1. 背景
藪下めぐみは1972年3月2日に北海道旭川市で生まれた。幼い頃から父親の影響で柔道を始め、小学校入学前から柔道の訓練を受けていた。旭川大学高等学校に進学後も柔道で優れた成績を収め、全国大会の常連選手となった。彼女には柔道家である藪下由香という妹がいる。
2. 柔道経歴
藪下は旭川大学高等学校を卒業し、柔道部では1988年と1989年に48kg級で優勝している。その後、日本の企業柔道チームであるミキハウスにスカウトされ、柔道家としてのキャリアを本格化させた。
主な柔道での功績は以下の通りである。
- 1993年:全日本実業柔道個人選手権大会52kg級で優勝。
- 1994年:福岡国際女子柔道選手権大会52kg級で3位。
- 1995年:世界柔道選手権大会(千葉開催)の52kg級に出場。
- 1995年:全日本選抜柔道体重別選手権大会女子52kg級で優勝。
- 1995年:ワールドマスターズミュンヘン52kg級で5位。
- 2003年:第5回世界マスターズ柔道大会30~34歳の部女子63kg級で優勝。
3. プロレスリング経歴
1996年に女子プロレス団体Jd'に入団。1997年4月20日に東京・後楽園ホールで坂井澄江を相手にプロレスデビューを果たした。
- 1997年9月7日、東京でJd'ジュニア王座決定トーナメントの決勝で坂井澄江を破り、初代Jd'ジュニア王座を獲得。しかし、10月22日にザ・ブラッディに敗れ、初防衛に失敗した。
- 1999年1月24日、再び坂井澄江を破り、Jd'ジュニア王座を奪還。このタイトルは3度の防衛に成功した後、返上した。
- 1999年10月9日、坂井澄江と組んでTWF世界タッグ王座を獲得。1度の防衛に成功した後、2000年3月7日にクラッシャー前泊とドレイク森松に敗れ王座を失った。
- 2002年2月10日、坂井澄江と再び組んでTWF世界タッグ王座を奪還。
- 1999年8月22日と2000年11月28日にはAWF世界女子王座を獲得した。
- 2000年11月26日、ザ・ブラッディを破りBSジャパンクイーン・オブ・ザ・リング王座を獲得。AWF王座と統一され、Jd'ダブル王座となった。
- 2002年にJd'を退団。
- 2003年6月22日、MARUと組んで8チーム参加のTWF世界タッグ王座トーナメントで優勝し、三度目の王座を獲得。しかし、8月10日の初防衛戦でザ・ブラッディと大向美智子に敗れ、王座を失った。
- 2009年4月12日、コマンド・ボリショイと組んでデイリースポーツ認定女子タッグ王座とJWP認定タッグ王座を獲得した。
- 2016年9月19日、長嶋千佳代と組んでWWWD世界タッグ王座を獲得した。
4. 総合格闘技経歴
藪下めぐみは、プロレス活動と並行して総合格闘技のキャリアも築き上げ、数々の重要な試合に出場し、タイトルを獲得した。
4.1. デビューと初期の活動
1996年にJd'に入団した際、日本の女性総合格闘技の先駆者である高橋洋子と出会った。当時、高橋はヘルニアでプロレスを引退し総合格闘技に専念しており、その影響で藪下も総合格闘技のトレーニングを始めた。
1997年12月8日、愛知県名古屋市の名古屋国際会議場センチュリーホールで開催されたCMAオクタゴンチャレンジで、韓国のユ・ジヘイを相手に総合格闘技デビューを果たした。藪下は1ラウンド2分51秒に腕ひしぎ十字固めで勝利し、白星デビューを飾った。
4.2. スマックガール・トーナメントおよびチャンピオンシップ
2000年12月5日、日本武道館で開催されたスマックガールの前身イベント「ReMixワールドカップ2000」に出場し、その名を広めた。このトーナメントでは優勝者に1000.00 万 JPY、準優勝者に100.00 万 JPY、3位に50.00 万 JPYの賞金が設定されていた。
- トーナメント1回戦ではアメリカのキックボクサー、バンビ・バートンチェロを腕ひしぎ十字固めで破った。
- 準決勝ではロシアの柔道家スベトラーナ・グンダレンコと対戦。グンダレンコは藪下より90 kg以上重く、33 cmも身長が高かったが、藪下は素早い動きとテイクダウンスキルで試合をコントロールし、判定で勝利して決勝に進出した。
- 決勝ではオランダのマルース・クーネンに判定で敗れ、優勝を逃した。しかし、このトーナメントでの活躍により、藪下と女子総合格闘技は日本の格闘技界で大きな注目を集める存在となった。
2001年5月3日、ReMixのイベント「ゴールデンゲート2001」でエリン・トーヒルに腕ひしぎ十字固めでテクニカルサブミッション負けを喫した。
2002年1月13日、Jd'のイベント「NO HOLDS BARRED 2002」の総合格闘技ルールで、再びマルース・クーネンと対戦し、リアネイキッドチョークで敗れた。
2002年6月1日、スマックガール「SMACK LEGEND 2002」で彩丘亜沙子に判定負け。彩丘は藪下と身長・体重がほぼ同じであった。
2003年6月4日、スマックガール「Third Season-IV」で日本のキックボクサー坂本奈緒子を1ラウンド23秒に腕ひしぎ十字固めで破り、勝利を収めた。
2003年12月19日、全日本女子プロレスのイベント「タッグリーグ・ザ・ベスト」の総合格闘技戦で、プロレスラーのHikaruを腕ひしぎ十字固めで破った。
2004年12月19日、静岡県静岡市で開催されたスマックガール「ワールドリミックス2004」の無差別級女王決定トーナメントに参戦。
- 1回戦ではジョシュ・バーネットの弟子であるアメリカのシャノン・フーパーを1ラウンド29秒に手首固めで破った。
- 準決勝ではアメリカのグラップラーロクサン・モダフェリに判定で勝利した。
- 決勝では2001年の再戦となるエリン・トーヒルと対戦。トーヒルは藪下より約20 kg重く、試合を優位に進めていたが、藪下がトーヒルの左手首を掴んで攻撃を止めようとした際に、トーヒルが脊髄に2度の肘打ちという反則行為を行った。レフェリーは直ちに試合を止め、トーヒルにイエローカードを与えた。ドクターが藪下の試合続行は不可能と判断したため、トーヒルは即座に失格となり、藪下が反則勝ちで無差別級王座を獲得した。この試合後、藪下は腰椎横突起の骨折と診断され、2005年1月8日に予定されていたフェリシア・オーとのグラップリングマッチは中止となった。
2005年3月12日、G-Shooto「G-Shooto Japan 02」でアメリカのタラ・ラローサに判定負けを喫した。
2005年4月30日、スマックガール「2005: COOL FIGHTER'S LAST STAND」のミドル級女王決定トーナメント1回戦で韓国のキックボクサー、キム・ヒョンソンと対戦。キムが攻撃を仕掛けてきた際、藪下は柔道の投げ技でキムの顔面を直接マットに叩きつけ、瞬時にノックアウトさせた。藪下はキムの状態に気づかず腕ひしぎ十字固めを試みたが、レフェリーが試合を止め、藪下が1ラウンド29秒で勝利した。キムは担架でリング外に運ばれ、病院での検査では異常は見つからなかった。
2005年7月9日、韓国ソウルで開催されたWorld X-Impact Federation「X-Impact World Championships」に出場し、地元のイ・ヨンジュに判定で勝利した。
2005年8月17日、スマックガール「2005: Dynamic!!」でミドル級女王決定トーナメントの最終戦に出場。準決勝で彩丘亜沙子を腕ひしぎ十字固めで破り、2002年の敗戦の雪辱を果たした。しかし、決勝ではアメリカのローラ・ディオーガストに判定で敗れ、初代スマックガールミドル級王座獲得はならなかった。
2006年2月15日、スマックガール「2006: Advent of Goddess」でアマンダ・ブキャナーにギロチンチョークで敗れ、スマックガール無差別級王座を失った。
2006年5月3日、長野美香とエキシビションマッチを行った。
2006年5月6日、G-Shooto「G-Shooto Japan 05」でロクサン・モダフェリと再戦したが、判定負けを喫した。
2006年8月18日、アメリカ合衆国ニュージャージー州アトランティックシティで開催されたRing of Combat 11でローラ・ディオーガストと再戦。ディオーガストが保持するRing of Combat女子ウェルター級タイトルに挑戦したが、1ラウンド中に前腕を骨折し、セコンドが試合を止めたためTKO負けとなった。
2007年3月30日、修斗「BATTLE MIX TOKYO 02」で日本の佐藤瑞穂に判定で勝利した。
2007年4月28日、スマックガール「2007: The Dance of the Taisho Romance」で弁慶に判定で勝利した。
2007年5月27日、K-GRACEの1.00 万 USD争奪無差別級トーナメントに出場。1回戦ではリトアニアのキックボクサー、ユルギタ・レイトナイテを17秒で腕ひしぎ十字固めで破った。準決勝ではロクサン・モダフェリと三度目の対戦となり、判定負けを喫した。
2007年7月14日、Fatal Femmes Fighting Championship 2: The Crystal Brawlでジョシュ・バーネットの弟子であるアメリカのジュネル・マルケスに判定負けを喫した。
2007年7月26日、屋外イベント「SMACKGIRL IN サマフェス!!」で小幡博美を15秒で腕ひしぎ十字固めで破った。
2007年11月3日、Fatal Femmes Fighting Championship 3: War of the Rosesでアメリカのリサ・エリスに判定負けを喫した。
2007年12月26日、スマックガール7周年記念大会「Starting Over」でアメリカのラナ・ステファニックと対戦。ステファニックは藪下より約36 kg重かったが、藪下は判定負けを喫した。
2008年2月14日、スマックガール「WORLD ReMix TOURNAMENT 2008 開幕戦」の無差別級トーナメントで赤野仁美と再戦。2007年の総合格闘技デビュー戦で藪下に敗れた赤野が、この試合ではヒールホールドで藪下を破り、雪辱を果たした。
2008年4月19日、ロシアサンクトペテルブルクで開催されたFightFORCE: Russia vs. The Worldでロシアのユーリア・ベレジコワに判定負けを喫し、4連敗となった。
2008年7月21日、日本のイベント「DEMOLITION 080721」で藤野恵実に判定で勝利し、連敗を止めた。
2009年8月28日、約1年ぶりの総合格闘技復帰戦として、JEWELS「JEWELS 5th RING」でプロレスラーの江本敦子と対戦することが発表された。9月13日、江本の序盤の攻撃を凌いだ後、1ラウンド2分43秒に腕ひしぎ十字固めで勝利した。
2010年1月30日、アメリカ合衆国で開催されたFreestyle Cage Fighting 39の女子バンタム級グランプリに出場。三度目のジョシュ・バーネットの弟子との対戦となり、今回はサブミッションのスペシャリストであるシェイナ・ベイズラーと対戦。ベイズラーが試合を支配し、総合格闘技では珍しいキャッチ・アズ・キャッチ・キャンの技であるツイスターで藪下を破った。
2010年4月11日、VALKYRIE「VALKYRIE 05」で日本の葛西むつみと対戦し、袈裟固めからのアームロックで勝利を収め、葛西に初のプロでの敗戦を与えた。
2010年6月19日、VALKYRIE 06で日本の新星中井りんと対戦し、中井が試合を支配し判定で勝利した。

2011年4月2日、カナダブリティッシュコロンビア州ビクトリアで開催されたArmageddon Fighting Championship 5: Judgment Dayでサラ・カフマンと対戦し、3ラウンドTKO負けを喫した。
2011年11月12日、パンクラス「Pancrase Impressive Tour 11」でプロレスラーの木村響子と対戦。1ラウンド終了時に足首の負傷によるドクターストップでTKO負けとなった。
2012年7月21日、JEWELS「JEWELS 20th RING」で杉山しずかと対戦し、スプリット判定負けを喫した。
2012年12月15日、JEWELS「JEWELS 22nd RING」でジェイド・マリ・アンダーソンと対戦し、判定負けを喫した。
2013年4月21日、Gladiator: Dream, Power and Hopeでジェイド・マリ・アンダーソンと再戦。1ラウンドに腕ひしぎ十字固めでテクニカルサブミッション負けを喫した。
2016年9月10日、韓国仁川で開催されたAll Fighting Championship 5でジョン・チャンミと対戦し、1ラウンドTKO負けを喫した。
5. キックボクシングおよびシュートボクシング経歴
2003年1月26日、全日本キックボクシング連盟のイベント「GIRLS STANDING FIGHT 1st.BOUT - Girls SHOCK!」で岡本裕子と対戦し、2ラウンド終了時に左肩を脱臼したためTKO負けを喫し、キックボクシングデビュー戦を飾れなかった。
2005年6月12日、女帝プロデュース「Belief」で篠原光とキックボクシング特別ルール(判定なし)で対戦し、引き分けとなった。
2006年4月4日、2005年4月30日の総合格闘技戦でスラムによるKO勝利を収めた韓国のキム・ヒョンソンとのキックボクシング再戦が発表された。2006年5月24日、CMAフェスティバル「日本対韓国全面対抗戦」でキムが試合をコントロールし、藪下は判定負けを喫した。
2007年7月23日、CMAフェスティバル2「美濃輪育久デビュー10周年記念大会」で韓国のハム・ソヒに判定負けを喫した。
2007年8月5日、Breathless Muay Thai 4で日本のムエタイ選手村上リエに判定負けを喫した。
2009年10月18日、Dragon Gymとプロレスリング・ノアの合同興行でMITSUKIに判定負けを喫した。
2010年1月17日、SHOOT BOXING OSAKA 2010 ALPINISME -Young Caesar Cup-で岡加奈子に判定で勝利し、キックボクシングで初勝利を挙げた。
2010年3月28日、ニュージャパンキックボクシング連盟「熱風 零参」でAZUMAに判定負けを喫した。
2010年10月31日、Dragon Gymのチャリティーキックボクシングイベント「NO NAME HEROES 10」でMAD 66kg級王者のモニカに判定負けを喫した。
2010年12月12日、J-GIRLS「J-GIRLS 女祭り 2010 ~戦う女は美しい~」で村上リエと再戦し、3ラウンドKO負けを喫し、J-GIRLSライト級王座獲得はならなかった。
2011年2月27日、GLADIATOR 14 KOK Samurai Seriesでハム・ソヒと二度目の対戦。2ラウンドTKO負けを喫した。
2011年8月19日、SHOOT BOXING Girls S-cup 2011でHIROKOとシュートボクシングマッチで対戦。3ラウンド開始直後に右膝内側靭帯損傷によるドクターストップでTKO負けとなった。
2017年7月7日、SHOOT BOXING Girls S-cup 2017でギャビ・ガルシアとシュートボクシングルールで対戦。1ラウンドにガルシアがグラウンド状態の藪下に対し反則の蹴りを行ったため、試合続行不可能となり、ノーコンテストとなった。
6. グラップリング経歴
2005年1月8日にフェリシア・オーとのグラップリングデビュー戦が予定されていたが、2004年12月19日の総合格闘技戦でエリン・トーヒルに負傷させられたため、試合は中止となった。
2005年5月27日と5月28日、アブダビコンバット(ADCC世界選手権)の女子部門に初出場。60kg以上級の準決勝でジュリアナ・ボルジェスに敗れ、無差別級の1回戦でタラ・ラローサに敗れた。
2007年9月24日、スマックガール「GRAPPLING QUEEN TOURNAMENT 2007」に出場。坂本ひとみに判定(25-0)で勝利したが、ミドル級トーナメント決勝で二宮亜基子にチョークスリーパーで敗れた。
7. タイトルおよび受賞歴
7.1. 柔道での功績
- 全日本実業柔道個人選手権大会56kg級 優勝(1993年)
- 福岡国際女子柔道選手権大会52kg級 3位(1994年)
- ワールドマスターズミュンヘン52kg級 5位(1995年)
- 全日本選抜柔道体重別選手権大会女子52kg級 優勝(1995年)
- 世界マスターズ柔道大会30~34歳の部女子63kg級 優勝(2003年)
7.2. プロレスリングのタイトル
- Jd'ジュニア王座(2回)
- TWF世界タッグ王座(3回) - MARU(1回)、坂井澄江(2回)
- TWF世界タッグ王座トーナメント優勝(2003年) - MARUと
- AWF世界女子王座(2回)
- AWF&BSジャパンクイーン・オブ・ザ・リング統一2冠王座(2000年)
- デイリースポーツ認定女子タッグ王座(1回) - コマンド・ボリショイと
- JWP認定タッグ王座(1回) - コマンド・ボリショイと
- WWWD世界タッグ王座(1回) - 長嶋千佳代と
7.3. 総合格闘技のタイトル
- 初代CMA&KPWアジア女子格闘技王座(1998年)
- 初代スマックガール無差別級王座
- スマックガール無差別級女王トーナメント優勝
- ReMixオープンウェイトワールドトーナメント2000準優勝
- スマックガール初代ミドル級女王トーナメント準優勝
8. 戦績
8.1. 総合格闘技戦績
| 勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 敗 | ジョン・チャンミ | 1R 3:00 TKO(パンチ連打) | All Fighting Championship 5 【All FCフライ級チャンピオンシップ】 | 2016年9月10日 | |
| 敗 | ジェイド・マリ・アンダーソン | 1R 2:33 腕ひしぎ十字固め | GLADIATOR 激熱 ススキノコロシアム | 2013年4月21日 | |
| 敗 | ジェイド・マリ・アンダーソン | 5分2R終了 判定0-3 | JEWELS 22nd RING | 2012年12月15日 | |
| 敗 | 杉山しずか | 5分2R終了 判定1-2 | JEWELS 20th RING | 2012年7月21日 | |
| 敗 | 木村響子 | 1R終了時 TKO(ドクターストップ:左足首の負傷) | PANCRASE 2011 IMPRESSIVE TOUR | 2011年11月12日 | |
| 敗 | サラ・カフマン | 3R 3:34 TKO(パンチ連打) | Armageddon FC 5: Judgment Day | 2011年4月2日 | |
| 敗 | 中井りん | 3分3R終了 判定0-3 | VALKYRIE 06 | 2010年6月19日 | |
| 勝 | 葛西むつみ | 2R 2:58 アームロック | VALKYRIE 05 | 2010年4月11日 | |
| 敗 | シェイナ・ベイズラー | 1R 4:50 ツイスター | Freestyle Cage Fighting 39 【Freestyle Cage Fighting 女子バンタム級グランプリ 1回戦】 | 2010年1月30日 | |
| 勝 | 江本敦子 | 1R 2:43 腕ひしぎ十字固め | JEWELS 5th RING | 2009年9月13日 | |
| 勝 | 藤野恵実 | 3分3R終了 判定3-0 | DEMOLITION | 2008年7月21日 | |
| 敗 | ユーリア・ベレジコワ | 5分3R終了 判定0-3 | fightFORCE: Russia vs. The World | 2008年4月19日 | |
| 敗 | 赤野仁美 | 2R 4:16 ヒールホールド | SMACKGIRL WORLD ReMix TOURNAMENT 2008 開幕戦 | 2008年2月14日 | |
| 敗 | ラナ・ステファニック | 5分2R終了 判定0-3 | SMACKGIRL 7th ANNIVERSARY ~Starting Over~ | 2007年12月26日 | |
| 敗 | リサ・エリス | 3分3R終了 判定0-3 | Fatal Femmes Fighting 3: War of the Roses | 2007年11月3日 | |
| 勝 | 小幡博美 | 1R 0:15 腕ひしぎ十字固め | SMACKGIRL IN サマフェス | 2007年7月26日 | |
| 敗 | ジュネル・マルケス | 3分3R終了 判定0-3 | Fatal Femmes Fighting 2: Girls Night Out | 2007年7月14日 | |
| 敗 | ロクサン・モダフェリ | 3分2R終了 判定0-3 | K-GRACE 【1万ドル争奪無差別級トーナメント 準決勝】 | 2007年5月27日 | |
| 勝 | ユルギタ・レイトナイテ | 1R 0:17 腕ひしぎ十字固め | K-GRACE 【1万ドル争奪無差別級トーナメント 1回戦】 | 2007年5月27日 | |
| 勝 | 弁慶 | 5分2R終了 判定3-0 | SMACKGIRL 2007 ~絶対女王は大正浪漫を舞ひ奏で~ | 2007年4月28日 | |
| 勝 | 佐藤瑞穂 | 5分2R終了 判定3-0 | 修斗 BATTLE MIX TOKYO 02 | 2007年3月30日 | |
| 敗 | ローラ・ディオーガスト | 1R終了時 TKO(ドクターストップ:右前腕部骨折) | Ring of Combat 11 【ROC女子ウェルター級タイトルマッチ】 | 2006年8月18日 | |
| 敗 | ロクサン・モダフェリ | 5分2R終了 判定0-3 | G-SHOOTO JAPAN 05 | 2006年5月6日 | |
| 敗 | アマンダ・ブキャナー | 1R 3:45 フロントチョーク | SMACKGIRL 2006 ~女神降臨~ 【スマックガール無差別級女王タイトルマッチ】 | 2006年2月15日 | |
| 敗 | ローラ・ディオーガスト | 5分3R終了 判定1-2 | SMACKGIRL 2005 ~Dynamic | ~ 【スマックガール初代ミドル級女王決定トーナメント 決勝】 | 2005年8月17日 |
| 勝 | 彩丘亜沙子 | 1R 2:44 腕ひしぎ十字固め | SMACKGIRL 2005 ~Dynamic | ~ 【スマックガール初代ミドル級女王決定トーナメント 準決勝】 | 2005年8月17日 |
| 勝 | イ・ヨンジュ | 5分3R終了 判定3-0 | WXF: X-Impact World Championships 2005 | 2005年7月9日 | |
| 勝 | キム・ヒョンソン | 1R 0:29 KO(スラム) | SMACKGIRL 2005 ~COOL FIGHTER LAST STAND~ 【スマックガール初代ミドル級王座決定トーナメント 1回戦】 | 2005年4月30日 | |
| 敗 | タラ・ラローサ | 5分2R終了 判定0-2 | G-SHOOTO JAPAN 02 | 2005年3月12日 | |
| 勝 | エリン・トーヒル | 1R 2:39 反則(肘打ち) | SMACKGIRL 2004 ~WORLD ReMix~ 【スマックガール初代無差別級王者決定トーナメント 決勝】 | 2004年12月19日 | |
| 勝 | ロクサン・モダフェリ | 5分2R終了 判定3-0 | SMACKGIRL 2004 ~WORLD ReMix~ 【スマックガール初代無差別級王者決定トーナメント 準決勝】 | 2004年12月19日 | |
| 勝 | シャノン・フーパー | 1R 0:29 手首固め | SMACKGIRL 2004 ~WORLD ReMix~ 【スマックガール初代無差別級王者決定トーナメント 1回戦】 | 2004年12月19日 | |
| 勝 | 赤野仁美 | 5分2R終了 判定3-0 | G-SHOOTO JAPAN ~始動~ | 2004年11月26日 | |
| 勝 | Hikaru | 1R 4:14 腕ひしぎ十字固め | 全日本女子プロレス「タッグリーグ・ザ・ベスト」 | 2003年12月19日 | |
| 勝 | 坂本奈緒子 | 1R 0:23 腕ひしぎ十字固め | SMACKGIRL Third Season-IV | 2003年6月4日 | |
| 敗 | 彩丘亜沙子 | 5分3R終了 判定0-3 | SMACKGIRL ~SMACK LEGEND 2002~ | 2002年6月1日 | |
| 敗 | マルース・クーネン | 1R 2:27 チョークスリーパー | Jd'「NO HOLDS BARRED 2002」 | 2002年1月13日 | |
| 敗 | エリン・トーヒル | 2R 3:08 腕ひしぎ十字固め | ReMix GOLDEN GATE 2001 | 2001年5月3日 | |
| 敗 | マルース・クーネン | 5分3R終了 判定0-3 | ReMix WORLD CUP 2000 【決勝】 | 2000年12月5日 | |
| 勝 | スベトラーナ・グンダレンコ | 5分2R終了 判定3-0 | ReMix WORLD CUP 2000 【準決勝】 | 2000年12月5日 | |
| 勝 | バンビ・バートンチェロ | 1R 2:07 腕ひしぎ十字固め | ReMix WORLD CUP 2000 【準々決勝】 | 2000年12月5日 | |
| 勝 | ユ・ジヘイ | 1R 2:51 腕ひしぎ十字固め | CMAオクタゴンチャレンジ | 1997年12月8日 |
8.2. キックボクシングおよびシュートボクシング戦績
| 勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
|---|---|---|---|---|
| ノーコンテスト | ギャビ・ガルシア | 1R 1:19 ノーコンテスト(偶発的な反則) | SHOOT BOXING Girls S-cup 2017 | 2017年7月7日 |
| 敗 | HIROKO | 3R 0:03 TKO(ドクターストップ:右膝内側靭帯損傷) | SHOOT BOXING Girls S-cup 2011 ~ツヨカワガールズ真夏の祭典~ | 2011年8月19日 |
| 敗 | ハム・ソヒ | 2R 0:55 TKO(パンチ連打) | GLADIATOR G・シリーズ14『KOK武士(もののふ)』 | 2011年2月27日 |
| 敗 | 村上リエ | 3R 1:14 KO(パンチ連打) | J-NETWORK「J-GIRLS 女祭り 2010 ~戦う女は美しい~」 【J-GIRLSライト級タイトルマッチ】 | 2010年12月12日 |
| 敗 | モニカ | 2分3R終了 判定0-3 | NO NAME HEROES 10 | 2010年10月31日 |
| 敗 | AZUMA | 3分3R終了 判定0-3 | ニュージャパンキックボクシング連盟「熱風 零参」 | 2010年3月28日 |
| 勝 | 岡加奈子 | 2分3R終了 判定3-0 | SHOOT BOXING OSAKA 2010 ALPINISME -Young Caesar Cup- | 2010年1月17日 |
| 敗 | MITSUKI | 2分3R終了 判定0-3 | DRAGON GYM&プロレスリング・ノア合同興行 | 2009年10月18日 |
| 敗 | 村上リエ | 2分3R終了 判定0-3 | BREATHNESS MUAY THAI 4 | 2007年8月5日 |
| 敗 | ハム・ソヒ | 3分2R終了 判定0-3 | CMAフェスティバル2 美濃輪育久デビュー10周年記念大会 | 2007年7月23日 |
| 敗 | キム・ヒョンソン | 3分2R終了 判定0-3 | CMAフェスティバル 日本対韓国 全面対抗戦 | 2006年5月24日 |
| 引分 | 篠原光 | 2分3R終了 時間切れ | 女帝プロデュース「Belief」 | 2005年6月12日 |
| 敗 | 岡本裕子 | 2R終了時 TKO(試合放棄:左肩脱臼) | 全日本キックボクシング連盟「GIRLS STANDING FIGHT 1st.BOUT - Girls SHOCK!」 | 2003年1月26日 |
8.3. グラップリング戦績
| 勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
|---|---|---|---|---|
| 敗 | 二宮亜基子 | 5:56 チョークスリーパー | SMACKGIRL GRAPPRING QUEEN TOURNAMENT 2007 【ミドル級 決勝】 | 2007年9月24日 |
| 勝 | 坂本ひとみ | 判定25-0 | SMACKGIRL GRAPPRING QUEEN TOURNAMENT 2007 【ミドル級 準決勝】 | 2007年9月24日 |
| 敗 | キズマ・バトゥン | 不明 | ADCC 2005 【60kg以上級 3位決定戦】 | 2005年5月29日 |
| 敗 | ジュリアナ・ボルジェス | 不明 | ADCC 2005 【60kg以上級 準決勝】 | 2005年5月29日 |
| 敗 | タラ・ラローサ | 不明 | ADCC 2005 【無差別級 1回戦】 | 2005年5月28日 |
| 勝 | アマンダ・ブキャナー | 不明 | ADCC 2005 【60kg以上級 1回戦】 | 2005年5月28日 |
8.4. ボクシング戦績
プロボクシング戦績は2戦0勝2敗である。
9. スポーツ外活動および個人史
2002年にJd'を退団した後、藪下めぐみは高橋洋子と共に日本の大手アダルト映像メーカーであるソフト・オン・デマンド(SOD)と提携し、「SOD女子格闘技道場」を設立して総合格闘技選手の指導を始めた。
数年後、藪下と高橋はSODとの提携を解消し、2006年5月末に道場を閉鎖。新たに「巴組」を結成したが、トレーニング場所の確保のため「ファングジム」と提携せざるを得なかった。しかし、巴組のメンバーとファングジムの方針に相違が生じたため、2007年11月までに巴組は解散を余儀なくされ、藪下と高橋はフリーランスとして活動することになった。
その後、二人は新宿にあるバー兼ライブハウス「Exit」と交渉し、夜間は用心棒として働き、昼間はライブハウスのスペースを無料でトレーニングやアマチュア総合格闘技のショーに利用できるようになった。
「戦い続ける女子」を象徴するチーム名に変更することを決めた際、アメリカのアパレルブランド「Fight Chix」と出会い、提携を打診したところ、快諾された。これにより、藪下と高橋はチーム名を「Team Fight Chix」に改名した。この提携を通じて、藪下と高橋は日本市場でFight Chix製品の紹介、マーケティング、流通を行っている。
藪下がプロレスで使用する入場テーマ曲はクーラ・シェイカーの「ハッシュ」のカバーである。総合格闘技では、Visaの「Fly Away」を入場テーマ曲として使用している。

10. 外部リンク
- [https://ameblo.jp/megumi-82/ ☆復活☆ めぐちんの 風の吹くまま 気の向くまま☆] - 公式ブログ
- [https://www.facebook.com/yabushitamegumi.official 藪下めぐみ 公式Facebookページ]
- [http://www.sherdog.com/fighter/Megumi-Yabushita-10569 Megumi Yabushitaの戦績] - Sherdog
- [https://www.judoinside.com/judoka/7923 Megumi Yabushita] - JudoInside.comのプロフィール
- [http://www.fightergirls.com/fighter.asp?ID=299 Fightergirls.comのプロフィール]
- [http://goodluck-company.com/yabushita_megumi.html グッドラックカンパニーによるプロフィール]