セシリア・ベルデール

2.2.1. オリンピック

ベルデールはこれまでに2度のオリンピックに出場しています。
2008年の北京オリンピックでは補欠選手として選出されました。
2016年のリオデジャネイロオリンピックでは、2回戦でイブティハージ・ムハンマドを破りました。
そして、2021年に開催された2020年東京オリンピックでは、女子サーブル団体戦で銀メダルを獲得しました。

2.2.2. 世界選手権大会

世界選手権大会では、個人戦および団体戦で数多くのメダルを獲得しています。
2009年のアンタルヤでの世界選手権大会では、決勝でウクライナに敗れたものの、団体戦で銀メダルを獲得し、初の国際大会での表彰台に上がりました。
翌2010年のパリでの世界選手権大会では、準決勝で再びウクライナに敗れましたが、3位決定戦でマリエル・ザグニスの負傷離脱により弱体化したアメリカを破り、団体戦で銅メダルを獲得しました。
2014年のカザンでの世界選手権大会では、個人戦で自己最高のベスト16に進出しましたが、ザグニスに敗れました。団体戦ではハンガリー、開催国ロシア、イタリアを破り決勝に進出しましたが、アメリカに39対45で敗れ、銀メダルを獲得しました。
2018年の無錫市での世界選手権大会では、女子サーブル団体戦で金メダルを獲得しました。

2.2.3. ヨーロッパ選手権大会

ヨーロッパ選手権大会でも、個人戦および団体戦で数々のメダルを獲得しています。
2014年のストラスブールでのヨーロッパ選手権大会では、団体戦で銀メダルを獲得し、初のヨーロッパ選手権メダルとなりました。

2.2.4. ワールドカップおよびグランプリ

ワールドカップおよびグランプリ大会では、個人戦で数多くのメダルを獲得しています。
2010年のオルレアングランプリでは、自身が所属するクラブが主催する大会で銅メダルを獲得し、ワールドカップ(グランプリ)で初の表彰台に上がりました。
2011年のオルレアングランプリでは決勝に進出しましたが、ザグニスに敗れました。
2013-14シーズンにはアンタルヤで初のワールドカップタイトルを獲得し、その過程で当時のオリンピックチャンピオンであった金志姸を破りました。

グランプリでの成績は以下の通りです。

ワールドカップでの成績は以下の通りです。