉妹の歌」
- HKT48 ひまわり組 2nd Stage「ただいま 恋愛中」
- 「7時12分の初恋」
- チームH 4th Stage「シアターの女神」
- 「キャンディー」
- 「初恋よ こんにちは」
- 「嵐の夜には」
- 「夜風の仕業」
- チームH 5th Stage「RESET」
- 「制服レジスタンス」
- 「逆転王子様」
AKB48名義
- 木﨑チームB「ただいま 恋愛中」公演
- 「7時12分の初恋」
7. 評価
矢吹奈子は、そのアイドルとしての活動から女優としての転身、そして国際的な舞台での活躍を通じて、大衆から高い評価と影響力を得てきた。
7.1. 大衆的評価
矢吹奈子は、アイドル時代からその歌唱力で注目を集めていた。特に、韓国のオーディション番組『프로듀스 48PRODUCE 48韓国語』でのチーム別バトルの際、圧巻の高音ボイスを披露したことで、韓国のファンを中心に高い評価を得た。彼女の歌声は、多くの視聴者に強い印象を与え、最終的な아이즈원IZ*ONE韓国語メンバー選出にも大きく貢献した。
7.2. 影響力
矢吹奈子の芸能界における功績と影響力は多岐にわたる。0歳からの子役経験、HKT48、AKB48での活動、そして아이즈원IZ*ONE韓国語での国際的な成功は、彼女が多様なエンターテイメント分野で活躍できる稀有な才能を持つことを示している。IZ*ONEとしての活動休止後、HKT48に復帰し、グループのセンターを務めるなど、その存在感は健在であった。
HKT48卒業後は女優業に本格的に転身し、テレビドラマでヒロインを務めるなど、新たなキャリアパスを確立している。また、ファッションモデルや広告塔としても活躍し、若年層を中心に幅広い層からの支持を得ている。彼女の活動は、アイドルが女優として成功するモデルケースの一つとして、後進のアーティストにも影響を与えている。さらに、『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』の公式アンバサダーを務めるなど、次世代の育成にも関わることで、エンターテイメント業界全体への貢献も期待されている。
