1. 生涯
金博洋は、1997年10月3日に中国のハルビンで生まれた。彼の両親は元々陸上競技の中距離走・長距離走の選手だった。幼少期には「天天」(天天ティエンティエン中国語)という愛称で呼ばれ、現在も中国のスケートファンの間で広く用いられている。
2013年にハルビン体育学院に入学し、2019年には北京体育大学で修士課程に進んだ。
1.1. 生い立ちとスケートの発展
金博洋は7歳半の時にスケートを始めた。申雪と趙宏博のアイスショーを見て興味を持ったことがきっかけだった。彼の最初のコーチは王軍祥だった。競技スケートに集中する前は、バレエ、ラテンダンス、ジャズダンス、ストリートダンスのレッスンを受けていた。当初、両親は彼が学業で優秀だったため、フィギュアスケートのキャリアには反対していたが、小学校2年生の時にスケート、特にダンスの動きで才能を発揮し始めると、両親も彼を支援するようになった。
11歳でジャンプに集中し始め、2009年から2010年のシーズンには12歳か13歳で5種類の3回転ジャンプを着氷させていた。彼は2010年5月に初めてトリプルアクセルを着氷した。14歳で初めて4回転トウループを、15歳で初めて4回転サルコウを着氷させた。2013年には練習で初めて4回転ルッツの着氷に成功している。
1.2. 趣味と家族背景
公に知られている彼の趣味は、ペット、電子機器、音楽、インターネット、ラジコンカー、カーレース、靴の収集である。彼はゴーカート、オートバイ、スキーも楽しむが、怪我を防ぐために競技シーズン中は避けている。金博洋は、両親と同様に走ることが好きだが、それ以上にスケートが好きだと語っている。
彼の両親は元々陸上競技の長距離走選手だった。彼がスケートに興味を持つきっかけとなったのは、申雪と趙宏博のアイスショーだった。彼は両親のスポーツキャリアとは異なる道を歩んだが、その身体能力は両親から受け継いだものである。
2. 競技キャリア
金博洋のフィギュアスケート選手としてのキャリアは、ジュニア時代からシニアの国際舞台に至るまで、数々の革新と挑戦に彩られている。彼はその技術的な大胆さで男子シングルの世界に大きな影響を与えた。
2.1. ジュニア時代の業績(-2015)
金博洋のフィギュアスケートキャリアは、ジャンプ技術の革新とジュニアグランプリシリーズでの成功によって特徴づけられる。
2.1.1. ジュニアグランプリと世界ジュニアでの成功
2011-2012シーズンに国際大会にデビューし、アジアフィギュア杯ジュニアクラスで圧倒的な差をつけて優勝した。この時、彼の足が非常に小さかったため、男子用スケート靴が見つからず、黒いブーツカバーをつけた女子用スケート靴を履かなければならなかった。彼は合計177.17点を獲得し、もしシニア男子部門で競っていれば2位に相当する成績だった。2011年12月の全国青少年錦標賽で初めて4回転トウループに挑戦し、2012年1月の全国冬季運動会のショートプログラム(SP)で初めて成功した(当時14歳)。
2012-2013シーズンから本格的に国際大会に参戦。ジュニアグランプリシリーズでは、フランス大会で金メダル、スロベニア大会で銀メダルを獲得し、ジュニアグランプリファイナル(ロシア・ソチ)に進出した。ファイナルでは5位に終わったが、中国選手権で銅メダルを獲得し、世界ジュニア選手権では4位に入賞した。
2013-2014シーズン、ジュニアグランプリシリーズでは、ラトビア大会とエストニア大会の両方で優勝した。これにより、福岡で開催されたジュニアグランプリファイナルへの出場資格を獲得。SPでは5位だったが、フリーでは3本の4回転ジャンプと6本のクリーンな3回転ジャンプで巻き返し、総合で金メダルを獲得し、自身の演技に「非常に満足している」と述べた。彼は2014年中国選手権で初のシニア国内タイトルを獲得した。ブルガリアソフィアで開催された2014年世界ジュニア選手権では6位に終わった。
2014-2015シーズン、ジュニアグランプリシリーズでは、スロベニア大会と日本大会の両方で優勝し、両方のイベントで優勝した唯一のスケーターとしてジュニアグランプリファイナル(スペイン・バルセロナ)のトップ予選通過者となった。SPでは2位だったが、フリーでは5位となり、総合4位に終わった。彼は2015年中国選手権で2度目の国内タイトルを獲得。シーズンを世界ジュニア選手権(エストニア・タリン)での銀メダルで締めくくった。彼はSPで5位、フリーで1位だった。
2.2. シニアキャリア(2015年-現在)
金博洋のシニアキャリアは、技術的な限界を押し広げ、フィギュアスケート界に新たな基準を打ち立てた時期として記憶されている。
2.2.1. 飛躍と世界選手権メダル(2015年-2017年)
2015年夏、金博洋が練習で4回転ルッツ-3回転トウループのコンビネーションジャンプを着氷した動画が拡散された。シーズン初期の国内大会では、SPでこのコンビネーションジャンプを成功させ、フリーでは4回転ルッツでステッピングアウトがあったものの、4本の4回転ジャンプを着氷。競技全体で合計6本の4回転ジャンプを成功させた。
金博洋は2つの2015年グランプリシリーズ大会に出場。中国杯では、当時の世界王者ハビエル・フェルナンデスに次ぐ銀メダルを獲得した。彼は競技会で史上初めて4回転ルッツ-3回転トウループのコンビネーションジャンプを着氷させ、国際大会で初めてプラスのGOEを獲得した4回転ルッツを着氷させた選手となった。また、1つのプログラムで4本の4回転ジャンプを試みた初めての選手でもあり、SPでのジャンプコンビネーションで19.19点を獲得し、1つの要素で獲得した史上最高得点を記録した。
2015年NHK杯では、当時のオリンピック王者羽生結弦に次ぐ銀メダルを獲得。羽生は競技後、「フィギュアスケートの未来(そして4回転ジャンプ)を見たとき、金博洋が見える」と述べた。これにより、金博洋は2015年グランプリファイナル(バルセロナ)への出場資格を得たが、5位に終わった。第13回中華人民共和国全国冬季運動会では、ハルビン市代表としてSPとフリーの両方で1位となり、予定していたすべての4回転ジャンプを成功させた。


台北で開催された四大陸選手権では、合計6本の4回転ジャンプを着氷し、SP、フリー、総合点で新たな自己ベストを達成した。フリーでは4回転ルッツ、4回転サルコウ、2本の4回転トウループを成功させ、1つのプログラムで3種類の4回転ジャンプを着氷させた初の選手となり、また国際大会で1つのプログラムで4本の4回転ジャンプを着氷させた初の選手となった。最終的にはパトリック・チャンに0.38点差の僅差で2位となった。
ボストンで開催された2016年世界選手権では銅メダルを獲得し、中国男子選手として史上初めて世界選手権でメダルを獲得した。
2016-2017シーズン、金博洋は2016年世界選手権後、米国へ渡り、フットワークのクラスを受講した。「フットワークのクラスは非常に疲れた。トレーニング中、砲丸投げの砲丸を持ってしゃがみ、手で体のバランスをコントロールしなければならなかった」と語っている。
彼は2016年スケートアメリカで5位、2016年中国杯で銀メダルを獲得した。シリーズスタンディングでは7位となり、2016-2017グランプリファイナルへの出場資格は得られなかった。シーズン後半の中国選手権では、SPで2位だったが、フリーで巻き返し、4年連続で国内タイトルを獲得した。彼は2017年四大陸選手権と2017年アジア冬季競技大会の両方に派遣され、それぞれ5位と2位に終わった。四大陸選手権では、競技会で初めて4回転ループを試みた。
ヘルシンキで開催された2017年世界選手権では、SP、フリー、総合点で新たな自己ベストを達成し、2年連続で世界銅メダルを獲得した。フリーでの4回転ルッツの試みで2.57のGOEを獲得し、合計点が初めて300点を超えた。羽生結弦と宇野昌磨に次ぐ成績で、史上初のオールアジア人男子表彰台の一員となった。彼は自身の演技に「非常に満足している」と述べ、この銅メダルは、他のスケーターがミスを犯すことに頼るのではなく、自身の能力に基づいて獲得した「本物の銅メダル」だと語った。彼のプログラム構成点も前回の世界選手権から10点向上し、スケーティングスキルでは8.71点を獲得した。
2.2.2. オリンピックデビューと課題(2017年-2019年)
2017年8月に交通事故に遭い、左腿を負傷した。シーズンは2017年CSフィンランディア杯から始まり、SPで2位、フリーで3位となり、総合で金メダルを獲得した。今シーズンのグランプリシリーズは中国杯とスケートアメリカにアサインされた。ブーツの靴紐が緩んでいたために両足首を捻挫したと語っており、これは趙宏博も中国杯の前に起こったことだと認めた。中国杯で2位、スケートアメリカで4位となり、グランプリファイナルへの出場資格を獲得した。しかし、負傷のためグランプリファイナルと中国選手権を棄権した。


2018年四大陸選手権では、SPで100.17点という新たな自己ベストを記録し100点を超えた。フリーでは200.78点、総合で300.95点を獲得し、ISU選手権で初のシニア国際金メダルを獲得した。フリーでの4回転ルッツは6人のジャッジが最高のGOEを与え、2.71のGOEを獲得し、要素合計で16.31点となった。グランプリファイナル棄権後、回復と練習の両方に懸命に取り組んだと述べた。この結果が平昌で2つの完璧な演技を披露する自信を与えたと付け加えた。
2018年平昌オリンピックでは、SPで103.32点という新たな自己ベストを記録し4位、総合で297.77点を獲得し4位となった。この順位は、オリンピック史上、男子シングルスケーティングで中国の選手が獲得した最高順位である。2018年世界選手権では、SPで4位だったが、フリーで23位となり、総合19位に終わった。
2018-2019シーズン、当初、金博洋はブライアン・オーサーとトレイシー・ウィルソンと共にトロント・クリケット・スケーティング・アンド・カーリングクラブで北京オリンピックに向けてトレーニングする計画が発表された。しかし、中国スケート協会を代表して申雪が、金博洋は「中国での練習環境と方法に慣れている」と述べ、この計画は中止された。このシーズンのグランプリシリーズでは、ヘルシンキ大会で5位、フランス国際で9位となった。

グランプリシリーズの2大会終了後のインタビューで、金博洋は旅行に関連する困難を経験し、両方の大会に予定より遅れて到着したことを明かした。さらに、彼は代表チームとは別に北京のリンクで練習しており、「停滞を感じる」たびに北京とハルビンの間を行き来していたこと、そして独自のダンス教師を雇っていたことも述べた。オリンピック後に自信が増したと感じており、振付師のローリー・ニコルと協力してプログラムを振り付け、金博洋自身も振付に自身のアイデアを貢献したと語った。
中国選手権で再び優勝した後、2019年四大陸選手権に出場し、SPで3位、フリーで2位となり、総合で銀メダルを獲得した。金博洋は、精神的に少し調整したと述べた。
埼玉県さいたま市で開催された2019年世界選手権でシーズンを終えた。SPでは4回転ルッツの試みで転倒し9位だったが、力強いフリーの演技で総合5位に浮上した。金博洋は、スピード、技術、スタイルなどの面で改善を続ける必要があると述べた。彼はシーズンを総括し、「最後の数試合でようやく良い感触を得られた」こと、そして最善を尽くそうとスケートしたことを述べた。「次の大会ではもっと良い演技をする必要がある」と付け加えた。
2.2.3. グランプリゴールドと北京オリンピック(2019年-2022年)
金博洋は2019年CSロンバルディアトロフィーでシーズンを開始し、SPで101.09点を記録し100点を超え、新たな自己ベストを樹立して優勝した。2019年上海トロフィーでは、SPの出来が悪かったものの、力強いフリーで3位となった。

最初のグランプリシリーズアサインメントである2019年スケートアメリカでは、予定していた4回転ルッツを2回転にし、トリプルアクセルで転倒したため、SPで9位に終わった。フリーではより力強い演技で5位となり、総合で6位に浮上した。2つ目のグランプリシリーズである2019年中国杯では、SPで再び4回転ルッツで転倒したが、復帰した閻涵に僅差で2位となった。その後、フリーでは2本の4回転ジャンプを成功させたが、予定していた4回転トウループを2回転にし、フリーを制した。金博洋は総合で1位となり、中国杯で優勝し、自身初のグランプリ金メダルを獲得した。
彼の演技は、キャリアで3度目となるグランプリファイナルへの出場資格を得るのに十分であり、2015-2016シーズン以来初めて出場することができた。ファイナルでは、冒頭の4回転ルッツをパンクさせ、SPで6位に終わった。彼は4回転に力を入れすぎたが、「正しいポイントではなかった」と述べ、演技が非常に「硬かった」と語った。フリーでは2度転倒したが、総合で5位に浮上した。彼はファイナルへの出場を予想しておらず、中国杯の後、練習を適切に調整できていなかったと述べた。また、スケート靴の調整も練習に影響を与えていたと指摘した。彼はこの経験から学び、次の大会でより良い演技をするために「精神的にもっと成熟したい」と語った。
2020年四大陸選手権では、すべてのジャンプを着氷し、SPで2位につけた。フリーでは、試みた4回転ジャンプのうち2本を2回転にしてしまったが、4回転ルッツは再び成功させ、総合で4位に順位を落とした。彼は、パンクした2本の4回転ジャンプを除けば、残りの演技は良かったと感じたと述べた。金博洋はモントリオールで開催される世界選手権への出場が予定されていたが、新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより中止となった。
2020-2021シーズン、2020-21フィギュアスケートシーズンは、新型コロナウイルス感染症のパンデミックに対応するため、シニアスケーターは主に地理的な場所に基づいて最大1つのグランプリ大会に招待された。金博洋は2020年中国杯に招待された。彼は、クリーンなSPと、いくつかのエラーがあったにもかかわらず、出場選手の中で最も高い技術難度を持つフリーで大会を優勝した。彼は技術的にも芸術的にも自分自身に挑戦し、以前のプログラムよりもテンポの遅いSPの曲を選んだ。
2021年世界選手権を前に、金博洋のコーチングチームにブライアン・オーサーとトレイシー・ウィルソンが加わったことが彼の経歴に反映された。金博洋は世界選手権で22位に終わった。彼の総合順位では、閻涵との合計順位でも、2022年冬季オリンピックの出場枠を複数獲得するには至らなかった。
2021-2022シーズン、進行中のパンデミックによるクローズドループトレーニング中、コーチが糖尿病を患っていたため毎日彼と一緒にいられず、金博洋は一人で練習を開始した。彼は今シーズン唯一のグランプリシリーズ大会として中国杯にアサインされた。彼は「コーチングスタッフと外部の専門家が組んだプログラム」に従って体力向上と特別トレーニングを行っていると報じられた。2021年中国杯が中止になった後、代替イベントである2021年グランプレミオディタリアに再アサインされた。
彼は10月中旬に行われたオリンピックテストイベントである2021年アジアフィギュア杯への参加が予定されていた。10月上旬、大会前に虫垂炎を患ったが、手術を延期し保存的治療を選択し、大会に出場することを選んだ。アジアフィギュア杯では、金博洋は銅メダルを獲得した。11月にグランプレミオディタリアに出場し、SPで1位となったが、問題のあるフリーの後、7位に順位を落とした。
オリンピックの男子シングルの中国代表選手は、5回の選考会での結果に基づいて決定されることが発表された。金博洋は5ラウンドすべてで陳昱東にリードを保ち、中国のオリンピック出場選手として発表されるのに十分なポイントを獲得した。
オリンピックでは、団体戦の男子SPの中国代表として出場した。このセグメントで6位となり、中国チームに5ポイントをもたらした。SP終了後、中国チームは合計22ポイントでフリーセグメントへの出場資格を得た。金博洋はフリーで4位となり、さらに7ポイントを獲得した。フリー終了後、中国チームは合計50ポイントで総合5位に終わった。
男子シングルイベントでは、金博洋はSPで90.98点を獲得し11位となった。彼はチームリーダーが内部の調整を手伝ってくれたこと、そしてそのような技術レベルで滑ることが「素晴らしい」と感じたと述べた。フリーでは、技術点で97.23点という新たな自己ベストを樹立した。彼は179.45点、総合で270.43点を獲得し、総合9位で終えた。金博洋は、過去4年間の浮き沈みを乗り越えられたことに安堵と励ましを感じ、大会中はリラックスした状態だったと述べた。彼は目標を達成し、最高の自分を見せることができたと感じており、開催国のアスリートとして記憶に残る経験だったと付け加えた。
2.2.4. オリンピック後と現在のキャリア(2022年-現在)

北京オリンピック後、金博洋の両親は彼にスケートをやめるよう望んだが、彼は個人的に競技を続けたいと願った。彼はインタビューで、「次の4年間」中国を代表し、「男子シングルにはまだ戦っている選手がいる」ことを皆に知らせたいと語った。また、より多くの子供たちがフィギュアスケートに参加し、より多くの人々がこのスポーツを愛するように促す責任も感じていると述べた。金博洋の新しいコーチはブライアン・オーサーとトレイシー・ウィルソンとなることが発表された。以前は彼らとの対面コーチングのためにカナダへ行くことができなかった。彼は2022年スケートカナダインターナショナルと2022年NHK杯にグランプリシリーズの大会としてアサインされていたが、怪我を理由に両大会を棄権した。
新しいコーチングチームでの最初の数か月間、金博洋は筋力不足のため練習で多くのジャンプを完了できず、プログラムは12月まで完成しなかった。彼は2023年四大陸選手権に出場し、SPで4位となった。彼は、最近数か月に2度のCOVID-19感染を含む怪我と健康上の問題に苦しみ続けていることを明かしたが、新しいコーチングチームが状況を管理していることに熱意を示し、これを「全く新しいスタート」と呼んだ。彼のザ・ホワイト・ストライプスの「Seven Nation Army」を使ったペースの速いSPは、彼の状態と回復のために2度変更されており、大会のわずか2週間前にようやく完全に通しで滑れるようになった。フリーでは7位に順位を落とした。その後、彼は大会中にジャンプの練習を制限する痛みに悩まされていたと述べた。選手権が開催されたコロラドスプリングスの標高の高さも彼に影響を与えた。金博洋は以前にも高地でトレーニングしたことがあったが、2度のCOVID-19感染によりスタミナが低下したと述べた。
2023年四大陸選手権後のインタビューで、彼は新しいカナダでの練習環境に移った後の自身の感情を表現することを目的としてフリープログラムを構成したとコメントした。デヴィッド・ウィルソンは、エド・シーランの「This」に落ち着く前にいくつかの音楽を推薦していた。金博洋は、プログラムを即興の動きで徐々に埋めていき、練習中に無意識にした動きが後でプログラムに追加されたと述べた。
金博洋は2023年世界選手権に出場し、SPで75.04点を記録した。フリーでは129.18点を獲得し、総合204.22点で22位に終わった。彼は、一連の健康問題によりまだ筋力が非常に不足していると述べ、2026年オリンピックで良い演技をするために「毎日進歩したい」と語った。


2023-2024シーズン、金博洋の新しいトレーニング仲間の一人である紀平梨花は、金博洋から多くのインスピレーションを受けていると語った。「彼が2回転から始め、今では4回転ルッツのような素晴らしいジャンプを見せてくれているのを目撃しました。オフアイスでも彼から学ぶことがたくさんあります」と続けた。
金博洋は2023年CSオータムクラシックインターナショナルでシーズンを開始し、SPで79.32点、フリーで151.67点を獲得。総合230.99点で5位に終わった。彼はインタビューで、回復は「完全に順調」であり、シーズンを楽しみにしていると述べた。彼は2023年上海トロフィーで238.33点を記録し3位となった。
今シーズン最初のグランプリシリーズ大会である2023年フランスグランプリでは、総合226.79点で8位に終わった。2つ目の大会である2023年中国杯では、237.28点で7位に終わった。その後、2023年ゴールデンスピンオブザグレブに出場し、両セグメントで1位となり、総合258.67点で金メダルを獲得した。
上海で開催された2024年四大陸選手権では、SPで89.41点を獲得し5位となった。彼は「難しい技をこなせるということは、良い状態にあることを意味する。しかし、今の私にとって、プログラムの完成度をより追求したい」と述べた。フリーでは4回転ルッツを着氷し、3.61のGOEを獲得し、シーズンベストの167.48点でこのセグメントで5位となった。彼は総合256.89点で総合5位に終わった。金博洋は自身の演技に満足を表明し、プログラムを急ぎすぎたために簡単なジャンプでミスを犯したと述べた。
2月には、フルンボイルで開催された第14回中華人民共和国全国冬季運動会の団体戦と個人戦の両方に出場した。団体戦ではSPとフリーの両方で1位となり、彼のチームは総合で金メダルを獲得した。個人戦のSPでは93.60点を獲得し1位となった。彼はウォームアップの最後の2分間で、SPの最初のジャンプとして4回転ルッツ-3回転トウループのコンビネーションを行うことを決めたとインタビューで述べた。彼は173.89点を獲得しフリーで1位となり、総合267.49点でこのイベントを優勝した。
2024年世界選手権に出場したが、SPで58.53点を獲得し、フリーに進出できなかった。
2024-2025シーズン、金博洋はSPの音楽としてサム・ライダーの「Fought & Lost」を選んだ。歌詞が彼の状況を表現しており、とても気に入っていると述べた。
彼は2024年フランスグランプリでシーズンを開始した。SPでは4回転トウループ、トリプルアクセル、「印象的な」3回転ルッツ-3回転トウループのコンビネーションを着氷させ、88.12点を獲得し、前シーズン苦戦していた後では驚くべき結果と見なされた。彼は演技後、2日前に大会に到着してから体調が悪かったため、自身の演技に驚いたと述べた。フリーでは11位となり、総合8位に順位を落とした。彼はエキシビションへの出演が予定されていたが、怪我を理由に棄権した。
彼は2024年中国杯でも再び8位に終わった。金博洋は2024年中国選手権への出場が予定されていたが、グランプリシリーズ中に悪化した長年の腰の怪我のため棄権した。
3. スケーティングスタイルと技術
金博洋は、その技術的な能力と4回転ジャンプで知られ、中国のメディアからは「火星男孩」(火星男孩フオシン・ナンハイ中国語)というニックネームで呼ばれている。2016-2017シーズン中のインタビューで、金博洋は「ジャンプが私を定義しているし、私はジャンプが好きだ」と語った。彼はまた、嫌いなジャンプはないと述べているが、4回転ルッツが一番好きだと語っている。しかし、2013年には競技会で跳ぶつもりはなく、単に達成したいという理由で練習していたに過ぎなかったという。彼は男子シングルの劇的な「4回転革命」の牽引役の一人と見なされており、一部からは彼が革命の initiatorだと評価されている。彼は「4回転の王」(Quad King英語)と呼ばれることもある。彼のジャンプ能力はゆっくりと進歩し、2016年世界選手権の数年前からこの分野で良い成績を収め始めた。インタビューで、彼は自身が「4回転革命」に果たした役割について、その初期段階でスケートを始めたことが「幸運だった」と述べている。
金博洋の4回転ルッツと4回転ルッツ-3回転トウループのコンビネーションは、北京オリンピック王者のネイサン・チェンを含め、「有名」、「巨大」、「美しい」、「素晴らしい」と一貫して評されている。2度のオリンピック王者である羽生結弦は、2017年世界選手権後の記者会見で、男子スケートにこれほど多くの種類の4回転ジャンプがあるのは金博洋のおかげだと評価した。「彼が4回転ルッツを跳んだことで、人々はそれが人間にも可能だと気づいた。彼が私たち全員を今日のレベルに引き上げてくれたことに疑いはない」と羽生は述べ、金博洋が果たした貢献を称賛した。また、金博洋はルッツジャンプとフリップジャンプを正確に跳び分ける数少ないスケーターの一人であり、エッジエラー判定を受けることは滅多にない。
4. 主な記録と功績
- 競技会で初めて4回転ルッツ-3回転トウループのコンビネーションジャンプを成功させたスケーターである。
- ISU公認大会で初めて合計6本の4回転ジャンプを着氷させたスケーターである。
- 国際大会の1つのプログラムで初めて4本の4回転ジャンプを着氷させたスケーターである(2016年四大陸選手権フリー)。
- 1つの競技会で初めて3種類の4回転ジャンプを着氷させたスケーターである(2016年四大陸選手権)。
- 世界選手権で初めて4回転ルッツを成功させたスケーターである(2016年世界選手権)。
- 男子シングルで世界選手権でメダルを獲得した初めての中国選手である。
5. プログラムと使用曲

シーズン | ショートプログラム | フリースケーティング | エキシビション | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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2024-2025 |
: by Sam Ryder & Brian May英語 |
: by Boston & Tom Scholz英語 |
: by Westlife英語 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2023-2024 |
: by Ultravox英語 |
: by Ed Sheeran & Gordon Mills英語
: by Karl Hugo英語 |
: by David Guetta英語, Bebe Rexha | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2022-2023 |
: by The White Stripes英語 |
: by Ed Sheeran & Gordon Mills英語
: by Karl Hugo英語 |
: by Westlife英語 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2021-2022 |
: (映画「グリーン・デスティニー」より) |
: by Joaquin Rodrigo英語
: by Maurice Ravel英語 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2020-2021 |
: by Kirill Richter英語 |
: Performed by The House on Cliff英語 |
: (Junkie XL英語 Remix) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2019-2020 |
: by Cinematic Pop, feat. Spencer Jones英語 |
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: by Gavin DeGraw英語
: by Westlife英語 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2018-2019 |
: performed by Peter Frampton英語 |
: (映画『トーク・トゥ・ハー』より) |
: performed by Peter Frampton英語
: by Westlife英語
: (映画「グリーン・デスティニー」より) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2017-2018 |
: (映画「グリーン・デスティニー」より) |
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: (映画「グリーン・デスティニー」より) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2016-2017 |
: (Junkie XL英語 Remix) |
: by Nino Rota英語 |
: by Dick Dale英語 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2015-2016 |
: by Edvin Marton英語 |
: (映画「ヒックとドラゴン2」より) |
: by Hudson Mohawke英語
: by Daft Punk英語 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2014-2015 |
: by Edvin Marton英語
: by Ludwig Minkus英語 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2013-2014 |
: by Ludwig Minkus英語 |
: 振付: Hailan Jiang英語 |
: by Ludwig Minkus英語 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2012-2013 |
: by Parov Stelar英語 |
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大会/年 | 2010 -11 | 2011 -12 | 2012 -13 | 2013 -14 | 2014 -15 | 2015 -16 | 2016 -17 | 2017 -18 | 2018 -19 | 2019 -20 | 2020 -21 | 2021 -22 | 2022 -23 | 2023 -24 | 2024 -25 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
冬季オリンピック | 4 | 9 | |||||||||||||
冬季オリンピック (団体戦) | 5 | ||||||||||||||
世界選手権 | 3 | 3 | 19 | 5 | C | 22 | 22 | 39 | |||||||
四大陸選手権 | 2 | 5 | 1 | 2 | 4 | 7 | 5 | ||||||||
中国選手権 | 6 | 4 | 3 | 1 | 1 | 1 | 1 | WD | 1 | ||||||
グランプリファイナル | 5 | WD | 5 | ||||||||||||
GP NHK杯 | 2 | WD | |||||||||||||
GP中国杯 | 2 | 2 | 2 | 1 | 1 | C | 7 | 8 | |||||||
GPフランス国際 | 9 | 8 | 8 | ||||||||||||
GPイタリア大会 | 7 | ||||||||||||||
GPスケートアメリカ | 5 | 4 | 6 | ||||||||||||
GPフィンランド | 5 | ||||||||||||||
世界国別対抗戦 | 5 | ||||||||||||||
チームチャレンジカップ | 3 | ||||||||||||||
全国冬季運動会 | 4 | 1 | 1 | ||||||||||||
全国冬季運動会 (団体戦) | 1 | 1 | |||||||||||||
CSゴールデンスピン | 1 | ||||||||||||||
CSフィンランディア杯 | 1 | ||||||||||||||
CSロンバルディア杯 | 1 | ||||||||||||||
CSオータムクラシック | 5 | ||||||||||||||
アジア冬季大会 | 2 | ||||||||||||||
上海トロフィー | 3 | 3 | |||||||||||||
世界ジュニア選手権 | 4 | 6 | 2 | ||||||||||||
ジュニアグランプリファイナル | 5 | 1 | 4 | ||||||||||||
アジアフィギュア杯 | 1 J | 3 | |||||||||||||
JGPスロベニア大会 | 2 | 1 | |||||||||||||
JGPフランス大会 | 1 | ||||||||||||||
JGP日本大会 | 1 | ||||||||||||||
JGPラトビア大会 | 1 | ||||||||||||||
JGPエストニア大会 | 1 |
6.1. シニアレベル
シーズン | 開催日 | 大会名 | 開催地 | 順位 | 総得点 | SP順位 | SP得点 | FS順位 | FS得点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2010-11 | 2010年12月23日-24日 | 2011年中国選手権 | チチハル市 | 6 | 162.84 | 12 | 48.94 | 5 | 113.90 |
2011-12 | 2011年9月20日-23日 | 2012年中国選手権 | 長春市 | 4 | 193.64 | 4 | 62.86 | 5 | 130.78 |
2012-13 | 2012年12月20日-21日 | 2013年中国選手権 | ハルビン市 | 3 | 203.04 | 1 | 75.84 | 5 | 127.20 |
2013-14 | 2013年12月28日-29日 | 2014年中国選手権 | 長春市 | 1 | 229.18 | 3 | 71.00 | 1 | 158.18 |
2014-15 | 2014年12月27日-28日 | 2015年中国選手権 | 長春市 | 1 | 267.48 | 1 | 87.24 | 1 | 180.24 |
2015-16 | 2015年11月6日-8日 | 2015年中国杯 | 北京市 | 2 | 261.26 | 2 | 90.05 | 2 | 171.18 |
2015年11月27日-29日 | 2015年NHK杯 | 長野市 | 2 | 266.43 | 2 | 95.64 | 2 | 170.79 | |
2015年12月10日-13日 | 2015-16 グランプリファイナル | バルセロナ | 5 | 263.45 | 3 | 86.95 | 5 | 176.50 | |
2015年12月26日-27日 | 2016年中国選手権 | ハルビン市 | 1 | 276.12 | 1 | 88.55 | 1 | 187.57 | |
2016年1月28日-29日 | 第13回全国冬季運動会 | ウルムチ市 | 1 | 283.96 | 1 | 87.34 | 1 | 196.62 | |
2016年2月16日-21日 | 2016年四大陸選手権 | 台北市 | 2 | 289.83 | 1 | 98.45 | 2 | 191.38 | |
2016年3月28日-4月3日 | 2016年世界選手権 | ボストン | 3 | 270.99 | 5 | 89.86 | 3 | 181.13 | |
2016年4月22日-24日 | 2016年チームチャレンジカップ | スポケーン | 3 (チーム) | 249.89 | 2 (個人) | 93.18 | 6 (個人) | 156.71 | |
2016-17 | 2016年10月21日-23日 | 2016年スケートアメリカ | シカゴ | 5 | 245.08 | 8 | 72.93 | 4 | 172.15 |
2016年11月18日-20日 | 2016年中国杯 | 北京市 | 2 | 278.54 | 1 | 96.17 | 2 | 182.37 | |
2016年12月24日-25日 | 2017年中国選手権 | 吉林市 | 1 | 248.86 | 2 | 73.98 | 1 | 174.88 | |
2017年2月15日-19日 | 2017年四大陸選手権 | 江陵市 | 5 | 267.51 | 4 | 91.33 | 5 | 176.18 | |
2017年2月19日-26日 | 2017年アジア冬季競技大会 | 札幌市 | 2 | 280.08 | 1 | 92.86 | 2 | 187.22 | |
2017年3月29日-4月2日 | 2017年世界選手権 | ヘルシンキ | 3 | 303.58 | 4 | 98.64 | 3 | 204.94 | |
2017年4月20日-23日 | 2017年世界国別対抗戦 | 東京都 | 5 (チーム) | 272.61 | 3 (個人) | 97.98 | 7 (個人) | 174.63 | |
2017-18 | 2017年10月6日-8日 | 2017年CSフィンランディア杯 | エスポー | 1 | 252.60 | 2 | 87.15 | 3 | 165.45 |
2017年11月3日-5日 | 2017年中国杯 | 北京市 | 2 | 264.48 | 2 | 93.89 | 5 | 170.59 | |
2017年11月24日-26日 | 2017年スケートアメリカ | レークプラシッド | 4 | 246.03 | 6 | 77.97 | 4 | 168.06 | |
2018年1月22日-28日 | 2018年四大陸選手権 | 台北市 | 1 | 300.95 | 2 | 100.17 | 1 | 200.78 | |
2018年2月16日-17日 | 2018年平昌オリンピック | 平昌郡 | 4 | 297.77 | 4 | 103.32 | 5 | 194.45 | |
2018年3月19日-25日 | 2018年世界選手権 | ミラノ | 19 | 223.41 | 4 | 95.85 | 23 | 127.56 | |
2018-19 | 2018年11月1日-3日 | 2018年グランプリフィンランド | ヘルシンキ | 5 | 227.28 | 3 | 85.97 | 5 | 141.31 |
2018年11月23日-25日 | 2018年フランス国際 | グルノーブル | 9 | 208.89 | 7 | 79.41 | 10 | 129.48 | |
2018年12月27日-30日 | 2019年中国選手権 | ハルビン市 | 1 | 302.59 | 1 | 98.01 | 1 | 204.58 | |
2019年2月7日-10日 | 2019年四大陸選手権 | アナハイム | 2 | 273.51 | 3 | 92.17 | 2 | 181.34 | |
2019年3月18日-24日 | 2019年世界選手権 | さいたま市 | 5 | 262.71 | 9 | 84.26 | 5 | 178.45 | |
2019-20 | 2019年9月13日-15日 | 2019年CSロンバルディア杯 | ベルガモ | 1 | 268.31 | 1 | 101.09 | 2 | 167.22 |
2019年10月3日-5日 | 2019年上海トロフィー | 上海市 | 3 | 232.17 | 5 | 70.71 | 2 | 161.46 | |
2019年10月25日-27日 | 2019年スケートアメリカ | ラスベガス | 6 | 224.98 | 9 | 74.56 | 5 | 150.42 | |
2019年11月8日-10日 | 2019年中国杯 | 重慶市 | 1 | 261.53 | 2 | 85.43 | 1 | 176.10 | |
2019年12月5日-8日 | 2019-20 グランプリファイナル | トリノ | 5 | 241.44 | 6 | 80.67 | 5 | 160.77 | |
2020年2月4日-9日 | 2020年四大陸選手権 | ソウル特別市 | 4 | 267.67 | 2 | 95.83 | 5 | 171.84 | |
2020-21 | 2020年11月6日-8日 | 2020年中国杯 | 重慶市 | 1 | 290.89 | 1 | 103.94 | 1 | 186.95 |
2021年3月22日-28日 | 2021年世界選手権 | ストックホルム | 22 | 199.15 | 19 | 77.95 | 22 | 121.20 | |
2021-22 | 2021年10月13日-17日 | 2021年アジアフィギュア杯 | 北京市 | 3 | 224.09 | 3 | 85.02 | 6 | 139.07 |
2021年11月5日-7日 | 2021年グランプレミオディタリア | トリノ | 7 | 242.27 | 1 | 97.89 | 9 | 144.38 | |
2022年2月4日-7日 | 2022年北京オリンピック (団体戦) | 北京市 | 5 (チーム) | (団体) | 6 | 82.87 | 4 | 155.04 | |
2022年2月8日-10日 | 2022年北京オリンピック | 北京市 | 9 | 270.43 | 11 | 90.98 | 8 | 179.45 | |
2022-23 | 2023年2月7日-12日 | 2023年四大陸選手権 | コロラドスプリングス | 7 | 227.47 | 4 | 85.32 | 10 | 142.15 |
2023年3月20日-26日 | 2023年世界選手権 | さいたま市 | 22 | 204.22 | 19 | 75.04 | 23 | 129.18 | |
2023-24 | 2023年9月14日-16日 | 2023年CSオータムクラシック | ミシサガ | 5 | 230.99 | 4 | 79.32 | 4 | 151.67 |
2023年10月3日-5日 | 2023年上海トロフィー | 上海市 | 3 | 238.33 | 3 | 76.21 | 3 | 162.12 | |
2023年11月3日-5日 | 2023年フランスグランプリ | アンジェ | 8 | 226.79 | 7 | 81.43 | 8 | 145.36 | |
2023年11月10日-12日 | 2023年中国杯 | 重慶市 | 7 | 237.28 | 4 | 87.44 | 7 | 149.84 | |
2023年12月6日-9日 | 2023年CSゴールデンスピン | ザグレブ | 1 | 258.67 | 1 | 91.25 | 1 | 167.42 | |
2024年2月1日-4日 | 2024年四大陸選手権 | 上海市 | 5 | 256.89 | 5 | 89.41 | 5 | 167.48 | |
2024年2月21日-22日 | 第14回全国冬季運動会 (団体戦) | フルンボイル | 1 (チーム) | 団体 | 1 | 89.20 | 1 | 169.57 | |
2024年2月25日-26日 | 第14回全国冬季運動会 | フルンボイル | 1 | 267.49 | 1 | 93.60 | 1 | 173.89 | |
2024年3月18日-24日 | 2024年世界選手権 | モントリオール | 39 | 58.53 | 39 | 58.53 | - | - | |
2024-25 | 2024年11月1日-3日 | 2024年フランスグランプリ | アンジェ | 8 | 219.05 | 1 | 88.12 | 11 | 130.93 |
2024年11月22日-24日 | 2024年中国杯 | 重慶市 | 8 | 231.89 | 6 | 83.66 | 9 | 148.23 |
6.2. ジュニアレベル
シーズン | 開催日 | 大会名 | 開催地 | 順位 | 総得点 | SP順位 | SP得点 | FS順位 | FS得点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2011-12 | 2011年8月23日-26日 | 2011年アジアフィギュア杯 (ジュニアクラス) | 東莞市 | 1 | 177.17 | 1 | 58.00 | 1 | 119.17 |
2012-13 | 2012年8月22日-25日 | 2012年JGPフランス大会 | クールシュヴェル | 1 | 194.13 | 1 | 62.98 | 1 | 131.15 |
2012年9月27日-29日 | 2012年JGPスロベニア大会 | ブレッド | 2 | 186.45 | 6 | 58.10 | 2 | 128.35 | |
2012年12月6日-9日 | 2012-13年ジュニアグランプリファイナル | ソチ | 5 | 187.95 | 6 | 60.73 | 5 | 127.22 | |
2013年2月27日-3月3日 | 2013年世界ジュニア選手権 | ミラノ | 4 | 192.58 | 6 | 62.82 | 4 | 129.76 | |
2013-14 | 2013年8月28日-9月1日 | 2013年JGPラトビア大会 | リガ | 1 | 189.79 | 2 | 63.19 | 2 | 126.60 |
2013年10月9日-12日 | 2013年JGPエストニア大会 | タリン | 1 | 210.85 | 2 | 69.06 | 1 | 141.79 | |
2013年12月5日-8日 | 2013-14年ジュニアグランプリファイナル | 福岡市 | 1 | 218.73 | 5 | 68.42 | 1 | 150.31 | |
2014年3月10日-16日 | 2014年世界ジュニア選手権 | ソフィア | 6 | 203.64 | 2 | 71.51 | 6 | 132.13 | |
2014-15 | 2014年8月27日-30日 | 2014年JGPスロベニア大会 | リュブリャナ | 1 | 220.17 | 2 | 72.21 | 1 | 147.96 |
2014年9月11日-14日 | 2014年JGP日本大会 | 長久手市 | 1 | 221.92 | 1 | 70.88 | 1 | 151.04 | |
2014年12月11日-14日 | 2014-15年ジュニアグランプリファイナル | バルセロナ | 4 | 201.02 | 2 | 75.30 | 5 | 125.72 | |
2015年3月2日-8日 | 2015年世界ジュニア選手権 | タリン | 2 | 229.70 | 5 | 72.85 | 1 | 156.85 |
7. 評価と遺産
金博洋は、その技術的な能力と革新的なジャンプでフィギュアスケート界に大きな影響を与えてきた。彼は競技会で新たな基準を打ち立て、他の選手たちに4回転ジャンプの挑戦を促した。
7.1. 世論と関係者からの評価
彼はその技術的な能力、特に4回転ジャンプで知られ、中国のメディアからは「火星男孩」(火星男孩フオシン・ナンハイ中国語)というニックネームで呼ばれている。2016-2017シーズン中のインタビューで、金博洋は「ジャンプが私を定義しているし、私はジャンプが好きだ」と語り、嫌いなジャンプはないが、4回転ルッツが一番好きだと述べている。彼は男子スケートにおける劇的な「4回転革命」の牽引役の一人と見なされており、一部からは彼が革命を開始した人物だと評価されている。「4回転の王」と呼ばれることもある。
2023-2024シーズンから金博洋の新しいトレーニング仲間の一人となった紀平梨花は、金博洋から多くのインスピレーションを受けたと語った。「彼が2回転から始め、今では4回転ルッツのような素晴らしいジャンプを見せてくれているのを目撃しました。オフアイスでも彼から学ぶことがたくさんあります」と続けた。彼のフリープログラムの振付師であるデヴィッド・ウィルソンは、金博洋がカナダでのトレーニング移籍後の感情を表現するために、エド・シーランの「This」をプログラム曲に選んだ。金博洋は、プログラムを即興の動きで徐々に埋めていき、練習中に無意識にした動きが後でプログラムに追加されたと語った。
金博洋は好きな選手として、アレクセイ・ヤグディン、エフゲニー・プルシェンコ、羽生結弦、申雪/趙宏博組を挙げている。好きな要素はジャンプで、嫌いな要素はステップだと語っている。彼の両親は元々陸上競技の800メートル走選手であり、彼自身も走ることが好きだが、それ以上にスケートが好きだと述べている。
7.2. 論争
2018年平昌オリンピックの男子シングル競技において、金博洋の演技を採点した中国人ジャッジが、彼の演技に過度に高い得点を与えたとして、ISUから処分を受けた。この問題は、フィギュアスケートにおける採点の公平性に関する議論を引き起こした。
8. コーチ
金博洋の競技キャリア中に彼を指導した主なコーチ陣は以下の通りである。
- ブライアン・オーサー (2020-2021, 2022-現在)
- トレイシー・ウィルソン (2020-2021, 2022-現在)
- 許兆暁 (-2022, 2024-)
- 傅彩姝 (-2022)
- 焦忠義
- 陳秀靖
- 王軍祥
金博洋を2009年から指導している許兆暁は、1980年のレイクプラシッドオリンピックに中国のフィギュアスケート選手として初めて出場した。
9. 外部リンク
- [https://www.skatingscores.com/chn/men/boyang_jin 金博洋] at SkatingScores.com
- [https://olympics.com/en/athletes/boyang-jin Jin Boyang] at Olympics.com
- [https://www.instagram.com/1j0b0y3/ 金博洋] on Instagram