1. 生い立ちと相撲への道
熱海富士は、出生からプロ相撲力士としてのキャリアを開始するまでの期間に、相撲との出会いや鍛錬を重ねた。
1.1. 幼少期と背景
熱海富士こと武井朔太郎は千葉県で生まれた。小学校2年生の時に静岡県熱海市へ移住。母子家庭で育った。6年生の時に三島市の三島相撲クラブで相撲を始めたことが、彼の相撲人生の出発点となった。
1.2. 学生時代と相撲の鍛錬
中学校は当初日本大学三島中学校に進学し柔道部に所属していたが、2年生からは相撲に専念するため熱海市立熱海中学校に転校した。中学時代には毎食米4合と牛乳1リットルを摂取し、体格を大きくしていった。着る服も体格に合わせて季節ごとに新調したという。高校は沼津市の飛龍高等学校に進学し、1年生から相撲部のレギュラーとして活躍した。高校3年間で体重を入学時の130 kgから卒業時には170 kgまで増量させた。高校時代は弁当作りや皿洗いのアルバイトをして家計を支えていた。彼は特にずば抜けた才能があったわけではないが、稽古に対する情熱は非常に高かったと評されている。飛龍高校在学中、2019年の全国高等学校総合体育大会で4位に入賞した。この敗北が、彼に全国レベルで戦える自信を与え、プロの道に進む勇気を与えたと語っている。
1.3. プロ入り決断
2020年夏に開催予定だった全国高等学校総合体育大会が新型コロナウイルス感染症の影響で中止となり、武井は高校卒業後の2020年11月場所でのプロ入りを決意した。彼は伊勢ヶ濱部屋への入門を選んだが、これは飛龍高校の先輩である翠富士らが既に所属しており、また部屋の稽古施設が充実していることが理由であった。
2. プロでのキャリア
熱海富士のプロ相撲力士としてのキャリアは、下位での圧倒的な強さから始まり、急速な昇進を経て幕内での優勝争いに絡むなど、目覚ましい発展を遂げた。
2.1. デビューと下位での実績
武井朔太郎は、プロ入りに際して師匠から「熱海富士」という四股名を与えられた。この四股名は、彼の出身地である「熱海」と、師匠である旭富士の四股名「富士」を組み合わせたものである。師匠は四股名にあまりこだわりがなく、機械的に出身地と部屋ゆかりの冠文字を組み合わせたとされる。
2020年11月場所で前相撲に出場し、3戦全勝の成績を収めた。翌2021年1月場所では序ノ口25枚目として本割に臨み、荒馬と東照錦との3人による優勝決定戦を制し、序ノ口優勝を果たした。続く2021年3月場所では、序二段48枚目として出場し、7戦全勝で序二段優勝を飾った。この場所は東京で開催された。
2021年5月場所では三段目48枚目で6勝1敗の好成績を収めたが、7番相撲で琴太豪に敗れ、3場所連続での各段優勝はならなかった。この場所は3日目まで無観客開催であった。その後も下位の番付で好成績を続け、同年7月場所には幕下に昇進した。この7月場所中、故郷の熱海市が大規模な土石流災害に見舞われた。熱海富士は被災した住民からの応援メッセージを受け取りながら土俵に上がり、故郷を勇気づける2連勝を飾るなど、特別な思いでこの場所を戦った。
2.2. 十両昇進と幕内入り
幕下でわずか4場所を過ごした後、熱海富士は十両への昇進を果たした。前相撲から所要8場所での十両昇進は、1958年に年6場所制が導入されて以降、元大関・小錦や把瑠都に並ぶ歴代7位のスピード記録である。この昇進により、彼は熱海市出身としては史上初の関取となった。十両昇進時には、母校である飛龍高等学校から化粧廻しが贈呈された。
新十両会見では「20歳までに関取になるという目標を達成できてよかった」と喜びを語り、熱海市伊豆山土石流災害に触れ「地元が大変なときに自分が勝っていいニュースを届けられたらと思っていた」と、故郷への思いを明かした。また、連敗癖や精神的な弱さを課題に挙げ、十両優勝を目標に掲げた。昇進後、熱海市役所を表敬訪問し、「熱海の希望の星」として歓迎された。
2022年3月場所で関取として初めての負け越しを経験したが、その後3場所連続で勝ち越しを記録した。同年9月場所では東十両3枚目まで番付を上げ、14日目には新十両で優勝を決めていた栃武蔵を破り、勝ち越しを確定させた。この結果、翌11月場所での幕内昇進が確実となった。
2022年11月場所で正式に新入幕を果たし、21世紀生まれの力士として初の幕内力士となった。前相撲から所要12場所での幕内昇進は、史上8位タイのスピード記録である。しかし、この場所は西前頭15枚目で4勝11敗と大きく負け越し、わずか1場所で十両に陥落した。この際、師匠や兄弟子の照ノ富士からは、「まだ形になっていない」「素質だけで幕内に上がってきた」と厳しい評価を受けた。
2023年1月場所では東十両3枚目に戻ったが、10日目まで3勝7敗と不振に陥り、11日目からはインフルエンザ感染のため自身初の休場となった。この休場は新型コロナウイルス感染症によるものではなかったため番付は保護されず、熱海富士は西十両8枚目まで番付を落とした。
2.3. 幕内での活躍と主な場所
2023年5月場所では西十両8枚目で13勝2敗という好成績を収め、豪ノ山、落合に次ぐ十両優勝次点となった。計算上は幕内への再昇進が可能であったが、番付運に恵まれず見送られ、同年7月場所も西十両筆頭に留め置かれた。しかし、7月場所前の稽古場では30番相撲を取る猛稽古で好調をアピールした。この7月場所では、一旦は優勝争いの首位に立つも、14日目に大奄美に敗れて勝ち星で並ばれた。最終的に11勝4敗で本割を終え、千秋楽の優勝決定戦で再び大奄美を破り、十両優勝を飾った。この優勝により、幕内への再昇進を確実なものとした。彼はこの場所で、これまでの十両場所で7勝を挙げた後に失速し、かろうじて勝ち越しを果たすことが多かった「鬼門」を突破し、序盤で8勝目を挙げたことを自賛した。
2023年9月場所で幕内に返り咲いた熱海富士は、当時幕内最年少の21歳であった。場所前半は髙安と並んで優勝争いをリードし、5日目に剣翔に敗れたのみで、9日目には幕内での自身初の勝ち越しを決めた。10日目には髙安を押し倒しで破り、単独首位に立った。しかし、12日目に大栄翔、13日目に貴景勝と連敗し、優勝争いのリードを失った。場所終盤には、貴景勝、大栄翔、北青鵬の3力士との間で優勝争いを繰り広げた。千秋楽の本割では元大関の朝乃山に寄り切りで敗れ、11勝4敗で貴景勝との優勝決定戦にもつれ込んだが、その決定戦でも貴景勝に敗れ、惜しくも優勝を逃した。しかし、場所のほとんどで優勝争いをリードしたことが評価され、自身初の敢闘賞を受賞した。決定戦で敗れた直後、支度部屋へ向かう通路で大声を張り上げて悔しがり、その純粋な人柄が垣間見えた。
2023年11月場所でも熱海富士は優勝争いに加わり、初日から5連勝を記録するなど好スタートを切った。しかし、6日目と7日目に境川部屋の兄弟子である佐田の海と平戸海に連敗し、リードを失った。その後、8日目から6連勝を記録し、12日目には大関豊昇龍を破るなど、再び優勝争いのトップに返り咲いた。13日目には大関霧島と並んで2敗でトップに立ち、14日目には両者直接対決となった。この一番に勝てば、初土俵から18場所での史上最速優勝となる可能性もあった。しかし、霧島に寄り切りで敗れ、優勝は霧島に決定した。千秋楽まで優勝争いに加わったことが評価され、2場所連続で自身2度目の敢闘賞を受賞した。この場所では、初めてこれより三役も経験した。千秋楽の琴ノ若戦にも敗れ、2場所連続での優勝次点に終わった。場所後、元横綱花田虎上は自身のコラムで「独断で選ぶ九州場所の三賞ですが、熱海富士には全部あげたいと思います」と賛辞を寄せた。
2024年は「1月から(新三役昇進を)決める」と宣言していたものの、部屋の力士の怪我などが影響し、関取衆との稽古に支障が出たこともあり、平幕で足踏みが続いた。同年5月場所では大関豊昇龍を破る活躍を見せた。2024年は三役以上との対戦が1場所平均7番で計42番と平幕力士としては最多であり、銀星も7個と最多を記録するなど、年間を通して格別の実績を残した。2025年1月場所では5勝10敗と不振に終わったが、綱取りをかける豊昇龍と琴櫻の両大関を破る活躍を見せた。特に琴櫻戦では、行司が誤って物言いをつけたため、珍しい取り直しとなる場面もあった。
2.4. キャリア記録と受賞歴
2025年1月場所終了時点での熱海富士の主な成績は以下の通りである。
- スピード記録**
- 初土俵から新入幕までの所要場所数:12場所(歴代8位タイ)
- 通算成績**
- 通算成績:182勝133敗4休(26場所)
- 幕内成績:74勝76敗(10場所)
- 前頭成績:74勝76敗(10場所)
- 前頭勝率:.493
- 十両成績:68勝48敗4休(9場所)
- 十両勝率:.533
- 幕下成績:21勝7敗(4場所)
- 幕下勝率:.750
- 三段目成績:6勝1敗(1場所)
- 三段目勝率:.857
- 序二段成績:7勝0敗(1場所)
- 序二段勝率:1.000
- 序ノ口成績:6勝1敗(1場所)
- 序ノ口勝率:.857
- 各段優勝**
- 十両優勝:1回(2023年7月場所)
- 序二段優勝:1回(2021年3月場所)
- 序ノ口優勝:1回(2021年1月場所)
- 三賞**
- 敢闘賞:2回(2023年9月場所、2023年11月場所)
- その他受賞**
- 日本プロスポーツ大賞新人賞(2023年)
- 場所別成績**
年 1月場所
(初場所)3月場所
(春場所)5月場所
(夏場所)7月場所
(名古屋場所)9月場所
(秋場所)11月場所
(九州場所)2020年 - - - - - 前相撲 2021年 東序ノ口23
6勝1敗
優勝西序二段48
7勝0敗
優勝
(東京開催)東三段目48
6勝1敗
(3日目まで無観客開催)西幕下55
6勝1敗東幕下24
5勝2敗東幕下14
6勝1敗2022年 西幕下1
4勝3敗西十両12
7勝8敗西十両12
10勝5敗東十両6
8勝7敗東十両3
8勝7敗西前頭15
4勝11敗2023年 東十両3
3勝8敗4休
(インフルエンザのため11日目から途中休場)西十両8
8勝7敗東十両8
13勝2敗西十両1
11勝4敗
優勝
(大奄美と優勝決定戦)東前頭15
11勝4敗
敢闘賞
(貴景勝と優勝決定戦)西前頭8
11勝4敗
敢闘賞2024年 西前頭1
6勝9敗東前頭2
8勝7敗東前頭1
7勝8敗西前頭1
7勝8敗東前頭2
7勝8敗東前頭3
8勝7敗2025年 東前頭2
5勝10敗東前頭8
3. 相撲のスタイルと技術
熱海富士は、四つ相撲を得意とする力士である。特に右四つからの寄りを得意技としている。
2022年5月場所後、元大関武蔵川親方は、熱海富士の相撲について、腰高で脇が甘い点を指摘していた。しかし、2023年9月場所11日目の翔猿戦では、小兵の相手に合わせて立合いで胸から当たる巧さや、絶好の左上手を引いてから前に出ながら上手投げを放つ豪快さを見せた。この相撲ぶりを花田虎上は「かわいらしい顔にごまかされているのでは...と思ってしまいますが、相撲はかわいくない。いや厳しい、そして強い」と絶賛した。
2023年9月場所時点では、熱海富士の右差しは彼の強力な武器として広く認識されており、同場所の優勝決定戦で貴景勝が注文相撲で右差しを封じようとしたことが、その事実を如実に示している。場所後、武蔵川親方は、立合いのスピードはもう少し必要だとしながらも、考えずに体が動くままに取る思い切りの良い相撲を評価した。
熱海富士が立合い直前に行うルーティンについては、一部で批判的な意見も存在する。2023年11月場所後、元横綱宮城野親方は、ここ一番での勝負弱さなど精神面を指摘し、2024年1月場所で上位総当たりの地位に就くことで彼の真価が問われるだろうと語った。
熱海富士は毎日50番の稽古をこなすなど稽古熱心なことで知られているが、師匠の伊勢ヶ濱親方は、部屋の力士は皆やっていることだとし、彼の稽古態度を特別視はしていない。元々は脂肪の多いアンコ型の体型であったが、2024年5月場所中には元大関琴風が、部屋の猛稽古で鍛えられた筋肉と体の張りがある点を評価している。2024年9月場所中には元大関玉ノ井親方が、廻しにこだわりすぎて一本調子になっている立合いをさらに工夫すれば、相撲内容がより安定すると助言した。
4. 私生活と公的な活動
熱海富士は、相撲界での活躍だけでなく、その人間関係や大衆的なイメージ、メディアでの活動を通じて、幅広い層から注目を集めている。
4.1. 家族と人間関係
熱海富士は2人兄弟の長男である。彼の妹である武井陽奈は、2022年秋季に飛龍高等学校相撲部で創部約50年で初となる女性主将に就任した。陽奈は女子相撲の発展に特に力を入れており、他の部員の手本となっていると評価されている。熱海富士は、母子家庭で育った経験から、自分で稼いで親を楽にさせてあげたいという思いを語っており、花田虎上はその言葉を「立派で素敵なこと」と称賛している。
兄弟子である照ノ富士とは、2023年10月2日に開催された全日本力士選士権で、照ノ富士の横綱土俵入りの際に熱海富士が露払いを務めるなど、良好な関係を築いている。
4.2. 大衆的イメージと愛称
熱海富士は、試合中に喜怒哀楽を素直に表現する姿勢で知られており、勝った時には花道で笑顔を見せ、負けた時には悲しい表情を見せることから、ファンからの人気を集めている。この感情表現豊かな姿から、部屋付きの楯山親方(元誉富士)は彼を「令和の高見盛」と評している。
また、兄弟子の照ノ富士は、元隠岐の海の断髪式でのインタビューで、熱海富士を「角界のプリン」と呼んだ。これは、熱海富士をスポンサーしている「熱海プリン」というブランドにちなんだ愛称である。
4.3. メディア露出とスポンサー活動
熱海富士は、その人気から様々なメディアに露出している。2023年12月27日には永谷園とCMタレント契約を結び、「お茶漬け海苔」のCMで師匠の伊勢ヶ濱親方と共演した。しかし、このCMは短期間で終了し、永谷園の公式ホームページからもアーカイブが抹消されたと報じられた。この報道によると、CM視聴者から永谷園と日本相撲協会に対し、部屋のタニマチを巡る黒い交際疑惑に関する怪電話が届いたためとされている。この件について、元関脇貴闘力は、自身の経験や相撲界の歴史に触れつつ、伊勢ヶ濱部屋の反社会的勢力との交際疑惑について「あるでしょう!ないとは言えない」と断言し、大鵬親方時代に山口組の三代目が後援会に入っていた例を挙げるなど、相撲と暴力団の密接な関係を証言した。
地元熱海市の観光関連団体からは、熱海温泉の化粧廻しを贈呈されている。この化粧廻しは、SNS上で「バーコードおじさん」と呼ばれている熱海温泉の公式キャラクター「あつお」がデザインされている。
2023年9月場所九日目には、取り組みを終えた熱海富士が観客との記念撮影を行っていた際、2023年F1日本グランプリ参加のため来日していたジョージ・ラッセルと、ラッセルの元チームメイトで通訳・観光案内をしていたSUPER GTレーサーの松下信治がいた。NHKの大相撲中継では、ラッセルが「F1レーサー」ではなく「外国からの観光客」と紹介された。
また、2023年11月場所中には、同郷のプロゴルファー渡邉彩香が自身を覚えてくれていたことに感慨深そうに顔をほころばせた。かつて中学時代に同じトレーナーの元でトレーニングしていたという。
2024年3月31日放送の『サンデージャポン』では、松村沙友理とのデート企画が組まれるなど、一時期松村と恋愛関係にあったと報じられたが、後に松村の一般人との熱愛報道により失恋したとされる。
5. 評価と影響
熱海富士は、その素質と努力、そして人間性によって、相撲界内外から高い評価を受けている。
北の富士は、2022年1月場所の時点で熱海富士を「今一番注目している力士」「相撲界の大谷選手になる力士」と絶賛し、その素質に大きな期待を寄せていた。
熱海富士が下宿していた三島市の飲食店「光玉母食堂 めししんちゃん」は、彼が小学校5年生の頃から利用していた行きつけの店であり、2023年9月場所での活躍を受け、熱海富士ゆかりの特別デカ盛りメニュー「さくちゃんセット」が提供されるようになった。
花田虎上は、2023年9月場所中の熱海富士のコメントで「自分で稼いで親に楽をさせてあげたい、というニュアンスの言葉」に感銘を受け、「若い人の中には『何をダサいことを』と言う人もいるかもしれませんが、恥ずかしがらずに言える、自己主張できるのは立派だし、すてきなことだと思います。まだ21歳ですが、いい人生を送っているなと感じます」と称賛した。
6. 合い口
2025年1月場所終了現在での、熱海富士の主な力士との対戦成績は以下の通りである。
| 力士名 | 勝数 | 負数 | 力士名 | 勝数 | 負数 | 力士名 | 勝数 | 負数 | 力士名 | 勝数 | 負数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 碧山 | 1 | 1 | 朝乃山 | 1 | 2 | 東龍 | 0 | 1 | 阿炎 | 3 | 5 |
| 逸ノ城 | 0 | 1 | 一山本 | 0 | 1 | 宇良 | 3 | 2 | 遠藤 | 0 | 2 |
| 欧勝馬 | 1 | 0 | 阿武咲 | 2 | 0 | 王鵬 | 2 | 4 | 大の里 | 0 | 5 |
| 隠岐の海 | 1 | 0 | 輝 | 2 | 0 | 霧島 | 2 | 5 | 金峰山 | 3 | 0 |
| 豪ノ山 | 2 | 2 | 琴恵光 | 1 | 1 | 琴櫻 | 1 | 7 | 琴勝峰 | 1 | 1 |
| 佐田の海 | 1 | 1 | 正代 | 2 | 0 | 湘南乃海 | 3 | 1 | 大栄翔 | 4 | 4 |
| 大翔鵬 | 1 | 0 | 貴景勝 | 2 | 2 | 隆の勝 | 3 | 3 | 髙安 | 3 | 1 |
| 玉鷲 | 0 | 1 | 美ノ海 | 3 | 0 | 千代翔馬 | 1 | 1 | 千代大龍 | 0 | 1 |
| 剣翔 | 0 | 1 | 栃ノ心 | 0 | 1 | 翔猿 | 6 | 1 | 錦木 | 1 | 2 |
| 平戸海 | 3 | 4 | 豊昇龍 | 5 | 3 | 御嶽海 | 4 | 2 | 妙義龍 | 2 | 0 |
| 明生 | 1 | 1 | 竜電 | 1 | 0 | 若隆景 | 0 | 1 | 若元春 | 1 | 5 |
(上記の勝敗数には優勝決定戦での成績は含まれていない。太字は2025年1月場所終了現在、現役力士。)
- 豊昇龍:5勝3敗。豊昇龍の横綱昇進後は対戦なし。
- 琴櫻:1勝7敗。琴櫻の大関昇進後は1勝5敗。
- 大の里:5敗。大の里の大関昇進後は2敗。
- 髙安:3勝1敗。いずれも髙安の大関陥落後の対戦である。
- 朝乃山:1勝2敗。いずれも朝乃山の大関陥落後の対戦である。
- 御嶽海:4勝2敗。いずれも御嶽海の大関陥落後の対戦である。
- 正代:2勝。いずれも正代の大関陥落後の対戦である。
- 霧島:2勝5敗。霧島の大関在位中は2勝2敗。
- 栃ノ心:1敗。
- 貴景勝:2勝2敗(このほか、優勝決定戦で1敗)。直近では2024年7月場所で勝利している。
7. 改名歴
- 熱海富士 朔太郎(あたみふじ さくたろう)2020年11月場所 -