1. 概要
周東 佑京(しゅうとう うきょうしゅうとう うきょう日本語、1996年2月10日 - )は、群馬県太田市(旧新田郡藪塚本町)出身のプロ野球選手(内野手、外野手)。右投左打。福岡ソフトバンクホークスに所属する。
彼はNPBにおける育成選手出身者として初の盗塁王であり、連続試合盗塁の世界記録保持者(13試合連続)である。また、育成出身の野手としては初の月間MVP受賞者でもある。
2. 生い立ちとアマチュア時代
周東佑京の幼少期から大学時代までの野球キャリアについて解説する。
2.1. 生い立ち・幼少期
周東佑京は群馬県太田市(旧新田郡藪塚本町)で生まれた。太田市立藪塚本町小学校2年時に「藪塚リトルファイターズ」で軟式野球を始めた。太田市立藪塚本町中学校時代は硬式野球の太田ボーイズに所属した。
2.2. 高校野球
2011年、東京農業大学第二高等学校に入学。3年時には主将を務め、夏の群馬県大会では「2番・遊撃手」として17打数7安打、打率.412、5盗塁を記録した。チームは決勝で髙橋光成を擁する前橋育英高等学校に敗れ、甲子園出場経験はない。
2.3. 大学野球
2014年、東京農業大学生物産業学部に入学し、北海道学生野球連盟所属の硬式野球部に入部した。1年時からレギュラーとして試合に出場し、1年時は指名打者・外野手、2年時は外野手、3年時は三塁手、4年時は三塁手・遊撃手と様々なポジションを守った。3年秋季から4年春季まで主将を務めた。北海道六大学リーグでは3年春にベストナイン(三塁手)、3年秋に優秀選手賞、4年春に最高殊勲選手とベストナイン(遊撃手)を受賞した。全日本大学野球選手権大会に3度、明治神宮野球大会に1度出場し、全国大会通算で7試合に出場し打率.364の成績を残した。大学4年間で通算40盗塁を記録した。
3. プロキャリア
周東佑京のプロ野球選手としてのキャリアを、ドラフト指名から現在までの歩みを追って詳細に解説する。
3.1. ドラフトと入団
2017年10月26日に行われたNPBドラフト会議において、福岡ソフトバンクホークスから育成2位指名を受けた。同年11月7日、支度金300 JPY、年俸400 JPYで入団合意した。入団時の背番号は121。
3.2. 主な活躍と記録
周東佑京のプロ入り後の各シーズンにおける主要な活躍と記録について詳述する。
3.2.1. 2018年
2018年はウエスタン・リーグ公式戦の開幕戦から出場し、前半戦で14盗塁を記録した。7月12日に行われたフレッシュオールスターゲームに選出され、2安打を打ち優秀選手賞を受賞した。二軍公式戦では通算90試合に出場し、打率.233、リーグトップの27盗塁、14打点を記録した。また、プエルトリコのウィンターリーグにも派遣され、26試合に出場して打率.304を記録した。育成選手でありながら、そのスピードと守備力が評価され、10月3日には日本代表として2018 WBSC U-23ワールドカップに選出された。
3.2.2. 2019年
2019年は宮崎春季キャンプでA組に抜擢され、オープン戦も一軍に帯同し14試合に出場した。オープン戦では11打数1安打、打率.091という成績だったが、3月26日に支配下選手登録され、背番号は23に変更された。支配下選手登録に伴い、推定年俸は600 JPYとなった。開幕から野手に故障者が相次いだことで、4月上旬に自身初の一軍昇格を果たした。4月7日にプロ初出場、4月9日にプロ初盗塁、4月21日にプロ初スタメンを記録すると、その試合でプロ初安打・初本塁打となる3点本塁打を含む4打点を挙げる活躍を見せた。以後、スタメンとしての出場機会が増え、ゴールデンウィーク終了までに9盗塁を決めるなど、足でチームに貢献した。
しかし、ゴールデンウィークが明けると打撃の調子が下降し、釜元豪の台頭や今宮健太・福田秀平ら一部の故障者の復帰もあり、先発出場の機会は徐々に減少した。主に代走や守備固めとして起用され、最終的にチームトップの25盗塁を記録した。盗塁成功率は83.3%(企図数30)で、同年のパ・リーグで盗塁企図数20以上を記録した選手の中で最も高い成功率だった。内訳として、先発出場した23試合で9盗塁、途中守備から出場した試合で1盗塁、そして15盗塁は代走として記録したものである。盗塁失敗5回のうち、1回は走者一・三塁の場面で三塁走者としてダブルスチールを試みた際のもので、二塁への盗塁失敗は4回だった。12月3日、推定年俸2000 JPY(1400 JPY増)で契約を更改した。
3.2.3. 2020年
2020年はシーズン前半に代走や守備固めでの出場が多く、初盗塁は開幕から1か月以上経った7月24日まで持ち越された。しかし、8月に10盗塁、9月に14盗塁、10月に23盗塁と、一気に盗塁数を積み重ねた。9月中旬からは打撃の調子も上がり、リードオフマンに定着した。9月18日の対東北楽天ゴールデンイーグルス戦(福岡PayPayドーム)では「1番・二塁手」で先発出場し、4安打を放ちプロ入り初の猛打賞を記録した。この試合で2盗塁を決め、両リーグを通じてシーズン20盗塁一番乗りを果たした。10月13日の対オリックス・バファローズ戦(京セラドーム大阪)では、3回一死一塁の場面で、当時31イニング連続無失点を続けていた山本由伸から決勝点となる適時三塁打を放った。10月18日の対東北楽天ゴールデンイーグルス戦(福岡PayPayドーム)で自身初の1試合3盗塁を記録した。10月22日の対北海道日本ハムファイターズ戦(札幌ドーム)では、5回に二盗を決め、シーズン盗塁数が育成出身者としては史上最多の42個となった(従来の記録は2011年のロッテ・岡田幸文の41個)。10月25日の埼玉西武ライオンズ戦(福岡PayPayドーム)で9試合連続盗塁、月間19盗塁の球団記録に並んだ。10月28日の千葉ロッテマリーンズ戦(福岡PayPayドーム)で福本豊の持つ日本記録「11試合連続盗塁」に並び、翌日の千葉ロッテマリーンズ戦(福岡PayPayドーム)で「12試合連続盗塁」のプロ野球新記録を樹立した。10月30日の埼玉西武ライオンズ戦(ベルーナドーム)でも成功し、記録を13に伸ばしたが、翌31日の埼玉西武ライオンズ戦(ベルーナドーム)では盗塁の機会が訪れず、連続記録はストップした。
11月9日、レギュラーシーズン最終戦の対埼玉西武ライオンズ戦(福岡PayPayドーム)3回裏に盗塁を成功させ、規定打席不足の選手としては、1951年に52盗塁を記録した土屋五郎(国鉄)以来NPB史上2人目、パ・リーグでは史上初となるシーズン50盗塁到達者となった。平成生まれでシーズン50盗塁は金子侑司以来2人目の快挙だった。最終的に50盗塁で盗塁王を獲得し、育成ドラフトで入団した選手としては初めて打撃部門のタイトルを手にした。規定打席未達の選手が盗塁王となるのは、2011年の藤村大介(読売ジャイアンツ)以来NPB史上11人目、パ・リーグでは1966年の山本公士(阪急)、1967年の西田孝之(東京オリオンズ)に続き史上3人目である。
打撃面でも、その足の速さを活かしてリーグ2位となる7本の三塁打を記録したほか、9月と10月には2か月連続で月間打率3割超えを記録した。レギュラーシーズンの日曜日に限ると48打数22安打の打率.458を記録し、9月27日からは5週連続で日曜日の試合で猛打賞を記録したことから「サンデー佑京」と呼ばれるなど、攻撃面での飛躍を見せた。一方で、リーグ最多の12失策(二塁手8・遊撃手4)を記録するなど、守備面では課題が残った。
千葉ロッテマリーンズとのクライマックスシリーズでは、第2戦の8回に相手を突き放す適時三塁打を放ち、チームの日本シリーズ出場に貢献した。読売ジャイアンツとの日本シリーズでは、全試合フルイニング出場したが、打撃では1安打1盗塁に終わった。しかし、課題とされていた守備でチームに貢献し、リーグ優勝決定試合に続いて日本一決定試合でも最後のアウトを取った。オフに、推定年俸4000 JPY(2000 JPY増)で契約を更改した。
3.2.4. 2021年
2021年は「1番・二塁手」で開幕スタメン入りを果たし、その後も多くの試合で1番打者として起用されたが、打撃不振が続き交流戦からは代走での出場が中心となった。しかし、8度の代走機会で牽制死2つ、盗塁死1つ、走塁死1つと精彩を欠いた。6月10日には、同日に二軍戦と一軍戦に出場するいわゆる"親子出場"の二軍戦で右手を負傷した。診断の結果は右手人差し指の末節骨骨折であり、翌11日に登録を抹消された。8月13日、後半戦の開幕と共に一軍復帰を果たし、8度の代走機会で5盗塁と役割を果たしていたが、右肩を痛めて8月29日に再び登録抹消となった。肩の状態は深刻で、3ヶ所の病院を回ったがいずれの病院でも手術が必要な状態であると診断され、手術を決断した。9月10日に右肩関節鏡視下関節唇形成術を受け、復帰に約6か月を要する見込みであることが球団から発表された。残りのシーズンはリハビリに費やし、この年は70試合の出場で打率.201、3本塁打、5打点、21盗塁という成績に終わり、オフに推定年俸3600 JPY(400 JPY減)で契約を更改した。
3.2.5. 2022年
2022年は6月7日の対阪神タイガース戦(福岡PayPayドーム)で通算100盗塁を記録した。6月18日の対楽天戦では「人生初」というサヨナラ本塁打を松井裕樹から放ち、チームの首位浮上に貢献した。8月4日の対日本ハムファイターズ戦(札幌ドーム)では1回表に杉浦稔大から自身初の初回先頭打者本塁打を放った。8月13日の対オリックス・バファローズ戦(福岡PayPayドーム)では、4-4の同点の9回一死無走者の打席で宇田川優希からシーズン2本目のサヨナラ本塁打を放った。この年は80試合に出場し、打率.267、自己最多を更新する5本塁打を放つなど、打撃面で存在感を示した。12月12日には、推定年俸4000 JPY(400 JPYアップ)で契約を更改した。
3.2.6. 2023年
2023年、シーズン開幕後の4月11日の日本ハム戦で1試合3盗塁を記録し、チームのサヨナラ勝ちに貢献した。7月30日のロッテ戦では延長11回二死満塁に澤村拓一からサヨナラ適時打を放った。9月8日の楽天戦では岸孝之からプロ入り初となる満塁本塁打を放った。9月23日の対オリックス・バファローズ戦(福岡PayPayドーム)では、通算150盗塁を記録した。また、9月・10月度には26試合に出場し、12度のマルチ安打、2度の猛打賞を放つなど安打を量産した。リーグトップの打率.330、34安打、12盗塁を記録し、自身初、そして育成選手出身野手初となる大樹生命月間MVP賞を受賞した。最終的に114試合に出場し、規定打席には到達できなかったものの、小深田大翔(楽天)と同数の36盗塁で2回目の盗塁王を獲得した。11月26日のファンフェスティバルで、翌年から選手会長を務めることが発表された。12月20日、推定年俸4500 JPY(500 JPY増)で契約を更改した。
3.2.7. 2024年
2024年は、3月31日のオリックス戦から4月13日の西武戦まで11試合連続得点を記録し、イチローや清原和博らに並ぶ記録となった。4月13日の西武戦では自身初の5打数5安打を放ち、6出塁、2盗塁も記録した。5月7日の日本ハム戦では矢澤宏太からサヨナラ犠牲フライを放った。6月23日のロッテ戦(みずほPayPayドーム福岡)では種市篤暉から決勝本塁打を放った。チームがリーグ優勝を決めた9月23日のオリックス戦(京セラドーム大阪)では、4回に才木海翔から2点三塁打を放ち、チームを逆転へと導いた。プロ7年目で初めて規定打席に到達し、4年ぶりのリーグ優勝に貢献した。打率.269、41盗塁で2年連続3度目の盗塁王を獲得した。
日本ハムとのクライマックスシリーズでは、第1戦で伊藤大海から4回に中前打を放ち、二盗に成功し、自身初のCS盗塁を記録した。第3戦では4回に山﨑福也から勝ち越し適時打を放った。11月12日にはゴールデングラブ賞、同月25日にはベストナインに選出された。両賞ともプロ7年目にして初の受賞となった。12月27日、推定年俸1.10 万 JPY(6500 JPY増)で契約を更改し、自身初の1億円プレイヤーとなった。
3.3. 怪我とリハビリ
プロキャリアにおいて、周東佑京はいくつかの怪我を経験している。2021年6月10日には、二軍戦で右人差し指の末節骨を骨折し、一軍登録を抹消された。その後、同年9月10日には右肩の関節唇形成術を受け、復帰まで約6か月を要する見込みと発表された。これらの怪我により、2021年シーズンは70試合の出場にとどまり、残りの期間はリハビリに専念した。
4. 国際大会での経歴
周東佑京の日本代表としての国際大会での活躍について解説する。
4.1. U-23野球ワールドカップ
2018年、シーズンオフの10月19日から開催された第2回WBSC U-23ワールドカップの日本代表に選出された。この大会の初戦である対南アフリカ戦で、公式戦初本塁打を記録した。
4.2. WBSCプレミア12
2019年、シーズン終了後の11月に開催された第2回WBSCプレミア12に、その足の速さを評価され日本代表に選出された。球団の育成ドラフト出身選手が日本代表に選出されるのは、千賀滉大・甲斐拓也に次いで3人目であった。本大会では主に代走として起用され、大会最多となる4盗塁を記録した。特に、スーパーラウンド初戦の対オーストラリア戦(11月11日、ZOZOマリンスタジアム)では、1点を追う7回裏に吉田正尚の代走として出場し、二盗、三盗を決め、源田壮亮のセーフティーバントでホームインし同点とする活躍を見せ、チームの勝利に貢献した。
4.3. ワールド・ベースボール・クラシック (WBC)
2023年、シーズン開幕前の3月に開催された第5回ワールド・ベースボール・クラシック (WBC)の日本代表に選出された。準決勝の対メキシコ代表戦(ローンデポ・パーク)では、9回裏に一塁走者吉田正尚の代走として出場した。村上宗隆が打った打球に対して迷わずスタートを切り、一塁から全力疾走で本塁へ生還し、サヨナラ勝ちに貢献、日本代表の決勝進出を決定づけた。この時、一塁から本塁までを10.28 sで走り、最高速度は30.4 ft/s(時速33.4 km/h)に達した。
5. 選手としての特徴
周東佑京の強みである走力、盗塁技術、打撃や守備のスタイルについて分析・解説する。
5.1. 走力と盗塁技術
周東佑京は一塁到達タイムが3.8 sの俊足を持つ。2023 ワールド・ベースボール・クラシック準決勝の対メキシコ代表戦では、サヨナラのホームを踏む際に時速33.4 km/hで走った。そのあまりの速さから、インターネット上では「周東は一塁でも得点圏」という言葉が生まれた。これは、本来得点圏とは走者が二塁または三塁にいることを指すが、周東のスピードがあればどの塁にいても得点に繋がる可能性が高いという意味である。
盗塁の際には、投手の足が動いてからスタートを切るのでは遅いと周東は語る。投手だけでなく、投手の後ろにいるスタンドの観客なども一緒にぼんやりと見ることで、投手が足を動かす前に必ずどこかが少しでも動くのが分かるといい、それをベンチにいる時から見て把握しておくという。スタートを切って左足、右足と踏み込み、3歩目の左足を踏み込む時にトップスピードになるようにしている。二盗の場合は、一塁ベースと二塁ベースの外側を結んだ線上を一直線に二塁ベースの右端目掛けて走る。走行中は投手や投球を見ずに、遊撃手の動きで判断する。ヘッドスライディングはスピードが落ちるため行わず、左右どちらか合う方の足を突き刺すイメージで足からスライディングしている。
5.2. 打撃・守備能力
打撃では、広角に打ち分ける技術とパンチ力が魅力である。守備では内外野どこでも守れるユーティリティープレイヤーである。しかし、2020年にはリーグ最多の12失策(二塁手8・遊撃手4)を記録するなど、守備面では課題も残った。
6. 人物・エピソード
周東佑京のプライベートに関する情報や、彼にまつわるエピソードを紹介する。
6.1. 名前(佑京)の由来
周東佑京の「佑京」という名前は、1990年代にF1レーサーとして活躍した片山右京から名付けられた。
6.2. 結婚
周東佑京は2020年6月20日に結婚したことを公表している。
6.3. その他
周東佑京の父親の従兄弟には、陸上競技110mハードルの元日本記録保持者で、1992年バルセロナオリンピック日本代表の岩崎利彦がいる。
プロ入り後の背番号変遷は以下の通りである。
- 121(2018年 - 2019年3月25日)
- 23(2019年3月26日 - )
- 9(2023年WBC)
彼の登場曲には以下のものがある。
- 「Hope」 - 安室奈美恵(2019年 - 2021年)
- 「今夜このまま」 - あいみょん(2019年 - 2021年)
- 「REVOLUTION」 - Crystal Kay feat. 安室奈美恵(2020年 - )
- 「Hide & Seek」 - 安室奈美恵(2021年)
- 「君はキミのヒーロー」 - 下松翔(2021年)
- 「Wake Your Dreams」 - 下松翔(2021年 - )
- 「フェアリーテール」 - Novelbright(2021年)
- 「Narco」 - Blasterjaxx & Timmy Trumpet(2022年)
- 「MONEY & FAME」 - NEEDTOBREATHE(2022年)
- 「Trophies」 - LeTreez, Lionel Fabert & TOTEN Prod(2023年 - )
- 「シルエット」 - KANA-BOON(2023年 - )
7. タイトル・表彰
周東佑京が獲得したプロ野球におけるタイトル、リーグ表彰、その他の個人賞を一覧で示す。
7.1. タイトル
- 盗塁王: 3回(2020年、2023年、2024年)
7.2. 個人の表彰
- ベストナイン: 1回(外野手部門:2024年)
- ゴールデングラブ賞: 1回(外野手部門:2024年)
- コミッショナー特別表彰: 1回(特別賞:2020年) - 13試合連続盗塁のプロ野球新記録を樹立したことによる。
- 月間MVP: 1回(2023年9・10月)
- フレッシュオールスターゲーム: 優秀選手賞: 1回(2018年)
- WBSCプレミア12: 最多盗塁: 1回(2019年)
8. 記録
周東佑京が達成したプロ野球における主要記録を、初記録、節目の記録、その他の記録に分けて紹介する。
8.1. 初記録
- 初出場:2019年4月7日、対千葉ロッテマリーンズ3回戦(福岡ヤフオク!ドーム)、9回表に三塁手として出場
- 初盗塁:2019年4月9日、対北海道日本ハムファイターズ1回戦(長崎ビッグNスタジアム)、8回裏に二盗(投手:Justin Hancockジャスティン・ハンコック英語、捕手:鶴岡慎也)
- 初打席:2019年4月20日、対埼玉西武ライオンズ5回戦(メットライフドーム)、8回表にKyle Martinカイル・マーティン英語から四球
- 初先発出場:2019年4月21日、対埼玉西武ライオンズ6回戦(メットライフドーム)、「2番・左翼手」として先発出場
- 初打点:同上、4回表に髙橋光成から投前犠打
- 初安打・初本塁打:同上、5回表に高木勇人から右越3ラン
8.2. 節目の記録
- 100盗塁:2022年6月7日、対阪神タイガース戦(福岡PayPayドーム)で達成。
- 150盗塁:2023年9月23日、対オリックス・バファローズ23回戦(福岡PayPayドーム)、5回裏に二盗(投手:田嶋大樹、捕手:若月健矢) - 史上133人目。
8.3. その他の記録
- オールスターゲーム出場:1回(2024年)
- 13試合連続盗塁:2020年10月30日、対埼玉西武ライオンズ21回戦(メットライフドーム)、7回表に二盗(投手:小川龍也、捕手:森友哉) - 世界記録。
- 規定打席未到達でシーズン50盗塁 - パ・リーグ史上最多。
年 度 | 所 属 | 試 合 | 打 席 | 打 数 | 得 点 | 安 打 | 二 塁 打 | 三 塁 打 | 本 塁 打 | 塁 打 | 打 点 | 盗< 塁 | 盗 塁 死 | 犠 打 | 犠 飛 | 四 球 | 敬 遠 | 死 球 | 三 振 | 併 殺 打 | 打 率 | 出 塁 率 | 長 打 率 | O P S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | ソフトバンク | 102 | 114 | 102 | 39 | 20 | 3 | 2 | 1 | 30 | 6 | 25 | 5 | 10 | 0 | 2 | 0 | 0 | 27 | 1 | .196 | .212 | .294 | .506 |
2020 | 103 | 346 | 307 | 48 | 83 | 8 | 7 | 1 | 108 | 27 | 50 | 6 | 11 | 2 | 24 | 0 | 2 | 79 | 2 | .270 | .325 | .352 | .677 | |
2021 | 70 | 188 | 169 | 24 | 34 | 1 | 0 | 3 | 44 | 5 | 21 | 5 | 6 | 0 | 12 | 0 | 1 | 49 | 1 | .201 | .258 | .260 | .519 | |
2022 | 80 | 318 | 288 | 48 | 77 | 5 | 4 | 5 | 105 | 15 | 22 | 4 | 3 | 2 | 22 | 0 | 3 | 56 | 4 | .267 | .324 | .365 | .688 | |
2023 | 114 | 268 | 237 | 52 | 57 | 5 | 1 | 2 | 70 | 17 | 36 | 7 | 7 | 1 | 20 | 0 | 3 | 56 | 3 | .241 | .307 | .295 | .602 | |
2024 | 123 | 477 | 428 | 63 | 115 | 15 | 5 | 2 | 146 | 26 | 41 | 13 | 10 | 3 | 26 | 0 | 10 | 90 | 4 | .269 | .323 | .341 | .664 | |
通算:6年 | 592 | 1711 | 1531 | 274 | 386 | 37 | 19 | 14 | 503 | 96 | 195 | 40 | 47 | 8 | 106 | 0 | 19 | 357 | 15 | .252 | .307 | .329 | .636 |
- 2024年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
年 度 | 代 表 | 試 合 | 打 席 | 打 数 | 得 点 | 安 打 | 二 塁 打 | 三 塁 打 | 本 塁 打 | 塁 打 | 打 点 | 盗 塁 | 盗 塁 死 | 犠 打 | 犠 飛 | 四 球 | 敬 遠 | 死 球 | 三 振 | 併 殺 打 | 打 率 | 出 塁 率 | 長 打 率 | O P S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | 日本 | 7 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .--- | .--- | .--- | .--- |
- 太字は大会最高
年 度 | 代 表 | 試 合 | 打 席 | 打 数 | 得 点 | 安 打 | 二 塁 打 | 三 塁 打 | 本< 塁 打 | 塁 打 | 打 点 | 盗 塁 | 盗 塁 死 | 犠 打 | 犠 飛 | 四 球 | 敬 遠 | 死 球 | 三 振 | 併 殺 打 | 打 率 | 出 塁 率 | 長 打 率 | O P S |
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2023 | 日本 | 5 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .000 | .000 | .000 | .000 |
年 度 | 球 団 | 二塁 | 三塁 | 遊撃 | 外野 | ||||||||||||||||||||
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試 合 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 併 殺 | 守 備 率 | 試 合 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 併 殺 | 守 備 率 | 試 合 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 併 殺 | 守 備 率 | ||||||||
2019 | ソフトバンク | 5 | 13 | 10 | 0 | 3 | 1.000 | 3 | 0 | 4 | 0 | 1 | 1.000 | - | 82 | 62 | 0 | 2 | 0 | .969 | |||||
2020 | 66 | 106 | 170 | 8 | 42 | .972 | 5 | 2 | 2 | 0 | 1 | 1.000 | 22 | 24 | 57 | 4 | 11 | .953 | 33 | 14 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | |
2021 | 54 | 86 | 95 | 5 | 16 | .973 | - | 3 | 5 | 10 | 0 | 3 | 1.000 | 8 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | ||||||
2022 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 54 | 36 | 62 | 5 | 6 | .951 | - | 50 | 69 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | ||||||
2023 | 5 | 15 | 13 | 0 | 3 | 1.000 | 14 | 7 | 13 | 1 | 1 | .952 | - | 94 | 136 | 5 | 0 | 1 | 1.000 | ||||||
2024 | - | - | - | 121 | 261 | 8 | 1 | 2 | .996 | ||||||||||||||||
通算 | 131 | 221 | 288 | 13 | 64 | .975 | 76 | 45 | 81 | 6 | 9 | .955 | 25 | 29 | 67 | 4 | 14 | .960 | 388 | 543 | 14 | 3 | 3 | .995 |
- 2024年度シーズン終了時
- 太字年はゴールデングラブ賞受賞年