磐瀬剛

1.1. 出生と背景

磐瀬剛は1995年6月28日、千葉県鎌ケ谷市で生まれた。

1.2. ユース経歴

幼少期にミナトSC、ミナトSCJｒユースに所属し、サッカーの基礎を学んだ。

2011年から2013年まで船橋市立船橋高等学校でプレーした。1年時の高校選手権でチームは優勝を飾り、自身も日本高校選抜に選出された。3年時には主将を務め、高校総体で優勝を果たしたが、高校選手権では準々決勝で敗退した。また、U-16千葉県国体選抜の経験も持つ。

2.1. 京都サンガF.C.

2014年、J2リーグに所属する京都サンガF.C.に加入し、プロキャリアをスタートさせた。同年から2015年にかけて、Jリーグ・アンダー22選抜にも登録され、2014年3月16日のJ3リーグ第2節藤枝MYFC戦でプロデビューを果たした。

京都サンガF.C.でのJ2リーグ初出場は2014年6月21日の第19節ロアッソ熊本戦であった。この試合で先発出場したが、負傷により途中交代を余儀なくされ、右膝外側関節包靭帯損傷と診断された。2015シーズンにはJ2リーグで22試合に出場した。

その後、FC岐阜への期限付き移籍期間を経て、2017年12月に京都サンガF.C.に復帰。復帰後の2018シーズンは3試合に出場したが、2019シーズンは出場機会が得られなかった。

2.2. Jリーグでの期限付き移籍と完全移籍

2016年からFC岐阜へ期限付き移籍により加入した。FC岐阜では2016シーズンに30試合、2017シーズンに6試合に出場した。2017年12月、期限付き移籍期間満了に伴い京都サンガF.C.に復帰した。

2019年7月23日にはザスパクサツ群馬へ期限付き移籍することが発表され、同シーズン中に14試合に出場した。2020年にはザスパクサツ群馬へ完全移籍し、同シーズンはJ2リーグで5試合に出場した。

2.3. 安山グリナースFC

2021年2月1日、韓国のKリーグ2に所属する安山グリナースFCへの完全移籍がザスパクサツ群馬から発表された。安山グリナースFCは翌2日、磐瀬の加入を正式に発表した。

安山グリナースFCの関係者によると、船橋市立船橋高等学校や京都サンガF.C.時代のチームメイトであった石田雅俊が過去に同クラブに在籍しており、磐瀬の獲得には石田の強い推薦があったという。

Kリーグでの初得点は2021年6月13日の釜山アイパーク戦で記録した。安山では2021シーズンに26試合に出場し1得点、2022シーズンは22試合に出場した。2022年末に安山グリナースFCを退団した。

2.4. VONDS市原

2023年に入ってしばらく無所属であったが、2023年7月27日に関東サッカーリーグ1部のVONDS市原への加入が発表され、現在に至る。

3.1. 選抜チームでの成績